シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
建築基礎構造
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Foundation Structure
授業コード Class code
994139Y
科目番号 Course number
41SMSTE303

教員名
福武 毅芳
Instructor
Kiyoshi Fukutake

開講年度学期
2026年度後期
Year
2026年度
Semester
②Second semester
曜日時限
月曜4限
Class hours
From 2:40 PM to 4:10 PM, Monday

開講学科・専攻 Department
工学部 建築学科

Department of Architecture, Faculty of Engineering
単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
建築構造物は必ず地盤の上に建設される。そのため、地盤および地盤に接する基礎構造の性質を理解することは、建物全体の挙動を理解するために極めて重要となる。本授業では、地盤および基礎構造に関する基本的知識を習得することを目的とし、講義を主体としつつも、理解を助けるための簡単な演習問題等を併用することによりその目標を達成する。なお、一般的な教科書では詳しく触れることのない動的問題や砂地盤の地震時液状化についても扱う。授業では、講義に加えて、理解を助けるための簡単な演習も行う。
目的 Objectives
地盤および基礎構造の理解にあたって必要となる力学等の理論は、上部構造のそれとはかなり異なっている。そのため、基礎構造を設計・施工するに当たっては、地盤および基礎構造に関する基本的な知識を十分に身につける必要がある。本授業はこれらの習得を目的としている。

到達目標 Outcomes
まず地形・地盤の性質を理解する。ついで、地盤の振る舞い、および、地盤・水と構造物の相互作用を理解するための各種理論を習得する。これにより、基礎構造を設計・施工するための準備が整うことになる。
併せて、近年重要視されるようになった地盤災害や環境問題の背景と課題を理解するための基礎知識も得ることができる。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
なし
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
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-

準備学習・復習 Preparation and review
準備学習については必要とはしない。
 ただ普段から上部構造の種類を確認するとともに、基礎構造の種類や、その下部にあたる地盤についての種々の問題、さらには地形と地盤の関係や、地形・地盤と自然災害の関係等に目を向けることも、建築基礎構造に対する理解を深める方法と言える。
成績評価方法 Performance grading policy
中間テスト・期末テストを実施する。テストでは、あらかじめA4用紙1枚の「持込用紙」を作成してもらい、それを参照しながら回答してもらう。授業態度(出席点)も評価する。
授業態度(出席点30%)・中間テスト(30%)・期末テストの成績(40%)、の合計点による。
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
Y
書誌情報 Bibliographic information
「地盤工学」桑原文夫、森北出版
MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
授業では主としてパワーポイントを使用する。また、その縮小プリントpdfファイルを紙で配布する。

授業計画 Class plan
第Ⅰ部 地盤工学の基礎
第1回 講義概要、地形・地盤と自然災害
  地形によって地盤が異なること、地形・地盤に関わる自然災害について学ぶ。
第2回 土の基本的性質
  土は、土粒子と間隙からなる。これらの組成から、土の基本量すなわち土の基本的性質(物理量)が決まる。
第3回 地盤調査
  さまざまな土の性質を調べることを地盤調査という。事前調査、現地での調査、室内での試験などがある。
第4回 土の応力とひずみ:有効応力とモール円、応力・ひずみと弾性論
  自然状態にあっても土中(地盤内)では自重による応力が発生している。モールの応力円は、3次元空間を占める地盤内の任意の平面に作用する応力状態を表す。盛土、地下水位の低下、構造物の建設などにより土中の応力が変化するとともに、変形(沈下)が発生する。
第5回 土中の水流:透水現象と浸透流
  土粒子と土粒子の間(間隙)にある水は、ある種の条件下では移動する。これを透水現象という。また、間隙を流れる水を浸透流といい、これによって土中の応力状態が変化する。
第6回 粘土の圧密:圧密理論と圧密沈下
  土粒子と土粒子の間(間隙)にある水(間隙水)がゆっくりと時間をかけて移動し、それに伴って間隙の容積が減少する現象、いわゆる地盤沈下のメカニズムを学ぶ。また地盤沈下を理論的に考察し、その沈下量と経過時間を予測する。
第7回 中間テスト
第8回 土のせん断:破壊規準とせん断試験、砂と粘土のせん断強
  土は「ずれ」を引き起こす外力(せん断応力)に弱い。そのメカニズムを理解する。
  せん断応力に対する抵抗力をせん断強さといい、土の種類によってその発揮され方が異なる。
第9回 土圧、擁壁
  擁壁に作用する地盤の圧力を理解する。直接基礎の支持力にも通じる。

第Ⅱ部 応用編
第10回 基礎構造の設計 (1)直接基礎(浅い基礎)
  地面に直接(または地表面近くに)設けられた基礎を直接基礎という。
第11回 基礎構造の設計 (2)杭基礎(施工、鉛直問題)
  地盤が軟弱で建物荷重を支えられない場合、地中に柱を構築し、深部の固い層に建物荷重を伝達する。これを杭/杭基礎と言う。建物−杭−地盤間の荷重伝達メカニズムを学ぶ。
第12回 基礎構造の設計 (3) 杭基礎(水平問題)
  地震時の杭の水平抵抗について学ぶ。
第13回 地盤震動と土の動的性質
  地震時の地盤の揺れ方と、繰り返しせん断時の土の性質について学ぶ。また液状化の起こるメカニズムについて解説する。
第14回 地盤の動的問題の評価・解析法
  地震時の地盤の挙動の解析方法について解説する。
第15回 期末テスト

担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
私は長年ゼネコンの研究所で、地盤・基礎耐震や液状化の研究を行ってきた。授業の後半ではこのような研究内容と最新の知見を分かりやすく解説する。
教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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