シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
デザイン理論と実践特論
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Advanced Design Theories and Practice
授業コード Class code
998F70A
科目番号 Course number
86DMDIP501

教員名
藤井 晴行
Instructor
Haruyuki Fujii

開講年度学期
2026年度前期
Year
2026年度
Semester
①First semester
曜日時限
火曜4限
Class hours
Tuesdays, 4

開講学科・専攻 Department
経営学研究科 経営学専攻

Department of Management, Graduate School of Management
単位数 Course credit
2.00単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
デザインは「よりよく生きるために何ができるかを問い、問いに対する答えを生み出す活動」である。論理的な思考、直感的な洞察、直観的なひらめき、多様な要求を止揚し、有形か無形を問わず、自らが動いて具体的に表現する活動である。​​​​

・この科目は、上記の「IDMのデザイン」を実践を通して体得する授業科目である。

デザインの研究(デザイン学、デザイン科学、設計学など)と実践(人工物の創造)における、古今東西の特筆すべき、もしくは、最先端の、理論、方法論、事例などのテーマを取り上げ、デザインの研究的な実践(テーマに関連するデザイン課題を用いるPBL)と実践的な研究(研究的実践の省察と関連する文献の読解)を構成的方法論を踏まえて繰り返すことによって、深掘りする。デザインに関わる〈科学の知〉と〈臨床の知〉の特徴を理解し、デザインという行為について議論するための基盤を履修者が自らのデザインの実践経験を踏まえて構成できるようにすることをねらいとしている。

デザインすることはことばを使うことと同様に誰もが持っている能力です。ことばを使うとは、話したり聞いたり文字で書いたり文字を読んだりして意思疎通や情報伝達をするということや、言語表現を媒体として思考するということです。この科目では、誰もがデザインする能力を持っていることを、ものごとを自分ごととしてデザインすることを経験して、実感するとともに、デザインするという経験を省察し、デザインについて考えたものごとや気づいたことを議論することを通して得られた知見を、学術的な形式で表現するということを繰り返します。この過程で、デザインすることについて学術的および実践的に議論するときに有用な共通言語を構成する主要な概念を掘り下げます。
目的 Objectives
IDMデザインの姿勢を〈こころ〉と〈からだ〉で解り、あらゆるものごとの実践に自然に適用する能力を涵養する。
  • 日常的な生活の中に問いを見出す感受性を磨くこと
  • 問いに応える方法を自ら工夫して実行する能力を伸ばすこと
  • 問いに応える方法の意義を他者に伝える表現力を伸ばすこと
  • 世界に発信できるデザインの方法論の共創に参画すること

本科目では特に次のことを目的とする
  • デザインについて学術的に議論するための基礎知識とデザインを高度な次元で行なうための技術をデザインの研究的実践と実践的研究を連携させる能力を修得する

経営学研究科のディプロマ・ポリシーに定める知識と能力に関連して、下記の知識と能力を修得する
  1. 経営をデザインとして捉える高度な専門知識。
  2. 経営をデザインとして捉えて探究する研究能力。
  3. 修得した高度な専門知識・研究能力と教養をもとに、自ら課題を発見・設定し、解決する能力。
  4. 正しい倫理観を持ちつつ、修得した高度な専門知識・研究能力と教養をもとに、積極的に他専門分野あるいは異文化に属する人々と協働できる能力。

東京理科大学「専門教育の目標」の、特に、専門知識を活用し、新たな課題を発見し、他者と協働して主体的に取組み、専門分野の壁を超え、高い倫理観を持って共創し、独自の視点と柔軟な思考で新たな価値を創出する能力を十分に発揮できる自分自身を自覚的にデザインする科目である。

到達目標 Outcomes
デザイン系科目に共通する到達目標が以下の通りである
  • デザインの原動力となる問いを立てることができる
  • デザイン・プロセスを、「やって・みて・わかって・かんがえる」の繰り返しの軌跡をたどれるように記述し、省察することができる
  • デザイン・プロダクトの具体的な特徴や意義を他者に伝える表現をすることができる
  • デザインにおける要求や制約と誠実に向き合うことができる(条件を歪曲しない:誠実性、条件を簡便化しない:誠実性・グリット)
  • 対象の特徴を具体的な根拠に紐づけて的確に捉え、自分の見解を説明することができる(批判的思考)
  • 伝聞される情報の真偽を客観的な証拠や信頼性の高い論拠に基づいて判断することができる(批判的思考)

本科目では、下記の実践を促進する基本的な理論知、技術知、実践知を自分ごととして修得する
  • 構成的方法と複人称研究を実践する能力を実践に活かすこと
  • 自分ごととして参画できるものごとのデザインに取り組むこと
  • デザインの思考過程を観察・省察・内省・構想することを繰り返しながら課題を遂行すること
  • デザインにおける自分や仲間の思考過程を理解して説明すること
  • 記号(言語、図式、数理)と意味(実体、概念)の関係を意識すること
  • 心身を使いこなし、五感と直観をとおしてものごとを知ること
  • 記号による表現や記号表現の操作を駆使すること

卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
履修上の注意 Course notes prerequisites
毎回の授業に出席し、そこで何を学んだかを内省すること
授業中に、字面ではわかったつもりだが、腑に落ちていないものごとが生じた場合には、その場で質問すること
予習のための課題は必ず遂行すること

下記の場合、真摯に学修する意志がないとみなし、 不合格とする
  • 欠席が4コマに達した場合(注;事前に届出のある病欠、公欠はカウントしない)
  • 授業中に授業とは関係ないゲーム、YouTube鑑賞、SNSによるコミュニケーションなどをしていることが発覚した場合
  • 剽窃、捏造などの不正が発覚した場合(既存のものごとをクレジットを明示して真似ることは推奨する)
  • 出欠確認において不正をした場合(例;代返、学外ネットワークからの出席申請など)


アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
ディベート・ディスカッション Debate/Discussion/グループワーク Group work/プレゼンテーション Presentation
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準備学習・復習 Preparation and review
授業で何を学んだかを内省すること
予習のための課題は必ず遂行すること(まずは、自分で試して考えてみることで、講義の内容が理解しやすくなります)

準備学習・復習の具体的な内容については、各回指示します。
指示がない時は、準備学習・復習のために設定されている時間(1単位の科目であるため、毎週2時間、合計30時間)を有効に活用すること。

成績評価方法 Performance grading policy
授業貢献(50%)、最終報告書(50%)

授業貢献の評価対象
  • 議論における意見や問いの表明や質疑応答における質問や応答
  • 最終報告書以外の提出物(授業の題材として利用するため授業貢献の一部とします)

要求する提出物に遅刻提出や未提出がある場合には、課題ごとの素点の合計に対して、遅刻提出・未提出1回につき0.9〜0.99の係数を乗じる
例えば、課題Aの提出物が5つあり、1つが未提出(仮に係数を0.9とする)であり、提出された4つの提出物の素点合計が80点であるとき、課題Aの成績は72点(80 x 0.9)となる。

授業に欠席や遅刻をした場合(公欠や配慮すべき理由がある場合を除く)、授業貢献と最終報告書の評点の合計に、欠席又は遅刻 1回につき一定の係数を乗じる

学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
適宜、紹介します

授業計画 Class plan
本講義は対面での講義と議論を中心とする
ため、全ての回に対面で出席すること

講義と議論:デザインとは何かを探究する(下記を糸口とする:学部科目「デザインの学と術」とは深みが異なる)
  • Characteristics of Designing
  • Function-Behavior-Structure
  • Situatedness in Design
  • Constructive Methodology
  • Reflection-in-Action(行為内思考)
  • Emotional Design
  • Formal Knowledge and Tacit Knowledge
  • 臨床の知と科学の知
  • 環世界
  • 知・情・意
  • Intuition-in-Action(行為的直観)
進行状況によって内容を選択します。

日程概要は以下の通り
  1. ガイダンス
  2. 講義と議論
  3. 課題1:調査・デザイン
  4. 課題1:調査・デザイン
  5. 課題1:調査・デザインの報告
  6. 講義と議論
  7. 講義と議論
  8. 講義と議論
  9. 課題2:取材報告・構想発表
  10. 課題2:調査・デザイン
  11. 課題2:調査・デザイン
  12. 課題2:調査・デザインの報告
  13. 講義と議論
  14. 講義と議論
  15. 最終報告書仕上げ
注)調査・制作の場所はテーマに応じて選択すること

担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
一級建築士の資格を有し、企業にて建築プロジェクト、技術開発の実務に10数年携わった経験がある。また、北海道函館市、沖縄県伊是名村(課題の想定地域)の地域創成に携わってきている。これらから得られた理論知、技術知、実践知を教導する。
教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
オフィスアワーは初回授業にて連絡。


授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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