シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
多次元デザイン
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Multi Dimensional Design
授業コード Class code
9989D31
科目番号 Course number
89DMDIP205

教員名
似内 遼一、藤井 晴行
Instructor
Haruyuki Fujii, Ryoichi Nitanai

開講年度学期
2026年度前期
Year
2026年度
Semester
①First semester
曜日時限
水曜3限、水曜4限
Class hours
Wednesdays 3, 4

開講学科・専攻 Department
経営学部 国際デザイン経営学科

Department of International Design Management, School of Management
単位数 Course credit
2.00単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
IDMのデザインは「よりよく生きるために何ができるかを問い、問いに対する答えを生み出す活動」である。論理的な思考、直感的な洞察、直観的なひらめき、多様な要求を止揚し、有形か無形を問わず、自らが動いて具体的に表現するものである。
  • この科目は、上記の「IDMのデザイン」を実践を通して体得する授業科目である。
  • 与えられた課題を自分ごととして捉えて理解し、立体物としてアウトプットを行い、他者にレビューされ、他者をレビューし、自身でもふりかえることで、自身の特性を内省し、自身の表現手法を構築する。
  • 出題者やゲスト・クリティークとして実務経験のある外部専門家を招聘する場合がある。
目的 Objectives
IDMデザインの姿勢を〈こころ〉と〈からだ〉で解り、あらゆるものごとの実践に自然に適用する能力を涵養する。
  • 日常的な生活の中に問いを見出す感受性を磨くこと
  • 問いに応える方法を自ら工夫して実行する能力を伸ばすこと
  • 問いに応える方法の意義を他者に伝える表現力を伸ばすこと
  • 世界に発信できるデザインの方法論の共創に参画すること

本科目では特に次のことを目的とする。
  • デザインに関わる観察と観察に基づく洞察を日常的に行なう姿勢を修得すること
  • デザインの認知過程を逐次記録する姿勢を修得すること
  • デザインの特徴を課題の遂行を通して体感するとともに理解すること
  • デザインの「お題」に関わる領域における知見をデザインに適用する能力を修得すること
  • 未来の好ましい状況を思い描き、それを実現させる道筋を工夫する能力を修得すること

授業で示されたデザインの「お題」に対して、当事者意識をもって、能動的に遂行することを通し、国際デザイン経営学科のディプロマ・ポリシーに定める下記の能力などを鍛錬する。
  • 「自ら設定したテーマに関して、専門知識を社会で活用できる能力」
  • 「失敗を恐れずに、失敗から学ぶ柔軟な姿勢 」
  • 「クリエイティブ・コンフィデンスを多様な形式で表現する能力」
  • 「オープンなマインドを持ち、グローバルな視点と多様性を尊重すること」

東京理科大学「専門教育の目標」の、特に、専門知識を活用し、新たな課題を発見し、他者と協働して主体的に取組み、専門分野の壁を超え、高い倫理観を持って共創し、独自の視点と柔軟な思考で新たな価値を創出する能力を発揮できる自分自身を覚醒させる科目である。

到達目標 Outcomes
デザイン系科目に共通する到達目標を下記に示す。
  • デザインの原動力となる問いを立てることができる
  • デザイン・プロセスを、「やって・みて・わかって・かんがえる」の繰り返しの軌跡をたどれるように記述し、省察することができる
  • デザイン・プロダクトの具体的な特徴や意義を他者に伝える表現をすることができる
  • デザインにおける要求や制約と誠実に向き合うことができる(条件を歪曲しない:誠実性、条件を簡便化しない:誠実性・グリット)
  • 対象の特徴を具体的な根拠に紐づけて的確に捉え、自分の見解を説明することができる(批判的思考)
  • 伝聞される情報の真偽を客観的な証拠や信頼性の高い論拠に基づいて判断することができる(批判的思考)

この科目の到達目標は、とらえどころが明確ではない要求に対して、「自分は何ができるかを問い、その問いに対する答えを生み出し、その答えの価値を他者が理解できるように表現する」ということを、よりよいデザイン・プロダクトの提案に向けて、自己の創造性を信じ、失敗を恐れずに遂行し、失敗してもそこから学んだことを活かし、デザインを進める能力と姿勢を修得することである。​​​​

上記の過程において、論理的な思考、直感的な洞察、直観的なひらめき、多様な要求を止揚する能力と姿勢を修得する。


卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
この授業では主体的に実践に取り組み、積極的に議論に加わり発⾔・提案・実践することが求められる。併せて、⾃分で判断しながら思考し実践すると同時に、他の⼈の創造性を理解し尊重するしようとする姿勢も必要とされる(注:このことはデザイン系科目に通底する)。

プロジェクト遂行上で発生する問題に対しては、担当教員に相談すること。

アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/ディベート・ディスカッション Debate/Discussion/グループワーク Group work/プレゼンテーション Presentation/PBL (課題解決型学習) Problem-based learning/実習 Practical learning
-

準備学習・復習 Preparation and review
準備学習・復習に関しる具体的な内容があるときは、適宜、指示します。
指示がない時は、準備学習・復習のために設定されている時間(2単位の科目であるため、毎週4時間、合計60時間)を有効に活用すること。
成績評価方法 Performance grading policy
上記「到達目標」の達成度合を、主に、課題ごとに要求する提出物(下記)と最終報告書によって評価する。
  • デザインの認知過程の記録
  • デザイン・プロダクトの模型
  • デザイン・プロダクトの設計図・説明書
  • その他、それぞれの課題が指定するもの

配点は以下の通りである。
第1課題(15%)、第2課題(25%)、第3課題(10%)、最終報告書(50%)

要求する提出物に遅刻提出や未提出がある場合には、課題ごとの素点の合計に対して、遅刻提出・未提出1回につき0.9〜0.99の係数を乗じる
例えば、課題Aの提出物が5つあり、1つが未提出(仮に係数を0.9とする)であり、提出された4つの提出物の素点合計が80点であるとき、課題Aの成績は72点(80 x 0.9)となる。

下記の場合、真摯に学修する意志がないとみなし、​不合格とする
  • 欠席が4コマに達した場合(注;事前に届出のある病欠、公欠はカウントしない)
  • 授業中に授業とは関係ないゲーム、YouTube鑑賞、SNSによるコミュニケーションなどをしていることが発覚した場合
  • 剽窃、捏造などの不正が発覚した場合(既存のものごとをクレジットを明示して真似ることは推奨する)
  • 出欠確認において不正をした場合(例;代返、学外ネットワークからの出席申請など)
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
-
MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
適宜紹介する。

授業計画 Class plan
性質が異なる複数の課題を並行して進める
  • 課題1:観察することによって自然現象の法則性を認識し、その法則性を適用したデザインを行なう
  • 課題2:未来の状況を自分ごととして捉え、取材を踏まえて構想したものごとを具象化するデザインを行なう
  • 課題3:類推による発想を訓練するデザインを行なう

授業日程は以下の通り
  • 1,2: ガイダンス・課題説明
  • 3,4: 課題1:取材報告・構想発表
  • 5,6: 課題1:模型制作
  • 7,8: 課題1:模型制作
  • 9,10: 課題1:プロダクト鑑賞と講評
  • 11,12: 課題2:構想
  • 13,14: 課題2:構想
  • 15,16: 課題2:設計
  • 17,18: 課題2:設計
  • 19,20: 課題2:模型制作
  • 21,22: 課題2:模型制作
  • 23,24: 課題1:プロダクト鑑賞と講評
  • 25,26: 解題(課題1、2)
  • 27,28: 課題3:講評と解題
  • 29,30: 最終報告書の仕上げ

注
  • 本講義は対面で実施するため、全ての回に対面で出席すること
  • 制作は教室以外の場所で行なってもよい
  • 提出物から予習・授業・復習に割り当てられた時間を有効に活用していることを読み取ることができない場合、欠席とみなす場合がある。
  • 進行状況によって日程が変更になる場合がある

担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
建築プロジェクト、地域計画、コミュニティ・デザイン、技術開発などの実務経験に基づいて、教科書、参考書、マニュアルだけでは学べない、デザインの実践知、作法なども教導します。
教育用ソフトウェア Educational software
-
-

備考 Remarks
オフィスアワー、連絡先は初回授業にてお知らせします。



授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
Y
授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
N