シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
知的財産論
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Theories of Intellectual Property
授業コード Class code
9960G14
科目番号 Course number
L2CAINPc01

教員名
宮武 久佳
Instructor
宮武久佳

開講年度学期
2026年度後期
Year
2026年度
Semester
②Second semester
曜日時限
火曜4限
Class hours
火曜日4時限

開講学科・専攻 Department
創域理工学部(一般教養科目)

A course of liberal arts, the Faculty of Science and Technology
単位数 Course credit
2.00単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
コースは、「著作権法入門」ないしは「コンテンツの権利」と位置付ける。つまり、コンテンツ(文章、写真、動画、イラスト、音楽など)についての法ルールについてのコースと理解されたい。
生成AIと著作権についても射程に含める。

知財の他の重要分野である特許(発明)や商標などについては扱わない。

デジタル・ネットワーク時代、コンテンツや情報が自由に往来する。このため著作権が一挙にクローズアップされた。コンテンツを扱うメディアだけでなく、一般企業でも広報やPRなどの現場では著作権の基本知識が必須である。一市民としても、メールやソーシャルネットワークを使用する場合に著作権のことが気にかかる。著作権のことをを知っているつもりでも、著作権法にはどのようなことがどのような言葉で書かれているのか点検する機会が必要だ。この授業では著作権法の基本的な考え方に触れながら、日常やビジネスの現場で必要となる基本的な事柄を条文に則しながら学ぶ。

「権利の保護」と「文化の発展の寄与」を目指す著作権法を勉強するには、絵画や音楽、文学など実際のコンテンツに触れことが重要である。G・ルーカスは、ホメロスの英雄叙事詩にヒントを得て、映画「スターウォーズ」を作り、シェークスピアやモーツァルトの「オリジナル」作品には先行作品があったことが知られている。「コンテンツはリサイクルされて命を保ち続ける」のかもしれない。著作権を勉強する際には、単に法律論に終始するのでなく、こうしたコンテンツの連鎖を実際に点検する姿勢も重要である。この授業では、日々起きる著作権に関するニュースを検討するだけでなく、幅広い教養や知見を重視するリベラルアーツ的なものの考え方を養いつつ、著作権の基本的な考え方に生き生きと迫りたい。
目的 Objectives
著作権の基本的な考え方が身につき、レポートや論文執筆に関して、著作権に関する必要なセンスとスキルが身に付く。
到達目標 Outcomes
研究・開発に関わる人材として必要な知的財産の基礎的知識・スキルの修得を目標とする。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
毎回、LETUSシステム経由で提出物があるので注意すること。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
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準備学習・復習 Preparation and review
毎回のコメントシート提出、出席状況、LETUS経由で送られるオンライン課題を80%、期末レポートを20%として評価する。単位取得には、3分の2以上の出席を要す。最低でも10回は出席すること。
成績評価方法 Performance grading policy
講義内容を理解し、コンテンツの権利の基本について、いつでもすぐに記憶から取り出せる状態を最低限の目標とする(C評価)。著作権や知財についてさらなる知見を獲得する度合いに応じて、評価がBからSのどこかに与えられる。

・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
Y
書誌情報 Bibliographic information
『ゼロからの著作権 学校・社会・SNSの情報ルール』(宮武久佳著、岩波書店。940円+税)
MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
適宜、書籍や新聞・雑誌から教材として配布する。

授業計画 Class plan
対面で実施する。諸事情でオンライン(オンデマンド/リアルタイム)もあり得る。

以下の順番も変化が生じる可能性がある。

1.全体への導入。
知的財産権法総論、著作権法の目的、沿革、産業財産権と著作権の相違点

2. 情報のインパクト(1)
情報独占をあり方を歴史から探る。例、アルタミラの壁画、マラトン兵士の任務

3. 情報のインパクト (2)
情報独占をあり方を歴史から探る。例、もう一枚の「モナリザ」、ワーテルローの戦いと情報

4. 情報のインパクト(3)
情報独占をあり方を歴史から探る。例、間違った地図で命を落とす実例、JFK暗殺報道の衝撃

5. 情報とコンテンツ
著作権を超えて

6. 中間まとめ

7. 模倣と創造の秘密(1)
美術作品に見る模倣と創造

8. 模倣と創造の秘密(2)
文学作品に見る模倣と創造

9. 模倣と創造の秘密(3)
音楽作品に見る模倣と創造

10. 著作権 I
メディアと著作権の歴史

11.著作権 2
著作物、著作者

12. 著作権 3
コンテンツの自由利用  
13. 著作権 4
財産権と人格権

14. 人工知能と著作権

15. 未来の著作権をどう考えるか (全体まとめ)

担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
講師は、一般社団法人共同通信社に25年、記者(デスク)として務めた。記事(文章)や写真、動画、音声によるコンテンツを扱うのが仕事。著作権実務に従事してきたと言ってよい。著作権関連の出版物も数点ある。

講師についての詳細は以下のウエブサイトを参照のこと。
https://hisamiyatake.com
教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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