シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
教育相談の理論と方法 (3MA-2)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Theories and Methods on EducationalCounseling
授業コード Class code
9960371
科目番号 Course number
T1FTMIG302

教員名
市川 寛子
Instructor
Hiroko Ichikawa

開講年度学期
2026年度前期
Year
2026年度
Semester
①First semester
曜日時限
水曜1限
Class hours
Wednesday 1st. Period

開講学科・専攻 Department
創域理工学部(教職科目)

A course of teacher education, the Faculty of Science and Technology
単位数 Course credit
2.00単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
学校カウンセリングとは、子どもが学校にかかわる期間に生じる子どもの心理・教育上の諸問題への、臨床・発達心理学的方法による援助的アプローチのことである。しかし、実際には、子どもの問題を通じて親や教師という大人の心理的問題や、家族の問題、学校という制度の持つ社会的・文化的問題などにかかわる広いテーマを持っている。
 本授業では学校カウンセリングが扱いうる諸問題やそれへの具体的な援助方法を学ぶとともに、これらの学びの実践力を身につけるためのエクササイズを体験する。
目的 Objectives
学校カウンセリングが扱うべき諸問題を理解するとともに、これらの問題に対応しうる、心理学的理論、技能、実践力を修得する。

●本科目は、創域理工学部カリキュラム・ポリシーにある『自然・人間・社会を幅広く俯瞰できる能力』の涵養に関連している。
また、教養教育の目標に掲げる能力のうち、「専門分野の枠を超えて広い視野で多元的・複眼的に自然・人間・社会を俯瞰できる能力」、「正解のない課題に対しても積極的に挑むための判断力・行動力」の涵養に関連している。
到達目標 Outcomes
(1) 学校カウンセリングとは何かを説明できる。
(2) 教師に求められるカウンセリング・マインドを説明できる。
(3) 児童・生徒が抱える代表的な心理的問題を説明できる。
(4) 教育現場で求められるカウンセリング理論を説明できる。
(5) 教育現場で求められるカウンセリング技能を実践できる。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
15回すべての講義に出席することが前提であるため、初回から必ず出席すること。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/ディベート・ディスカッション Debate/Discussion/グループワーク Group work/プレゼンテーション Presentation
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準備学習・復習 Preparation and review
各回とも、予習は2時間、復習は2時間行うこと。
内容は下記の授業計画で明記した内容のほか、講義内容を小論文形式の文章で記述しておくこと。
講義で発表担当回が決まったのち、発表の準備を班内で打ち合わせて行うこと。
成績評価方法 Performance grading policy
講義への参加態度(発言回数、グループディスカッションへの貢献)および毎回の小論述の投稿・他受講生3人以上へのコメント・プレゼンテーションの相互評価の提出(70%)
自分の班のプレゼンテーション(10%)
到達度評価レポート(20%)
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
Y
書誌情報 Bibliographic information
ワークで学ぶ学校カウンセリング〔増補改訂版〕 竹尾和子・井藤 元 編  ナカニシヤ出版 2026年   ISBN:9784779518935
MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
「教師のための学校カウンセリング」小林正幸・橋本創一松尾直博編 有斐閣アルマ
「指導援助に役立つスクールカウンセリング・ワークブック」黒沢幸子著 金子書房
「ソーシャルスキルの視点からみた学校カウンセリング」小林正幸・奥野誠一著 ナカニシヤ出版
「子どもと教師のための「チーム援助」の進め方」水野治久著 金子書房
「学校現場で使えるカウンセリング・テクニック(上・下)」諸富祥彦著 誠信書房
他、授業中に適宜紹介します。

授業計画 Class plan
第1回 ガイダンス

(1)本講義の構成と諸注意
 (2)学校における教育相談とは:教育相談の意義と課題

■準備学習:シラバスを一読し、教科書第1章を一読する

■復習:課題をLETUSのフォーラムから投稿し、他受講生の投稿にコメント返信する


第2回:児童生徒からのSOSに気づく:アセスメント

(1) 生徒を理解・援助するためのアセスメント

(2)教師に求められる日常的な関わりの中でのアセスメント
 (3)学校におけるアセスメントの実際1:精神疾患(統合失調症や抑うつ症状など)
 (4)学校におけるアセスメントの実際2:児童虐待

■準備学習:教科書第9章を一読する

■復習:課題をLETUSのフォーラムから投稿し、他受講生の投稿にコメント返信する


第3回:教育相談の進め方1:SCやSSWとの校内連携

(1)SCとSSW、その役割と違いについて

■準備学習:教科書第8章を一読する

■復習:課題をLETUSのフォーラムから投稿し、他受講生の投稿にコメント返信する


第4回:学校と関係機関等の連携による教育相談体制:「チームとしての学校」、集団守秘義務

(1)スクリーニング会議・ケース会議

(2)チーム援助と守秘義務

(3)チーム援助の実際:学級崩壊
 ■準備学習:教科書第7章を一読する

■復習:課題をLETUSのフォーラムから投稿し、他受講生の投稿にコメント返信する


第5回:教育相談の理論と方法1:人間中心(Person Centered)アプローチ、教員のカウンセリングマインド

(1)精神分析学と精神分析療法

(2)来談者中心療法(精神分析療法との違い)

■準備学習:教科書第15章を一読する

■復習:課題をLETUSのフォーラムから投稿し、他受講生の投稿にコメント返信する


第6回:教育相談の理論と方法2:傾聴、受容と共感

(1)来談者中心療法(傾聴と受容・共感・自己一致)

(2)エクササイズ:傾聴レッスン1/心をこめてひたすら聞く(うなづきとあいづち)

(3) フェルトセンスとフォーカシング

■準備学習:教科書第16章を一読する

■復習:課題をLETUSのフォーラムから投稿し、他受講生の投稿にコメント返信する


第7回:教育相談の理論と方法3:ブリーフセラピー

(1)ブリーフ・セラピーとは

(2)エクササイズ:子どもが抱える日常的な悩みとブリーフ・セラピー

■準備学習:教科書第18章を一読する

■復習:課題をLETUSのフォーラムから投稿し、他受講生の投稿にコメント返信する


第8回:教育相談の理論と方法4:基礎理論(認知行動療法)

(1)認知行動療法とは

(2)教師のメンタルヘルス

(3)エクササイズ1:思考バランスシート

(4)エクササイズ2:マインドフルネス

■準備学習:教科書第17章を一読する

■復習:課題をLETUSのフォーラムから投稿し、他受講生の投稿にコメント返信する


第9回:「育てる教育相談」と教育活動:グループエンカウンター、ピアサポート

(1)構成的エンカウンター・グループとは

(2)エクササイズ:学級運営のための構成的エンカウンター・グループ

(3) ピアサポートとは

■準備学習:教科書第3章を一読する

■復習:課題をLETUSのフォーラムから投稿し、他受講生の投稿にコメント返信する




第10回:「育てる教育相談」と教育活動:ソーシャルスキルトレーニング、ライフスキルトレーニング

(1) ソーシャルスキル・トレーニングとは

(2) ライフスキル・トレーニングとは

■準備学習:教科書第2章を一読する

■復習:課題をLETUSのフォーラムから投稿し、他受講生の投稿にコメント返信する


第11回:「育てる教育相談」と教育活動:アサーショントレーニング

(1)コンプリメント(賞賛・労い)とリソース

(2)エクササイズ:傾聴レッスン4/適切にコンプリメントする

(3)エクササイズ:傾聴レッスン5/困難を乗り越えるためのリソースに気づく

■準備学習:教科書第10章を一読する

■復習:課題をLETUSのフォーラムから投稿し、他受講生の投稿にコメント返信する


第12回:教育相談事例研究:いじめ、不登校

 

■準備学習:教科書第5章、6章を一読する

■復習:課題をLETUSのフォーラムから投稿し、他受講生の投稿にコメント返信する




第13回:教育相談事例研究:非行、学級崩壊

■準備学習:教科書第9章、11章を一読する

■復習:課題をLETUSのフォーラムから投稿し、他受講生の投稿にコメント返信する


第14回:教育相談事例研究:虐待、家庭支援という考え方と保護者対応

(1) 学校における家庭支援という考え方

(2) 家族システム理論と家族カウンセリング

(3) 特別な教育的ニーズを持つ子どもと保護者の気持ち

■準備学習:教科書第13章を一読する

■復習:課題をLETUSのフォーラムから投稿し、他受講生の投稿にコメント返信する


第15回 到達度評価と解説

■準備学習 教科書およびこれまでの講義での配布資料を一読する

■復習 到達度をさらに上げるために,半期を振り返って文章にまとめる


なお、履修者の理解や興味に合わせて内容を適宜調整することがある。

原則として、すべての授業を対面で実施する。

担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
各回の講義で、座学と学生によるプレゼンテーションを半分ずつ行います。詳細は第一回講義で説明します。

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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