シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
現代生物学概論 (前・月3)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
General Biology
授業コード Class code
99K1344
科目番号 Course number
L1NATURb22

教員名
橋本 茂樹
Instructor
Shigeki Hashimoto

開講年度学期
2026年度前期
Year
2026年度
Semester
①First semester
曜日時限
月曜3限
Class hours
Monday 3rd. Period

開講学科・専攻 Department
理学部第一部(一般教養科目)
経営学部(一般教養科目)

A course of liberal arts, Faculty of Science Division Ⅰ
A course of liberal arts, the School of Management
単位数 Course credit
2.00単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
⑦ [遠隔]オンライン授業(同期)/ [Remote]Online (synchronized remote)

概要 Description
近年、生命科学分野で注目を集めているトピックスに触れながら、基礎的な生物学を広く系統的に学ぶ。
目的 Objectives
1. 生命現象が階層的(個体から分子)に理解できることを学ぶ。
2. 生物学の基礎的な知識を基に健康や医療に対する理解を深める。
3.「科学リテラシー」としての生物学を身につける。
本科目は、経営学部におけるカリキュラム・ポリシーの「一般教養科目」に定める『自然・人間・社会を幅広く俯瞰できる能力、論理的・批判的思考力』を養う科目である。
到達目標 Outcomes
1. 日常生活に関係する生命現象を自分の言葉で説明できるようになる。
2. 健康や食糧、環境問題に対する関心が履修前よりも高くなる。
3. 医療や病気などに関するメディア報道が理解できるようになる。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
高校理科で「生物基礎」を履修、もしくは「生物基礎」の内容に相当する生物的知識を有している事が望ましい。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
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準備学習・復習 Preparation and review
毎回の授業で取り扱う教科書の頁をLETUSにファイル掲載する。毎回、指定された頁をよく読んだ上で講義に臨むこと(準備学習1時間)。講義が終わったら内容を振り返りながら、要点を箇条書きにしてまとめること(復習2時間)。
成績評価方法 Performance grading policy
到達度評価のためのテスト(対面、オンライン解答)を実施、この結果により成績を決める。テストは、講義の要点、および講義について考察したことを論述する問題を出題する。
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
Y
書誌情報 Bibliographic information
[現代生命科学 第3版]東京大学生命科学教科書編集委員会,羊土社,978-4-7581-2103-3
教科書は、MyKiTS(教科書販売サイト)から検索・購入可能です。
MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
[理工系のための生物学]坂本順司,裳華房,978-4-7853-5231-8
[分子生物学講義中継番外編]井出利憲,羊土社,978-4-7581-2014-2

授業計画 Class plan

第1回:ガイダンス(4/13)
本講義の概要と授業の進め方、成績評価の仕方、質問への対応などについて理解する。

第2回:ヒトはどのように誕生し進化してきたか(4/20)
生物界におけるヒトを含む類人猿の位置づけを学び、類人猿からヒト(ホモ・サピエンス)に至る進化の道のりを理解する。
<学習キーワード>五界説,分類階級,霊長類,化石人類,ホモ属,直立二足歩行,出アフリカ

第3回:ヒトの体はどのような作りになっているか(4/27)
人体が消化系や排出系、感覚系などの各種器官系から構成されていることを学び、肝臓や腎臓などの器官を具体例として専門的な働きを理解する。
<学習キーワード>循環器系,心臓,消化器系,肝臓,排出系,腎臓,感覚器官,耳目

第4回:細胞はどのような構造になっているか(5/11)
生物に共通する特徴である「細胞」について、原核細胞と真核細胞の違いを中心に細胞内の構造や細胞周囲の構造を理解する。
<学習キーワード>原核細胞,真核細胞,細胞小器官,細胞外基質,細胞内共生,ウイルス

第5回:遺伝情報はどのように発現するか(5/18)
「セントラルドグマ」と呼ばれる分子生物学の原理が、DNAからmRNAを経てタンパク質が生成する転写・翻訳の流れと、DNAからDNAが生じる複製の流れから成り立っていることを理解する。
<学習キーワード>セントラルドグマ,転写,mRNA,翻訳,リボソーム,遺伝子発現,半保存的複製

第6回:バイオテクノロジーとはどのような技術か(5/25)
ヒトの遺伝子を細菌に導入して有用タンパク質を効率的に作る方法やゲノム配列を解読する技術、標的細胞の遺伝子を編集する技術等、代表的なバイオ技術について理解する。
<学習キーワード>制限酵素,プラスミド,大腸菌,組換えDNA,クローニング,PCR,GFP,塩基配列決定,Crisper/Cas9
 
第7回:生きるエネルギーをどのように獲得するか(6/1)
栄養として摂取した糖質が消化・吸収された後、代謝経路によって分解、エネルギーが取り出されて「ATP」と呼ばれる物質が作られる過程を理解する。
<学習キーワード>代謝経路,グルコース,解糖系,クエン酸回路,ミトコンドリア,電子伝達系,ATP合成酵素

第8回:シグナル分子は体内でどのように働くのか(6/8)
内分泌腺からホルモン分子が分泌され、血流を介して標的器官に作用、生理応答が起こる迄の流れを理解する。更に血糖調節と浸透圧調節を具体例として、ホルモンに対する理解を深める。
<学習キーワード>内分泌腺,ホルモン,すい臓,血糖値,糖尿病,腎臓,副腎髄質,血圧調節

第9回:神経はどのように情報を伝えるのか(6/15)
「活動電位」と呼ばれる電気シグナルがニューロン(神経細胞)で発生し、このシグナルがシナプスまで伝わると、化学シグナルである伝達物質に変換されて次のニューロンへ情報伝達されていく仕組みを理解する。
<学習キーワード>中枢神経,自律神経,ニューロン,活動電位,興奮伝導,シナプス伝達,神経伝達物質

第10回:免疫は外敵の侵入をどのように防ぐか(6/22)
外敵に対して自然免疫が働き、情報が獲得免疫へと伝達されることで外敵の排除が起こるしくみを理解する。またガン治療などで用いられつつある抗体医薬の概要についても学ぶ。
<学習キーワード>自然免疫,抗原提示,獲得免疫,T細胞とB細胞,抗体遺伝子,ワクチン,モノクローナル抗体,ガン免疫

第11回:生物の体は誕生からどのように作られていくのか(6/29)
有性生殖により受精卵が作られる過程、更に受精卵が胚となり成体へ成長していく過程を理解する。また幹細胞を用いた臨床応用、染色体操作による育種技術についても学ぶ。
<学習キーワード>有性生殖,受精,卵割,胚盤胞,三胚葉,器官原基,幹細胞, iPS細胞,代理親魚技術
 
第12回:ガンとはどのような病気か(7/6)
現在日本で、死因第一位の病気として深刻な問題となっている「ガン」について、細胞形態や遺伝子変異、ガン遺伝子とガン抑制遺伝子の働き、細胞の不死化の観点から理解する。
<学習キーワード>悪性腫瘍,無限増殖,多段階発ガン説,ガン遺伝子,ガン抑制遺伝子,遺伝子突然変異,不死化細胞,テロメア

第13回:記憶は脳でどのように形成されるのか(7/13)
記憶において重要な働きをすることが分かってきた大脳の「海馬」において、記憶が形成されるしくみを物質レベルで理解する。
<学習キーワード>海馬,側頭葉,エピソード記憶,シナプス可塑性,長期増強, NMDA受容体,場所細胞

第14回:新型コロナウイルスとはどのようなウイルスか(7/20)
パンデミックを引き起こした新型コロナウイルスについて、ウイルスの特徴(構造、系統分類など)や感染検査、ワクチン開発、治療薬開発の点から学ぶ。
<学習キーワード>SARS-CoV2,新興感染症,RNAウイルス,変異株,スパイクタンパク質,リアルタイムPCR,抗原検査,mRNAワクチン

第15回:到達度評価(7/27)
これまでの授業内容の理解度を試す。

担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
Y
授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
N