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教員名 : 石川 浩
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科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
化学における特許戦略 (化学情報管理1)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Patent strategy in the field of chemistr
授業コード Class code
991631V
科目番号 Course number
16CHZZZ301
教員名
石川 浩
Instructor
Hiroshi Ishikawa
開講年度学期
2026年度後期
Year
2026年度
Semester
②Second semester
曜日時限
月曜3限
Class hours
The 3rd period on Monday
開講学科・専攻 Department
理学部第一部 応用化学科
Department of Applied Chemistry, Faculty of Science Division Ⅰ 単位数 Course credit
2.00単位
授業の方法 Teaching method
講義
Lecture 外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
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授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class
概要 Description
現代を生きる上で「知的財産」特に「特許」の知識は必須の一般教養であり、化学分野の研究者にとって、「特許」は特に必要なアイテムといえる。「特許」を、単にその制度・手続についての知識として覚えるのではなく、研究成果を社会実装するにあたり役立つ「特許戦略」を具体的に実践的に身に着けることが重要である。そのためには、「特許活用」できる「戦略」の観点を踏まえて特許制度を学習することが重要である。
具体的には、まずは「特許」にあまりなじみのない学生を念頭に、「特許」に関連する基本的な法律用語や「特許」取得までの具体的な手続きの流れを、わかりやすく図解しながら解説し、「特許制度」の基本を正確に理解してもらう。 その上で、「特許活用」「特許戦略」の観点からみて、社会実装(事業)に役立つ「特許権」とはどのようなものを学習し、さらに、取得した「特許権」をどのように有効活用していくのか、他社からの「特許権侵害」の攻撃をどのようにかわすのか等を学習する。実践的に理解してもらうために、話題になった事例・裁判例をいくつか紹介する。また、池井戸潤著「下町ロケット」(参考図書)に登場する「特許権」をめぐる他社との攻防や漫画「閃きの番人」に登場する関連する話題も取り上げる。 目的 Objectives
研究成果を社会実装するのに必要な「特許」の取り方、活用の仕方についての基本を習得する。このとき、手続き的な面よりも、役立つ・活用という視点で「戦略的」に考えられるようになることを目指す。
また、日々のニュースや小説などで、「特許」の用語に接したとき、望ましくは、「特許」の用語がなくても新技術・新製品に接したとき、そこに登場する「特許権」(知的財産)の内容や、その裏にある「特許戦略」についても考察できるようになることを目指す。 到達目標 Outcomes
「特許制度」、「特許権」についての正確な基礎知識を身に付けること。そして、「特許戦略」の考え方に沿って、研究成果の社会実装に繋がる、有効に活用できる「特許」とはどのようなもかについて理解できるようになること。そのために、研究成果(発明)をどのように出願・権利化していくのか、また取得した「特許権」の有効活用方法と、さらに社会実装にあたっての留意的などについて、基礎的な知識を身に付けること。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。 You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments). https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/ 履修上の注意 Course notes prerequisites
特になし。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
小テストの実施 Quiz type test
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準備学習・復習 Preparation and review
「準備学習」としては、参考図書として紹介した・特許庁編「知的財産権制度入門」や、・池井戸潤著「下町ロケット」を読んでおいてほしい。特に、「特許」が登場するシーンを把握していることが好ましい。
「復習」は重要。講義内容の基本を確認する「小テスト」を毎回実施予定。毎回、最初に小テストの解説(又は前回の講義内容についてディスカッション)を行う予定。 そのため、少なくとも前回の講義に関連する内容の復習が必要。 成績評価方法 Performance grading policy
・毎回の授業での重要なポイントを小テストとして出題し、授業後に提出。
・小テストは、次の授業までに採点し返却する。授業の最初に解答、解説を行い、LETUSにも掲載。 ・原則として最終日に対面での到達度評価(試験)を行う。到達度評価(試験)の解説は試験日当日に行う。 ・平常点(小テスト等)(50%) + 到達度評価(試験)(50%)を総合的に評価する。 <!--[if !supportLineBreakNewLine]--> <!--[endif]--> 学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している ・B:到達目標を達成している ・C:到達目標を最低限達成している ・D:到達目標を達成していない ・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している ・S:Achieved outcomes, excellent result ・A:Achieved outcomes, good result ・B:Achieved outcomes ・C:Minimally achieved outcomes ・D:Did not achieve outcomes ・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation 教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store). https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ 参考書・その他資料 Reference and other materials
・特許庁編「知的財産権制度入門」(2025年度)
特許庁のホームページからダウンロード可能(無料) https://www.jpo.go.jp/news/shinchaku/event/seminer/text/2025_nyumon.html ・池井戸潤「下町ロケット(シリーズ第1巻)」小学館 第145回 直木賞受賞作品 (一般書店で購入可能) ・漫画「閃きの番人」シリーズ(日本弁理士会発行) 日本弁理士会のホームページからダウンロード可能(無料) https://www.jpaa.or.jp/comic/ 授業計画 Class plan
1.はじめに 最近の話題、研究成果の特許化、産業財産権 2.特許制度の役割と制度概要 特許制度の本質と意義、特許化・公開・ノウ・ハウ秘匿化、ノーベル賞学者と特許、 3.発明と発明者 特許における「発明」「発明者」、冒認、職務発明 4.特許権取得の手続 発明から特許出願、特許権取得に必要な手続き・要件 5.新規性と進歩性(1) 実体審査、新規性・進歩性とは? 先願主義 6.新規性と進歩性(2) 新規性喪失の例外、先願主義と先願発明 7.記載要件 特許請求の範囲と明細書の記載要件、微生物の寄託制度 8.優先権制度と特許戦略 優先権制度と実施例、特許戦略、単一性・分割・変更・補正、 9.外国への特許出願 属地主義、パリ条約、国際(PCT)出願、諸外国の特制度比較 10.特許権の効力と活用 特許権の効力(実施権)と存続期間、試験研究、先使用権、ライセンス 11.特許権の活用と侵害 特許権者が被疑侵害者にできること、(下町ロケットにみる特許活用) 12.審判制度と特許紛争準備 審判・異議・裁判、特許紛争の準備、均等論 13.製品開発と特許情報 FTO(事業の自由度確保/第三者特許権の尊重)、特許情報検索と情報の活用 14.特許戦略まとめ 特許制度全体レビュー、時間軸で考えることの意識 15.到達度評価(試験)/その解説 なお、すべての履修学生に対して、半数以上の授業回を対面で受講することを求めます。 担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
製薬会社知的財産部勤務(現)と同時に、日本知的財産協会副理事長(元)等の社外団 体での役職経験がある。研究者として自身の発明創成経験があり、弁理士としては、研究所の発明創成支援、国内外での特許出願・権利化、特許訴訟等の豊富な経験を有している。また、特許を事業に有効活用するための知財戦略策定と遂行、契約締結支援、事 業化支援等の業務経験も多数ある。さらに、社外活動では、特許制度ついての調査研究 活動や、法制度の改正支援等も行ってきた。 これらの経験を通じて、特許制度を戦略的に活用することの本質的部分を感じてきているので、それらのことを含めて、特許と特許制度を戦略的に活用することについて、 解り易く講義したいと考えている。2025年度 知財功労賞「特許庁長官表彰」授章。 教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
授業計画は、受講生からの要望や小テストの成績などを勘案して一部変更する場合がある
授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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