シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
芸術 【芸術1】(金・7)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Arts
授業コード Class code
99K2217
科目番号 Course number
L1HSHUMb21

教員名
渡辺 美奈子
Instructor
Minako Watanabe

開講年度学期
2026年度前期
Year
2026年度
Semester
①First semester
曜日時限
金曜7限
Class hours
Friday, 7th Period

開講学科・専攻 Department
理学部第二部(一般教養科目)

A course of liberal arts, the Faculty of Science Division Ⅱ
単位数 Course credit
2.00単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
ロマン派時代までの西洋音楽文化を、歴史的、様式的、理論的に理解する。



目的 Objectives
古代からロマン派時代まで、社会情勢や文化と共に変遷してきた西洋音楽を、思想や時代や地域を超えてどのように受け継がれたかを知ることにより、作品の本質を深く味わう。それによって、歴史的なできごとや文学作品、作曲家の体験などと関連付けながら音楽作品を解釈し、教養を深めることを目的とする。本学の教育目的である「人格高く、かつ、応用力に富む有為の人物を育成して、文化の進展に寄与する」ために、ディプロマ・ポリシーにおける「自然・人間・社会に係る幅広い教養を修得し、専門分野の枠を超えて横断的にものごとを俯瞰できる能力」を養う科目である。
到達目標 Outcomes
神話や聖書、社会や歴史的事象、季節や行事など民衆とのかかわり、様式や理論などから音楽作品を考察し、教養を深めることを到達目標とする。ギリシア神話や聖書や文学作品との関連、フーガの技法やソナタ形式や舞曲のリズム、作曲家の体験や個性を理解しながら、西洋の音楽作品をより深く鑑賞できるようになる。自筆譜を含め、総譜から主な旋律を読むことができる。楽譜上の音楽用語を覚え、楽器の奏法を知る。音楽が歴史的断面においてどのような役割を果たしたか、作曲家が体験をどのように作品に昇華させたかを考察する。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
音楽や外国語履修の知識や技能は不問です。
基本的な音楽理論を授業に取り入れる一方で、ある程度の知識や技能を持っている方にも、より深く音楽鑑賞できる力を養えるよう配慮しました。
積極的に授業に参加し、鑑賞の際には静粛にしてください。

アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
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-

準備学習・復習 Preparation and review
単位数の定めによれば、この科目は講義以外に自習 30 時間が必要です。資料は、通常授業の5日前、何らかの事情があった場合には授業2日前までにLETUSに掲示します。 資料は毎回量が多いです。20ページを超えることがよくあります。授業前に読んでください。アップロード後に小さな修正をする場合がありますが、大きな変更はしません。著作権の問題と紙の無駄を避けるため、資料の印字・配布はしません。授業中に資料を閲覧する場合は、パソコンを持参するか、各自印刷するなどしてください。授業中に取り上げる作品の主要な旋律は、口ずさめるようにしましょう。シラバスや資料に記載した曲は、一部だけ鑑賞したり、紹介だけにとどめたりすることがあります。関心を深めた作品を何らかの媒体により授業後に各自鑑賞した場合には、授業や資料で興味を持ったことと併せて、毎回120字程度の文章で簡潔にまとめておいてください。その積み重ねが到達度確認の基になります.

成績評価方法 Performance grading policy
平常点70%、到達度評価30%



学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
-
MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
LETUS に掲示する各回の講義資料

授業計画 Class plan
第1回   旧約聖書とギリシア神話を元にした作品
メンデルスゾーン: 交響曲第2番、ブルックナー: 詩篇150 、モンテヴェルディ:オペラ『オルフェオ』序曲と第3幕

第2回   音名と階名、グイードの手と聖ヨハネ賛歌、ネウマ譜、教会旋法、ピカルディ3度(ピカルディ終止)、中世の楽器、ハーディ・ガーディに関する作品
イングランド民謡「グリーンスリーブズ(グリーンスリーブス)」とヴォーン・ウィリアムズ『グリーンスリーブスによる幻想曲』、イングランド民謡「スカボローフェア」、サン・サーンス『動物の謝肉祭』より「獅子王の行進/ライオンの行進」、ハーディ・ガーディ演奏による「東方組曲」、シューベルトの連作歌曲『冬の旅』終曲「ハーディ・ガーディ弾き(辻音楽師)」

第3回   春と五月に関する作品、バロック時代の協奏曲と標題音楽、フーガの技法
ルネサンス時代のドイツ民謡 「なんと美しく五月は」、メルヒオール・フランク「愛する五月の時」、ヴィヴァルディ『和声とインヴェンション(創意)の試み』第1曲「春」、バッハ『フーガの技法』

第4回   社会情勢と音楽1 プラハの春音楽祭に関わるできごと,国民楽派の作品
スメタナの連作交響詩『わが祖国』、ドヴォルザーク「チェロ協奏曲」

第5回   社会情勢と音楽2 世界平和記念聖堂のオルガン除幕式におけるケンプの演奏,バッハのオルガン作品、純正律と平均律、バッハの『平均律クラヴィーア曲集』
バッハ『オルゲル・ビュヒライン』(オルガン小曲集)より「われ汝を呼ぶ 主イエス・キリストよ」BWV 639 とオルガンコラール「われ心から待ち望む」BWV727 および「パッサカリアとフーガ」BWV 582、バッハ『平均律クラヴィーア曲集』第1巻第12番 f-Moll BWV 857

第6回   新約聖書とコラールをテキストとした作品、受難曲、詩人ヘンリーツィ(筆名ピカンダー)とバッハ
バッハの『マタイ受難曲』BWV244 より第1部終曲(第29曲)「おお人よ,汝の大いなる罪を嘆け」、第42曲 アリア「わがイエスを返せ」、第61-62曲 イエスの死とコラール「いつか私が世を去ることになったら」および終曲(第68曲) 「我らは涙と共にひざまずき」

第7回   モーツァルト後期〜晩年の作品
オペラ『ドン・ジョヴァンニ』K. 527 第1幕フィナーレ、交響曲第40番 g-Moll K. 550 第1楽章、遺作『レクイエム』K. 626より第1曲「レクイエム・エテルナム」と「ラクリモーサ」冒頭

第8回   フランス革命戦争とナポレオン戦争時代に成立した作品
ハイドン:弦楽四重奏曲「皇帝」第1, 2楽章、「ドイツ人の歌(現ドイツ国歌)」、ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」第1,2楽章およびピアノ協奏曲第5番「皇帝」第1楽章

第9回   復古期に成立した交響曲
ベートーヴェン:交響曲第9番第1〜3楽章(ベートーヴェン時代のピリオド楽器での鑑賞含む)

第10回 リズムに注目する、ダクトュロス(ダクトュルス)のリズムを用いた作品
ベートーヴェン: 交響曲第7番第2楽章(ベートーヴェン時代のピリオド楽器での鑑賞含む)、以下シューベルトの作品「即興曲」D 935-3、ゲーテの小説『ヴィルヘルム・マイスター修業時代』よりミニヨンの歌「語れと言わず、黙れと言って」、連作歌曲『美しき水車小屋の娘』より「小川の子守歌」、弦楽四重奏曲「死と乙女」第2楽章

第11回 標題交響曲
ベルリオーズ『幻想交響曲』

第12回 ロマン派の室内楽曲と協奏曲
メンデルスゾーン 弦楽四重奏曲第6番 f-Moll 第1楽章、ショパン ピアノ協奏曲第1番第1楽章(ショパン存命中のピアノによる演奏)、ブラームス「ヴァイオリン協奏曲」第1楽章

第13回 ロマン派における古典,ロマン派の交響曲
ブラームス「交響曲第4番」第1楽章、チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」第1, 2, 終楽章

第14回 マーラーの歌曲と交響曲
マーラー 歌曲集『さすらう若者の歌』と交響曲第1番第1,3楽章、歌曲集『少年の魔法の角笛』より「魚に説教するパドヴァの聖アントニウス」、「原光」と交響曲第2番第3,4楽章

第15回 到達度評価と解説・・・授業内容に関する到達度評価と解説を行う

掲載した作品は、曲の一部のみを鑑賞する場合、または関連する曲を加える場合があります。




担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
芸術学修士取得後、音楽大学付属高校教諭として、音楽理論、音楽史、アナリーゼ(楽曲分析)など音楽専門科目の授業をした実務経験と、ドイツ語圏における文学と音楽の研究をしながら博士(文学)の学位を取得し、大学で長年にわたりドイツ語圏の言語と文化の講義を継続して行っていることの両方を活かして、音楽作品に文学など他の文化を関連付けながら、講義を実施します。
教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
この予定は,内容を加えたり若干変更したりすることがあります。

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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