シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
科学史 (科学史1)(後・火2)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
History of Science
授業コード Class code
99K1596
科目番号 Course number
L1IDSTSc01

教員名
栗原 岳史
Instructor
Takeshi Kurihara

開講年度学期
2026年度後期
Year
2026年度
Semester
②Second semester
曜日時限
火曜2限
Class hours
Tuesday, 2nd Period

開講学科・専攻 Department
理学部第一部(一般教養科目)、経営学部(一般教養科目)

A course of liberal arts, the Faculty of Science Division Ⅰ
A course of liberal arts, the School of Management
単位数 Course credit
2.00単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
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授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
本授業は,主として19世紀から20世紀の科学の歴史についてとりあげる.この時代以降の科学は,それ以前の科学とまったく異なり,産業や軍事,そして国家や政治と深く結びつくようになり,人間の社会に大きな影響を及ぼすようになった.本授業では,科学が産業,軍事,国家や政治と結びつく歴史とその影響について考えていく.
目的 Objectives
私たちは,中学や高校の数学や理科の授業を通して,完成された知識の体系として科学を学ぶことが多いたため,科学が社会から独立していて科学と社会が関係ないと思っていたり,また,科学がまるで一直線上に順調に発展してきたと思っていたりする者も多いのではないだろうか.しかし,それは誤解である.科学の歴史とは,それぞれの時代の政治・経済・宗教のような社会的要因に翻弄され,紆余曲折を繰り返す人間の歴史そのものである.そもそも人間は社会的存在であり,その人間が科学を生み出したのだから,科学と社会に密接な関係があることは当然である.本授業では,近代科学が成立するまでの科学の歴史をつうじて,人間が自然をどのように理解してきたのか,また,科学と社会がいかに深く関わってきたのかを理解することを目的とする.このことは,科学に関する様々な問題について,広い視野で考えるための基礎的な教養ともなる.

下記の本学の教養教育の目標に該当する.
「1.専門分野の枠を超えて広い視野で多元的・複眼的に自然・人間・社会を俯瞰できる能力」
「3.課題を自ら発見し、主体的に考え、解決に取り組むための論理的・批判的思考力」
到達目標 Outcomes
19世紀と20世紀の科学と社会の歴史について,大まかな流れや重要なトピックについて理解し,現代にも続く科学と社会の諸問題について考えるための基礎的教養を身につけることを目的とする.つまり,本授業の目標は,大まかな流れを理解してそれにもとづいて考えることであり,年号や事項の丸暗記ではない.
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
科学史の基礎的な知識を前提としないが,授業を深く理解するために基礎的な歴史の知識は必要である.授業を受ける前に,授業で取り上げる時代に関して,たとえば高校生の時に使用した「世界史」の教科書や参考資料を読んで予習しておくことを推奨する.
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay
授業に出席した者は,毎回必ず「⼩レポート」として,授業に関するコメント,質問,感想などを簡潔で明晰にまとめた⽂章にして提出することを義務とする.詳しくは初回の授業で説明する.

準備学習・復習 Preparation and review
<準備学習> その日の授業の配布資料に事前に目を通しておくことが望ましい.その他,事前に予習課題を課す場合もある.
<復習> 授業内容の重要なトピックを見直しておくこと.
成績評価方法 Performance grading policy
小レポート,中間レポート,期末レポートで評価する予定である.詳しくは授業内で説明する.配点は以下の通り.
小レポート 30%
中間レポート 10%
期末レポート 60%
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
・中島秀人『社会の中の科学』放送大学教育振興会, 2008年
・橋本毅彦『<科学の発想> をたずねて自然哲学から現代科学まで』左右社, 2010年
・古川安『科学の社会史—ルネサンスから20世紀まで』南窓社, 1989年; 増訂版, 2001年; ちくま学芸文庫版, 2018年
・梶雅範編『科学者ってなんだ?』丸善, 2007年
・『科学史技術史事典 [縮刷版]』弘文堂, 1994年
・本多勝一『日本語の作文技術』朝日文庫, 1982年(新版, 2015年)
・木下是雄『レポートの組み立て方』ちくま学芸文庫, 1994年

授業計画 Class plan
第1回 ガイダンス,現代の科学と社会
第2回 18世紀の科学1 —物質観の変化と近代化学の成立
第3回 18世紀の科学2 —産業革命と科学・技術・社会
第4回 19世紀の科学1 —生命観の変化とダーウィンの進化論
第5回 19世紀の科学2 —化学産業と第一次世界大戦: フリッツ・ハーバーと科学と国家
第6回 20世紀の戦争と科学1 —科学政策と第二次世界大戦: ヴァネバー・ブッシュと科学と国家
第7回 20世紀の戦争と科学2 —核エネルギーの発見と原子爆弾構想の起源
第8回 20世紀の戦争と科学3 —第二次世界大戦と科学動員体制
第9回 日本における科学と政治1—日本の科学の近代化
第10回 日本における科学と政治2—第二次世界大戦と日本の科学
第11回 日本における科学と政治3—原子力の平和利用をめぐる社会的背景
第12回 日本における科学と政治4—日米関係と科学
第13回 現代の科学・技術の諸問題1—学術論文と論文捏造問題
第14回 現代の科学・技術の諸問題2—公害問題をめぐる科学・企業・行政の対応
第15回 現代の科学・技術の諸問題3—環境問題: フロンガスによるオゾン層破壊の「発見」

注:本授業は現代の科学に関する課題を取り上げるため,時事的な問題で取り上げるべき課題があった場合など,急遽,予定を変更する場合がある.また,学生からの意見やコメントに応じて取り上げる課題の予定を変更する場合もある.変更がある場合は,可能な限り事前に連絡する.

担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
授業の進め方や評価方法を詳しく解説するので,初回の授業には可能な限り出席すること.

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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