シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
環境と社会 (前期水4)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Environment and Society
授業コード Class code
99KT511
科目番号 Course number
L3IDSTS128

教員名
鈴木 伸隆
Instructor
SUZUKI Nobutaka

開講年度学期
2026年度前期
Year
2026年度
Semester
①First semester
曜日時限
水曜4限
Class hours
Wednesday - 4th Period

開講学科・専攻 Department
理学部第一部 応用物理学科(一般教養科目)、工学部(一般教養科目)、先進工学部(一般教養科目)、薬学部(一般教養科目)

A course of liberal arts, the Department of Applied Physics, Faculty of Science Division Ⅰ
A course of liberal arts, the Faculty of Engineering
A course of liberal arts, the Faculty of Advanced Engineering
A course of liberal arts, the Faculty of Pharmaceutical Sciences
単位数 Course credit
2.00単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
履修形態 Course form
薬学科:選択 生命創薬科学科:選択
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
気候変動問題に代表される、主として人間の活動がもたらした地球環境の変化に対する「次の一手」を適切に理解するためには、過去の歴史的事実や経緯、現在および次世代に向けた技術開発動向はもとより、その社会実装に関係する国内外横断の動静や研究をできるだけ把握することや、政府・地方公共団体等による法制度・支援策への理解を深めること、加えて事業者・消費者(住民)の行動心理への着目すること等、「環境」という視点から社会全体を俯瞰する幅広い(学際的ともいえる)知識や教養が欠かせません。本科目では、現代社会で強く求められる、理論だけでは解決できない現場・現物・現実の課題とも向き合う力を養いつつ、研究や実社会における活躍の質を高めるための基礎的知識が習得できるように授業をすすめます。
その意味で、「環境と社会」でお話しする事柄は、専門科目を履修し、高度の専門知識、技術をより深く理解する上でも、有用な視点を与えると考えます。
目的 Objectives
大学で高度の専門知識の習得し、社会で生産活動や新たな技術の開発に携わる背景に、環境と社会への対処という大きな課題があることを理解することを目的とします。
到達目標 Outcomes
専門科目を履修するに当たり、気候変動対策に代表される地球環境保全に資する技術開発等をどのように進めるかについての、基本的視点を獲得することを到達目標とします。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
関連する卒業認定・学位授与の⽅針(薬学部のみ)
薬学科:DP1 生命創薬科学科:DP1
履修上の注意 Course notes prerequisites
・各回の授業の出欠は全て「モバイル出欠管理」にて実施します。講義開始時にClassにログインして、出席登録を完了して下さい。
 (要領はLETUSにもアップロードしますので、履修登録時に学生各自にて確認して下さい)
・リアクションペーパーも使用します(成績評価に活用します)。
 講義中もしくは講義終了前に示す課題(問いかけ)について、受講時に作成したノート等に基づき、記述して下さい。
 記入方法等については、小テストを実施する際も含めて、各講義ごとに説明します。
・本科目が「環境」に関する科目であることも考慮し、環境配慮への観点から「完全ペーパーレス」で授業を進めます。
 講義で使用する資料(一部)は、授業開始前にLETUSにアップロードしますので、各自でダウンロードをしてください。
・講義そのものは、Microsoft Powerpointも併用し、関係資料を投影しながら進めます。
 講義内容の理解を深める意味で、その一部ないし全部を事前に配布したようが良いと思われるものは、LETUSにアップロードします。
・授業の内容理解をより深める意図で、次回の授業の前までに若干の予習(論文購読)を指示する場合があります。
・本講義に関する事象は日常生活で体験することが多いと思われます。
 マスメディア・書籍やインターネットからの情報のみならず、身の回りで見受けられる・体験した出来事にも気を付けるようにして、「環境と社会」について考える機会を増やして下さい。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/小テストの実施 Quiz type test/PBL (課題解決型学習) Problem-based learning/-
本授業の大半の回で、講義内容を踏まえた受講者それぞれの、自らの考えや知識などをごく簡潔に表現する課題(問いかけ)を、教員から提示します。これに対し、各学生の皆さんよりリアクションペーパーを通じて回答頂きます。
その意味で、正解が一義的に定まらない現代における環境・社会あるいは経済問題に対して、講義内容と受講者自身の関心や学びを踏まえながら、自分なりの解や見解を構成・言語化する課題解決型学習の要素を含んでいます。

準備学習・復習 Preparation and review
前回の講義の際に示した課題について、次の講義で代表的な回答を示しますので、前回の講義の関連事項を再確認してください。
成績評価方法 Performance grading policy
成績は7回の課題Aへの回答(4点満点。300字以内)、6回の課題Bへの回答(7点満点。300字以内)、2回の小テスト(15点満点、授業の要点理解を確認するもの。300字以内)の合計点で評価します。
履修確定以降の講義で4回以上の課題への回答なしは、履修放棄と見なします。
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
-
MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
なし

授業計画 Class plan
第1回 環境と社会(総論その1) [講義]鈴木 伸隆
持続可能な社会を具現化する上で大きな課題となる環境と経済の両立について、SDGsなど最近のキーワードや、身近に存在する環境影響などを挙げながら概観します。

第2回 環境と社会(総論その2) [講義]鈴木 伸隆
日本における産業・社会の発展と公害の歴史、「典型7公害」とその現在地について、統計データなども参照しつつ理解を深めます。

第3回 環境技術とその開発の実際 [講義]鈴木 伸隆
公害および気候変動対策に貢献する環境技術の開発過程とその現実(社会的な影響も含めて)について、事例を交えて解説します。

第4回 環境法制 [講義]鈴木 伸隆
環境と憲法、およびこれに関連する法整備、国際法と国内法との整合といった点に関する過去と現在の動向を、過去の研究なども参照しつつキャッチアップします。

第5回 大気環境に関するマクロ・ミクロの視点 [講義]鈴木 伸隆
空質汚染の現状(光化学スモッグ、PM2.5など)と課題、これまでの代表的な取り組みなどについて、自然科学・社会科学両面から検討します。

第6回 廃棄物問題と日本社会 [講義]鈴木 伸隆
歴史に学ぶ「ゴミ問題の社会的影響」、そして、古くて新しい話題であるリサイクルについて、技術・理論や考え方を解説します。

第7回 有害物質と生活環境 [講義]鈴木 伸隆
「有害な物質」の全体像や、その人体・社会への影響などを解説しつつ、実際の土壌汚染公害の研究例よりこれらの問題の複雑性を学びます。

第8回 水資源の確保と活用による環境影響 [講義]鈴木 伸隆
経済発展の代償の一「地盤沈下」への社会としての適応策と、今最も注目されている「水質汚濁」の現状について、社会的影響にも着目しつつ要点を整理します。

第9回 自然環境 [講義]鈴木 伸隆
第1回〜第8回までに触れなかった環境と社会に関する話題に言及します。

第10回 気候変動と社会  その1 [講義]鈴木 伸隆
そもそも「温室効果ガス」とは?といった一般教養の確認をしつつ、エネルギー安全保障との整合、国際標準化戦略など、関連する概念や研究について概説します。
 
第11回 気候変動と社会  その2 [講義]鈴木 伸隆
気候変動の「緩和策」その1として、「カーボンニュートラル」という用語の正しい理解と、所謂「脱炭素技術(省エネ・再エネ・蓄エネ等)」について触れます。

第12回 気候変動と社会  その3 [講義]鈴木 伸隆
気候変動の「緩和策」その2として、カーボンプライシングなどの経済的手法のほか、環境配慮行動(非経済的手法)に関する理論と実践の「いま」について知識を深めます。

第13回 気候変動と社会  その4 [講義]鈴木 伸隆
気候変動の「緩和策」その3として、温室効果ガスの「吸収技術」について、教養として理解しておきたい研究動向や将来的な方向性について紹介します。

第14回 気候変動と社会  その5 [講義]鈴木 伸隆
気候変動の「適応策」として、昨今のキーワードである「レジリエンス」、「ヒューマンセントリック」等について、データ分析も交えて実情を示します。

第15回 環境と社会に関する補論 [講義]鈴木 伸隆
第10〜15回で触れなかった気候変動と社会に関する話題に言及した上で、第1〜9回も含めた、講義全体の総まとめをします。
SBOsコード(薬学部薬学科のみ 2023年度以前カリキュラム適用者対象)
学修事項(薬学部薬学科のみ 2024年度以降カリキュラム適用者対象)

担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
自らによる環境技術の社会実装等に関する研究と、エネルギー使用最適化に関する実務者(技術専門家)としての実践経験とをミックス=いわゆる「実学融合」を意識し、学生の皆さんの学びや研究に少しでも刺激を与えられるような講義をと考え、シラバスを組んでいます。「環境と社会」という科目名そのままに、その最前線で、学際的かつ多様な課題への解決にも向き合っている者(教員)として、一般論ばかりではなく「正味の話」も織り交ぜつつ、できるだけ学生の皆さんと対話しながら講義を進めていきたいと考えています。
教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
課題(問いかけ)への回答には、講義で聞いたこと、自分で体験したり、 学習したこと、これらについて考えたことを、必ず自分の言葉で書いてください。

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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