シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
Global Public Life (Global Public Life)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Global Public Life
授業コード Class code
9989F33
科目番号 Course number
89DMDIP307

教員名
藤井 晴行
Instructor
Haruyuki Fujii

開講年度学期
2026年度後期
Year
2026年度
Semester
②Second semester
曜日時限
水曜3限、水曜4限
Class hours
Wednesdays, 3,4

開講学科・専攻 Department
経営学部 国際デザイン経営学科

Department of International Design Management, School of Management
単位数 Course credit
2.00単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
IDMのデザインは「よりよく生きるために何ができるかを問い、問いに対する答えを生み出す活動」である。よりよい世界を実現するための道筋を、論理的な思考、直感的な洞察、直観的なひらめき、多様な要求を止揚し、有形か無形を問わず、自らの〈こころ〉と〈からだ〉と〈こころ〉を働かせて、具体的に表現する行為である。

本科目「デザインの学と術」は、履修者の〈デザイン姿勢(design attitude)〉を覚醒させ、IDMのデザインを先導かつ推進する者としての研鑽を積みつつ、自らの〈デザイン姿勢〉をデザインする場を提供する科目である。ここで、〈デザイン姿勢〉は、与えられた問題を解決する最適な方法を既存の選択肢の中から既存の手法を用いて合理的に選定しようとする〈マネジメント姿勢(management attitude)〉を超越し、与えられた問題そのものを問い直し、よりよい世界を実現する最善の方法を試行錯誤を厭わすに創造する姿勢である。

〈デザイン姿勢〉をデザインするための基盤のひとつとなる、デザインの認知過程、および、デザイン・コンピューティングについて理論および実践の両側面から学ぶ。
目的 Objectives
デザイン系科目に共通する目的は、IDMデザインの姿勢を〈こころ〉と〈からだ〉でわかり、あらゆるものごとの実践に自然に適用する下記の能力を涵養することである。
  • 日常的な生活の中に問いを見出す感受性を磨くこと
  • 問いに応える方法を自ら工夫して実行する能力を伸ばすこと
  • 問いに応える方法の意義を他者に伝える表現力を伸ばすこと
  • 世界に発信できるデザインの方法論の共創に参画すること

本科目では特に次のことを目的とする
  • デザインに関する学術的な議論、デザインの認知過程のメタ認知、質の高いデザインの実践に寄与する理論知、技術知、実践知をデザインの研究的実践と実践的研究を連携させることによって修得する
  • 「IDMのデザイン」における論理的な思考、直感的な洞察、直観的なひらめきの関係性を意識したデザインを進めたりデザインについて論んじたりするための基本的概念を〈こころ〉と〈からだ〉と〈あたま〉で理解する
  • 卒業研究をデザインという側面から遂行するための知的基盤を構築する

講義と演習課題を通し、国際デザイン経営学科のディプロマ・ポリシーに定める下記の能力を発揮するための基本的な能力を鍛錬する
  • 「自ら設定したテーマに関して、専門知識を社会で活用できる能力」
  • 「クリエイティブ・コンフィデンスを多様な形式で表現する能力
  • 「デジタル技術を用いた問題解決を先導する能力」

東京理科大学「専門教育の目標」の、特に、専門知識を活用し、新たな課題を発見し、他者と協働して主体的に取組み、専門分野の壁を超え、高い倫理観を持って共創し、独自の視点と柔軟な思考で新たな価値を創出する能力を発揮できる自分自身を自覚的にデザインする科目である。

到達目標 Outcomes
デザイン系科目に共通する到達目標が以下の通りである
  • デザインの原動力となる問いを立てることができる
  • デザイン・プロセスを、「やって・みて・わかって・かんがえる」の繰り返しの軌跡をたどれるように記述し、省察することができる
  • デザイン・プロダクトの具体的な特徴や意義を他者に伝える表現をすることができる
  • デザインにおける要求や制約と誠実に向き合うことができる(条件を歪曲しない:誠実性、条件を簡便化しない:誠実性・グリット)
  • 対象の特徴を具体的な根拠に紐づけて的確に捉え、自分の見解を説明することができる(批判的思考)
  • 伝聞される情報の真偽を客観的な証拠や信頼性の高い論拠に基づいて判断することができる(批判的思考)

本科目では、下記の実践を促進する基本的な理論知、技術知、実践知を自分ごととして修得する
  • 構成的方法と複人称研究を実践する能力を実践に活かすこと
  • 自分ごととして参画できるものごとのデザインに取り組むこと
  • デザインの思考過程を観察・省察・内省・構想することを繰り返しながら課題を遂行すること
  • デザインにおける自分や仲間の思考過程を理解して説明すること
  • 記号(言語、図式、数理)と意味(実体、概念)の関係を意識すること
  • 心身を使いこなし、五感と直観をとおしてものごとを知ること
  • 記号による表現や記号表現の操作を駆使すること
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
毎回の授業に出席し、そこで何を学んだかを内省すること
授業中に、字面ではわかったつもりだが、腑に落ちていないものごとが生じた場合には、その場で質問すること
予習のための課題は必ず遂行すること

デザイン系の研究室に配属を希望する者には本科目を履修することを強く勧める

下記の場合、真摯に学修する意志がないとみなし、 不合格とする
  • 欠席が4コマに達した場合(注;事前に届出のある病欠、公欠はカウントしない)
  • 授業中に授業とは関係ないゲーム、YouTube鑑賞、SNSによるコミュニケーションなどをしていることが発覚した場合
  • 剽窃、捏造などの不正が発覚した場合(既存のものごとをクレジットを明示して真似ることは推奨する)
  • 出欠確認において不正をした場合(例;代返、学外ネットワークからの出席申請など)


アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
ディベート・ディスカッション Debate/Discussion/グループワーク Group work/プレゼンテーション Presentation
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準備学習・復習 Preparation and review
授業で何を学んだかを内省すること
予習のための課題は必ず遂行すること(まずは、自分で試して考えてみることで、講義の内容が理解しやすくなります)

準備学習・復習の具体的な内容については、各回指示します。
指示がない時は、準備学習・復習のために設定されている時間(2単位の科目であるため、毎週4時間、合計60時間)を有効に活用すること。




成績評価方法 Performance grading policy
授業貢献(50%)、最終報告書(50%)

授業貢献の評価対象
  • 議論における意見や問いの表明や質疑応答における質問や応答
  • 最終報告書以外の提出物(授業の題材として利用するため授業貢献の一部とします)

要求する提出物に遅刻提出や未提出がある場合には、課題ごとの素点の合計に対して、遅刻提出・未提出1回につき0.9〜0.99の係数を乗じる
例えば、課題Aの提出物が5つあり、1つが未提出(仮に係数を0.9とする)であり、提出された4つの提出物の素点合計が80点であるとき、課題Aの成績は72点(80 x 0.9)となる。

授業に欠席や遅刻をした場合(公欠や配慮すべき理由がある場合を除く)、授業貢献と最終報告書の評点の合計に、欠席又は遅刻1回につき一定の係数を乗じる
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
適宜、紹介します

授業計画 Class plan
本科目は毎回の議論や課題遂行を通してデザインに関わる理論知、技術知、実践知を深めながら各人の〈デザイン姿勢〉をデザインしていく。毎回の授業に出席することを基本とする。

この科目では、誰もがデザインする能力を持っていることを、生活に根ざした身近なものごとを自分ごととしてデザインすることを経験して、実感するとともに、デザインするという経験を省察し、デザインについて考えたものごとや気づいたことを語り合うということを繰り返す。この過程で履修生の皆さんが実感したものごとに関連づけて、デザインの研究と実践に関わる古今東西の基本的および先端的な理論、方法論、事例などを題材にして、デザインすることについて学術的および実践的に議論するときに有用な共通言語を構成するいくつかの概念を学ぶ。題材として取り上げる概念として、Function-Behavior-Structure、Situatedness in Design、Constructive Methodology、Reflection-in-Action(行為内思考)、Emotional Design、Formal Knowledge and Tacit Knowledge、臨床の知と科学の知、形式知と暗黙知、環世界、知情意、Intuition-in-Action(行為的直観)などを予定している。

授業スケジュールは下記を予定している(CLASSの表記に従い、1日2コマの授業を2回の授業として表記している)

1,2: ガイダンス
3,4: 講義と議論
5,6: 課題1:調査・デザイン
7,8: 課題1:調査・デザイン
9, 10: 課題1:調査・デザインの報告
11,12: 講義と議論
13,14: 講義と議論
15,16: 講義と議論
17,18: 課題2:取材報告・構想発表
19,20; 課題2:調査・デザイン
21,22: 課題2:調査・デザイン
23,24: 課題2:調査・デザインの報告
25,26: 講義と議論
27,28: 講義と議論
29,30: 最終報告書仕上げ

注1)授業スケジュールは〈デザイン姿勢〉のデザインの進捗状況によって変更する場合もある
注2)調査・デザインの場所はテーマに応じて選択すること


担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
一級建築士の資格を有し、企業にて建築プロジェクト、技術開発の実務に10数年携わった経験がある。また、北海道函館市、沖縄県伊是名村(課題の想定地域)の地域創成に携わってきている。これらから得られた理論知、技術知、実践知を教導する。
教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
オフィスアワーは初回授業にて連絡。


授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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