シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
情報セキュリティ
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Information Security
授業コード Class code
9989F22
科目番号 Course number
89DMDTC302

教員名
森本 千佳子、茂岩 祐樹
Instructor
Yuki Shigeiwa, Chikako Morimoto

開講年度学期
2026年度後期
Year
2026年度
Semester
②Second semester
曜日時限
月曜3限
Class hours
Third period on Monday

開講学科・専攻 Department
経営学部 国際デザイン経営学科

Department of International Design Management, School of Management
単位数 Course credit
1.00単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
本講義では、サイバーセキュリティを単なるIT技術の話としてではなく、「経営」「ビジネス」の視点と結びつけて学びます。デジタル化やDXが進む現代の企業活動では、情報漏えい、サービス停止、データ改ざんといったセキュリティ事故が、売上やブランド価値、法的責任に直結する重要な経営課題となっています。本講義では、CIAをはじめとする基礎概念から、最新の攻撃動向、リスクマネジメント、法規制、投資判断までを体系的に扱います。さらに、演習やグループワークを通じて、架空の企業やサービスを題材に「もし自分が経営側だったらどう判断するか」を考える力を養います。サイバーセキュリティを現実のビジネスと結びつけて理解することが、本講義の大きな特徴です。
目的 Objectives
本科目は、大学が設定した「専門教育の目標」のうち「専門知識を活用し、課題を論理的・批判的に考える能力」の達成を目指します。
サイバーセキュリティを専門家だけのものではなく、将来ビジネスの現場に立つ皆さん自身が考え、判断できるテーマとして理解することが重要です。攻撃手法や技術的対策を知るだけでなく、「なぜそれが経営にとって重要なのか」「どこまで対策にコストをかけるべきか」といった意思決定の視点を重視します。リスク評価や投資対効果、ガバナンス、組織文化といった要素を学ぶことで、安全性と価値創造を両立させる考え方を身につけます。また、演習を通じて自分の考えを言語化し、他者に説明する経験を積むことで、実社会で求められる説明力や合意形成力の向上も目指します。本講義は、セキュリティを「守り」ではなく「経営戦略の一部」として捉える第一歩となることを目標としています。
到達目標 Outcomes
  • サイバーセキュリティを、現代の企業経営における重要な課題として理解する

  • 基本的な概念や枠組みを用いて、情報セキュリティ上のリスクを整理できる

  • 脅威や攻撃動向が、事業活動や組織運営に与える影響を説明できる

  • リスク評価や投資判断の考え方を踏まえ、適切な対応方針を検討できる

  • 法規制やガバナンスの役割を理解し、組織的な対応の重要性を認識する

  • 他者との議論を通じて、自身の考えを論理的に表現できる

  • セキュリティを価値創造や競争力と結びつけて捉える視点を身につける

卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
  • 高度なITスキルやプログラミング経験は必要ありません。

  • 講義中の演習や議論への積極的な参加を前提とします。

  • ビジネスや社会におけるデジタル・セキュリティの課題に関心を持って取り組めることが望まれます。

  • 30分以上の遅刻は欠席扱いにします。

  • 5回以上の欠席は履修意思なしとみなします。

アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
グループワーク Group work/プレゼンテーション Presentation
各回の講義において、ケーススタディ、演習、グループディスカッションを取り入れ、学生が主体的に考え、意見交換を行う機会を設ける。
架空または実在のビジネス事例を題材に、問題発見・分析・提案を行うことで、理解の定着を図る。

準備学習・復習 Preparation and review
  • 準備学習として、次回の講義テーマに関連する資料やニュースに目を通しておくことが望ましい。

  • 復習として、講義内容や演習で扱った事例を振り返り、自身の理解を整理すること。

  • 授業前後の予習復習には1時間程度を想定する。
成績評価方法 Performance grading policy
  • レポート(40%)、試験(30%)、授業への積極的参加(演習・ディスカッション等)(30%) を目安として評価します。


学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
資料については電子媒体で提供します。詳細は講義の都度に案内する予定です。

授業計画 Class plan
  • 第1回:オリエンテーション(講義全体の概要と学修の進め方)

  • 第2回:サイバーセキュリティ基礎(CIAトライアドの理解)

  • 第3回:脅威・攻撃手法の動向(代表的な攻撃の特徴)

  • 第4回:リスクマネジメント(事業への影響評価)

  • 第5回:ガバナンスとフレームワーク

  • 第6回:プライバシーと法規制

  • 第7回:セキュア・バイ・デザイン

  • 第8回:クラウド/IoTセキュリティ

  • 第9回:ID管理とゼロトラスト

  • 第10回:インシデント対応とBCP

  • 第11回:セキュリティ投資とROI

  • 第12回:サプライチェーンリスク

  • 第13回:新興技術と将来展望

  • 第14回:まとめと振り返り

  • 第15回:達成度まとめ


担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor

以下の実務経験を生かして、経営学における「情報セキュリティ」を先端の実務と理論の両輪から解説します。


1995年東京都立大学大学院修士課程修了後、日本IBMへ入社しシステムエンジニアとして勤務。

1999年DeNAに創業メンバーとして参加し、2014年まではインフラ構築・運用を統括。その後セキュリティ部を設立し、2022年までDeNAグループの情報セキュリティを統括。

2022年4月freeeへ入社、現在、CISO(Chief Information Security Officier)として活動中。著書として「DeNAのサイバーセキュリティ Mobageを守った男の戦いの記録」(日経BP社)がある。

教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
・オフィスアワーに関しては授業終了後教室で質問を受け付けます。

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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