シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
科学技術と文化
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Science, Technology and Culture
授業コード Class code
9960285
科目番号 Course number
L2IDSTSc23

教員名
汪 義翔
Instructor
Ou Gisho

開講年度学期
2026年度前期
Year
2026年度
Semester
①First semester
曜日時限
月曜1限
Class hours
Monday 8:50-10:20

開講学科・専攻 Department
創域理工学部(一般教養科目)

A course of liberal arts, the Faculty of Science and Technology
単位数 Course credit
2.00単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
本授業は、科学技術文明の展開を「自然」という概念を中心に再検討することを目的とする。人類史を巨視的に捉え、狩猟採集社会から現代科学技術社会に至るまでの文明の転換と、それに伴う自然観の構造的変化を考察する。
前半では、人類革命・農業革命・都市革命・精神革命・科学革命・環境革命といった文明史上の画期を通して、人間と自然との関係がどのように再編成されてきたかを分析する。ここでは、生産様式、社会構造、宗教思想、科学技術の発展と自然観との連関を総合的に検討する。
後半では、ギリシャ、ヨーロッパ、中国、日本など各文明圏における「自然」概念の形成と展開を比較思想史的に考察し、自然概念がそれぞれの文明構造とどのように結びついてきたのかを明らかにする。
最終的に、文明構造と概念形成の相互関係を踏まえつつ、現代科学技術社会における自然観の課題を批判的に再検討し、持続可能な社会のあり方について思索する視座を養う。

目的 Objectives
本授業は、教養教育の編成方針に定める「自然・人間・社会を幅広く俯瞰できる能力」と「論理的・批判的思考力」を涵養するための科目である。具体的には、人類の文明史における自然観の変遷と、科学技術と文化の相互作用を学び、現代社会における自然との関わり方を主体的に考察する力を養うことを目的とする。
到達目標 Outcomes
・人類文明の展開と自然観の変遷を構造的に理解し、科学技術と文化の相互関係を説明できる。
・各文明圏における自然概念の特徴を比較し、その歴史的背景を論理的に考察できる。
・現代社会における環境問題や自然との関係を批判的に検討し、自らの見解を主体的に表現できる。


卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
・抽選について
本授業は定員60名とし、事務によるランダム抽選により履修者を決定します。あらかじめご了承ください。

・本授業は、科学技術そのものの知識や仕組みを直接解説することを目的としたものではない。科学技術文明の形成や展開を背景に、歴史・思想・文化といった人文科学的視点に焦点を当て、文明と自然、人と環境の関係を多角的に考察・検討することを目的としている。履修にあたっては、この趣旨をご了承ご理解ください。

・LETUSシステムの利用
授業に関する説明・連絡、課題の提出、テキストや参考資料の配布などは、大学のLETUSシステムを利用することがある。
初回授業開始前に、当該科目のLETUSページを確認することが必須である。

・グループ作業・発表への参加
本授業ではグループ単位での発表やディスカッションを行う。グループ編成後は各メンバーが準備作業や発表に積極的に参加し、円滑な運営に寄与することが求められる。
発表日程や準備内容についてはグループ内で連携し、責任をもって進めることが不可欠である。

・出席・遅刻・欠席に関して
正当な理由がある場合を除き、授業への遅刻や無断欠席は認めない。無断欠席があった場合は成績に影響する可能性があるため、やむを得ない事情がある場合は事前に連絡する必要がある。

・その他
講義中はPCやタブレット、スマートフォンを適切な用途で使用してください。授業に関係のない動画視聴やSNS利用はご遠慮ください。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/ディベート・ディスカッション Debate/Discussion/グループワーク Group work/プレゼンテーション Presentation/反転授業 Flipped classroom
-本授業では、小論文作成、ディベート・ディスカッション、グループワーク、プレゼンテーションなどの活動を通じて、受講生が主体的に学習に取り組むことを重視する。また、反転授業の手法を導入し、事前学習で基礎知識を習得したうえで、授業中に応用的な課題や協働学習に取り組む形態を採用する。教員はファシリテーターとして議論を促進し、学習者同士の相互作用を最大限に活かしながら、批判的思考力や表現力の向上を図る。

準備学習・復習 Preparation and review
事前学習(準備学習)
各回の授業で扱うトピックやテキスト、参考文献が事前に示される場合があるので、必ず目を通しておくことが望ましい。特にディスカッションやグループ発表がある回においては、関連する資料やデータを調べ、グループ内で打ち合わせを行うなどの準備を十分に行う必要がある。

事後学習(復習)
授業終了後は、講義内容や議論の要点を整理し、疑問点や自分の意見をノートにまとめておくことが重要である。次回の授業や討論に備え、理解が不十分な点は参考文献を再確認するか、教員や他の受講者と情報共有を図るなどして補っていくことが望ましい。
成績評価方法 Performance grading policy
レポートおよび小テスト(40%)、課題・授業中の学習メモ(30%)、グループワーク(30%:発表への取り組みおよび討論への参加状況)を基に、授業内容の理解度に加え、授業への主体的な参加および学習への取り組み姿勢を含めて総合的に評価する。
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
授業にて、テキスト(プリント)や参考資料を配付する。その他の参考書は、授業にて紹介する。

授業計画 Class plan
第1回 ガイダンス:「自然」とは何か—本授業の視座と問題設定

第2回 人類革命と自然観の変貌(狩猟採集社会における自然)

第3回 農業革命と自然観の変貌(生産様式の転換と自然支配)

第4回 都市革命と自然観の変貌(国家形成と自然の制度化)

第5回 精神革命と自然観の変貌(宗教思想と自然の形而上学化)

第6回 科学革命・環境革命と自然観の変貌(近代科学と自然の客体化)

第7回 自然概念の比較①:ギリシャ・アラビア思想
    — physis と宗教的一神観における自然理解

第8回 自然概念の比較②:ヨーロッパ近代思想
    — 機械論的自然観と近代科学の成立

第9回 自然概念の比較③:中国思想
    — 「自然(自 然)」概念と天人関係の思想

第10回 自然概念の比較④:日本思想
    — 「おのずから/しぜん」にみる自然理解の特質

第11回 東西自然観の総合比較
    — 文明構造・思想背景と自然概念の相違

第12回 グループ発表①・討論


第13回 グループ発表②・討論


第14回 グループ発表③・講評・総整理


第15回 総括・到達度確認(全体の統合的考察)


【授業方法】

講義を基軸としつつ、討論、グループ発表、レポート作成を取り入れる。
後半では学生による比較発表を行い、総合討論を通して理解を深化させる。



担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
・課題の詳細、連絡事項等は大学の学習管理システム(LETUS など)を利用して周知するため、定期的に確認すること。
・授業内容や進度は、受講者数・進捗状況などに応じて変更する場合がある。








授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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