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教員名 : 船引 彩子
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科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
自然災害論 (後期水3・船引)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Natural Disaster Science
授業コード Class code
99KT111
科目番号 Course number
L3NATUR127
教員名
船引 彩子
Instructor
Ayako Funabiki
開講年度学期
2026年度後期
Year
2026年度
Semester
②Second semester
曜日時限
水曜3限
Class hours
Wednesday, 3rd period
開講学科・専攻 Department
理学部第一部 応用物理学科(一般教養科目)、工学部(一般教養科目)、先進工学部(一般教養科目)、薬学部(一般教養科目)
A course of liberal arts, the Department of Applied Physics, Faculty of Science Division Ⅰ A course of liberal arts, the Faculty of Engineering A course of liberal arts, the Faculty of Advanced Engineering A course of liberal arts, the Faculty of Pharmaceutical Sciences 単位数 Course credit
2.00単位
授業の方法 Teaching method
講義
Lecture 履修形態 Course form
薬学科:選択 生命創薬科学科:選択
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
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授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class
概要 Description
自然災害は、自然と社会の複合的なシステムの中で起こる。本講義では地すべり、土石流、洪水、地震、津波、火山噴火の発生メカニズムと災害に至るプロセスを、それぞれいくつかの地域の事例を示して概説する。また社会に負わされたさまざまな災害リスクの特徴やそれらの回避についても考えたい。
この授業では実際の自然災害の映像や写真、データの図表を多く取り入れて概説する。授業は講義を中心とする。基本的にパワーポイントを用いて授業を進める。 目的 Objectives
地震、津波、火山、そして台風などの自然災害はどのように起こり、それらに対して私たちはどのように備えてきたのかを学ぶ。また、自然災害に対する防災や減災対策を紹介しながら、より望ましい対策を考察する。さらに、今後増加すると考えられる気候変動による自然災害への影響についても学び対策を考える。
到達目標 Outcomes
自然の異変発生メカニズムと災害にいたるプロセスを知る。自然現象の科学的な認識にもとづいて防災という社会活動を洞察できる。受講者個人が具体的にどのような災害リスクとかかわっているかを認識する。最終的に、自然と人間のかかわりを考察できる地理学的視点を養うことを目標とする。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。 You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments). https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/ 関連する卒業認定・学位授与の⽅針(薬学部のみ)
薬学科:DP1 生命創薬科学科:DP1
履修上の注意 Course notes prerequisites
第1回の授業は対面授業で授業の全体概要とガイダンスを行う。毎回授業終了後、4日以内にLETUSで質問やコメントを受けつける。 地形学の基礎的な知識があることを前提として講義を進める。履修者は自然地理学を履修するか、高校で地理か地学を履修していることが望ましいが、必須ではない。 アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/グループワーク Group work/プレゼンテーション Presentation/フィールドワーク Practice/Fieldwork
13・14回目の講義はフィールドワークを行う。フィールドワークの事前課題と、現地で見聞きしたこと、GPSログなどをもってレポートを作成、提出する。フィールドワークの前には、少人数のグループワークを行い、課題について各グループで調べる。調べた結果はフィールドワークの現地で各班が発表する。必ず参加すること。
準備学習・復習 Preparation and review
準備学習全体として、日常的に新聞等の災害の記事をよく見ておくこと。また各授業内容を鑑みて基礎的な事項への理解が不足しているようであれば、授業内で紹介される参考文献等から学んでおくことが望まれる(毎回1時間以上)。 授業でわからないことがあればLETUSを通じて質問すること。
復習では授業内容を適宜整理するとともに、理解が不十分な点があれば授業中に適宜案内する参考書や資料等を活用して、理解不足のまま次の授業に進まないようにする。なお、上記に示した授業以外の学習は60時間以上を目安に行うこと。 成績評価方法 Performance grading policy
1.授業中に随時レポートを課す。
2.最終授業時に理解度到達テストを課す。 3.評価は東京理科大学成績評価基準に準拠する。 4.積極的に参加している受講生(授業中の態度等)に対しては、努力点を加点する用意がある。 学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している ・B:到達目標を達成している ・C:到達目標を最低限達成している ・D:到達目標を達成していない ・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している ・S:Achieved outcomes, excellent result ・A:Achieved outcomes, good result ・B:Achieved outcomes ・C:Minimally achieved outcomes ・D:Did not achieve outcomes ・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation 教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store). https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ 参考書・その他資料 Reference and other materials
授業計画 Class plan
1. 自然災害とは 地震、津波、火山、そして台風などの自然災害は、日本列島のどこかで毎年のように起こり、そのたびに平和な日常が壊される。このような災害はどうして起こるのか(災害メカニズム)、そしてそれらに対して、どのような対策がとられており、または対策をとるべきなのか(防災・減災対策)、DisasterとHazardはどのように違うのか。本授業では、自然災害や防災の概要について述べ、授業の進め方について説明する。 2. 火山災害① 地下で溶けている岩石をマグマとよび、それが地表に噴き出てつくった地形を火山という。陸上の火山の多くは、海溝に沿って分布する。火山は噴火による被害ももたらすが、山麓の豊富な湧水や温泉などの生活・観光資源、地熱発電の可能性など、多くの恵みももたらしている。 本講義では火山災害に関する映画を視聴し、その内容について授業内で解説する。 3. 火山災害② 第2回で視聴した火山災害に関する映画の続きを見る。映画内で起きる事象や映像表現など、自然の火山噴火で実際に起こりうるものかどうか、検証する。 4. 地震災害① 世界で大きな地震がおこっている地点は、プレート境界とほぼ重なっており、せばまる境界の特に沈みこみ帯に沿って、地震の震源が密に分布する帯状の地域がある。沈みこみ帯では、プレートの境界面で海溝型地震がおこるほか、境界周辺の陸地や海底の多くの断層に沿って地震がおこる。本講義では、東日本大震災とその後の原発災害に関する映画を視聴し、未曽有の災害時に人はどのように行動すべきか考える。 5. 地震災害② 第4回で視聴した映画の続きを見る。原発災害は、その後の地域にどのような影響を残すのか考えるとともに、歴史上の日本の海溝型地震の被害について振り返る。 6. 斜面災害 河川は、大雨などによって増水すると、土砂を運搬する力が増すため、堆積していた土砂を押し流したり、流した土砂で岩石を砕いたりして、周囲を侵食するようになる。山地の急流ではおもに侵食・運搬作用がはたらき、川底が削られる。それによって谷が深くなると、周囲の斜面は山崩れや地すべりをおこしやすくなる。2014年8月の広島における土砂災害を例に、その発生原因と被害を拡大した要因について考える。 7. 洪水・高潮 水害は、大雨による河川の氾濫や、高潮や津波によるものであり、宅地や農地などの平地部の水没や、土石流などの状況をいう。日本は大都市位置する沿岸部にゼロメートル地帯が存在するなど、洪水や高潮による影響を受けやすい国土を有している。千人を超える死者が発生するような甚大な高潮災害は、昭和 34 年の伊勢湾台風を最後に発生していないが、地盤沈下の進行によるゼロメートル地帯の拡大、大都市圏の水害リスクの高い地域における中枢機能の集積や地下空間の高度利用の進行、災害の発生頻度の減少等により、住民が危機を感じる力が弱まっているなど、水害に対して国土、都市、人が脆弱化している。本授業では日本国内で発生した水害について過去の事例を紹介しながら、その特徴と対策について考える。 8. フィールドワークのためのグループワーク 本講義では、第13回および14回の講義のためのグループワークを行う。メンバーの顔合わせや、課題の確認などを行うので、必ず出席すること。 9. 台風 日本は昔から台風災害を受けてきた。過去最大の被害を出した伊勢湾台風(1954年)では4000人以上の死者が出ている。この伊勢湾台風と室戸台風(1934年)、枕崎台風(1945年)は「昭和の三大台風」と呼ばれている。これらに匹敵するほど強大な台風は、1961年の第二室戸台風を最後に40年以上の間、日本列島には接近していない(沖縄などの離島を除く)。近年は確かに台風災害の規模も小さくなりつつあるが、それは単に強大な台風が接近していないからかもしれない。本授業では歴史上の大規模な台風についてその被害を振り返り、防災対策について考える。 11. 大火災 森林火災は世界で起こる自然災害の1つである。世界各地で発生しては鎮火されてきたが、近年鎮火できないほど大規模な森林火災が発生している地域がある。森林火災の増加の原因は、地球温暖化や気候変動による気温上昇や異常少雨、干ばつなどであるとされている。本講義では、アマゾンやシベリアの森から木造住宅が多い日本に至るまで、様々な地域の火災のメカニズムを探る。さらにインドネシアの火災と温暖化、環境にやさしいと言われるパーム油の関係など、大火災の背景にある問題についても考える。 12. パンデミック 地球に住む限り、私たちは地震や感染症から完全に逃れるすべはない。自身は地球誕生から続く地殻変動であり、感染症は生命誕生から続く生物進化の一環である。14世紀のペストといい、20世紀初頭のスペイン風邪といい、感染症は人類の歴史に大きく関わってきた。 また、2019年末から始まった新型コロナウイルスによる感染症は、経済発展著しい中国からの観光客を介してイタリアへ広がった。さらにEUの理念である「人の移動の自由化」により、ヨーロッパ全体へと拡大した。さらに全世界に広がり、各国の政治や経済に大きな影響を与えることになった。本授業では、このような感染症の歴史を地理的な視点から読み解く。 13&14. フィールドワーク 利根川水系において、フィールドワークを行う。現地ではカスリーン台風の被害状況や、江戸時代から続く水利用の歴史、水運などについて学習する。 15. まとめとレポート 講義を振り返り、レポートを作成する。レポートの課題は授業中に説明する。 SBOsコード(薬学部薬学科のみ 2023年度以前カリキュラム適用者対象)
学修事項(薬学部薬学科のみ 2024年度以降カリキュラム適用者対象)
担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
-産業技術総合研究所
教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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