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教員名 : 関根 宏朗
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科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
教育原理 (2PH・IS・BS)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Fundamentals of Education
授業コード Class code
9960312
科目番号 Course number
L2HSSSCn22
教員名
関根 宏朗
Instructor
開講年度学期
2026年度後期
Year
2026年度
Semester
②Second semester
曜日時限
土曜1限
Class hours
開講学科・専攻 Department
創域理工学部(一般教養科目)、創域理工学部(教職科目)
A course of liberal arts, the Faculty of Science and Technology A course of teacher education, the Faculty of Science and Technology 単位数 Course credit
2.00単位
授業の方法 Teaching method
講義
Lecture 外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
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授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class
概要 Description
本講義は,教育の理念ならびに教育に関する歴史および思想をその主たる対象とするものである。具体的には教育学を学ぶうえで重要と思われる上記に係るいくつかの基礎的な事項を取り上げ,個別のテーマごとに解説・講義を行っていく。映像教材や各種データ等を通して身近な事例についても多く話題にのせながら,従来的な「教育」観ないし人間形成観にたいして反省的に再考を加える。
「教育」というこのあまりにも複雑な営為について,簡単になにか「答え」を出そうとするのではなく,むしろそこに「問い」を見いだしそれを大切にする姿勢を共有する時間としたい。 目的 Objectives
教育と人間形成をとりまくさまざまな根源的問題を,その背景構造とともに多面的に考察することをねらいとする。とりわけ教育の理念・思想・歴史について,現実とのかかわりのもとに,自律的かつ批判的に思考する作法を学ぶことを重視する。
到達目標 Outcomes
具体的には以下の到達目標を設定している。
・教育学の諸概念並びに教育の本質及び目標を理解している。 ・子供・教員・家庭・学校など教育を成り立たせる要素とそれらの相互関係を理解している。 ・家族と社会による教育の歴史を理解している。 ・近代教育制度の成立と展開を理解している。 ・現代社会における教育課題を歴史的な視点から理解している。 ・家庭や子供に関わる教育の思想を理解している。 ・学校や学習に関わる教育の思想を理解している。 ・代表的な教育家の思想を理解している。 とりわけ教育と人間形成をとりまくさまざまな根源的問題を,その背景構造とともに多面的に考察すること,そして教育の理念・思想・歴史について,現実とのかかわりのもとに,自律的かつ批判的に思考する作法を学ぶことを重視する。 卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。 You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments). https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/ 履修上の注意 Course notes prerequisites
積極的・主体的な授業参加を期待する。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/小テストの実施 Quiz type test/ディベート・ディスカッション Debate/Discussion
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準備学習・復習 Preparation and review
毎回配布するプリント類をファイリングするとともに,講義全体における内容の連なりを意識してほしい。事前課題の予習や復習課題等については講義中に適宜指示するので,聞き漏らしのないようにそれぞれ対応すること。
成績評価方法 Performance grading policy
講義時間内のミニ・レポート5回(10点×5)と学期末試験(50点)の得点を合計し,評価を行う。
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している ・B:到達目標を達成している ・C:到達目標を最低限達成している ・D:到達目標を達成していない ・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している ・S:Achieved outcomes, excellent result ・A:Achieved outcomes, good result ・B:Achieved outcomes ・C:Minimally achieved outcomes ・D:Did not achieve outcomes ・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation 教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store). https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ 参考書・その他資料 Reference and other materials
教育思想史学会編『教育思想事典 増補改訂版』勁草書房,2017年。
田中智志・今井康雄 編『キーワード 現代の教育学』東京大学出版会,2009年。 その他,授業中に適宜指示する。 授業計画 Class plan
第1回 オリエンテーション
準備学習:教育学を学ぶうえで思想や哲学を学ぶことの意味とはなにか,さしあたり思いつくところを頭の中にまとめておく。 授業内容:授業全体の進行内容を見通すとともに,教育学における重要タームをいくつか確認する。また教育学を構成する各学問小分野に関して紹介する。 復習:解説した用語群について,それぞれ成り立ちと背景について理解を深める。 第2回 「教育」の理念をめぐる哲学的考察(1):「野生児」の事例から見えてくること 準備学習:教育一般にたいしてこれまで素朴にふまえていたイメージを振り返り、そこにおいていた透明の前提を考えてみる。 授業内容:教育の理念をめぐり,とくに動物と人間の違いという観点から具体的な事例をとおして入門的な解説を行う。 復習:授業中に提示したテクストの該当箇所を精読する。 第3回 「教育」の理念をめぐる哲学的考察(2):人間であることと人間になること 準備学習:前回の授業で扱った以外の「野生児」の事例を文献やインターネット等で調べておく。 授業内容:前回授業での課題の振り返りをおこなう。それらの内容をふまえて,人間形成論の射程をめぐり,近代教育学および近代教育学批判の見地から理論的に考察を深める。 復習:授業中に提示した関連テクストに目を通しておく。 第4回 教師の責任と権威のかたち(1):〈自由〉と〈管理〉のあいだにあるもの 準備学習:これまでの学校経験をふりかえり,教師の「責任」の範囲はどこまで及ぶものか,それぞれに思い返して考えておく。 授業内容:教育における「権威」の問題について,具体的な事例およびさまざまな理論の紹介をとおして哲学的に考察する。 復習:授業中に提示した関連テクストに目を通し,教育における「権威」の問題に関する複数の立場につき考えを深める。 第5回 教師の責任と権威のかたち(2):教育における〈贈与〉の思想と哲学 準備学習:前回の授業内容をうけて,教師の「責任」の範囲はどこまで及ぶものか,再度それぞれに考える。 授業内容:反教育学の思想や教育における「贈与」論の導入をふまえ,前回とは反対の視点から教育における「権威」の問題を具体的に考察する。 復習:授業中に提示した関連テクストに目を通し,教育における「権威」の当為性について問いを深める。 第6回 「発達」と「生成」のメディアとしての学校空間:人間形成の可能性をめぐって 準備学習:「発達」という言葉について,あらかじめ複数の辞書で調べまとめておく。 授業内容:教育学における「生成」論の展開を,具体的な事例を交えながら講義する。あわせて発達教育学の射程についても解説を行う。 復習:「発達」と「生成」の相互関係性について,講義中に示した応用文献等を中心に学習を深める。 第7回 教育における環境設計という視点(1):「自律」をめぐる教育思想 準備学習:「自律」という言葉について,あらかじめ複数の辞書で調べまとめておく。 授業内容:環境が統制されることのさまざまな意味をめぐり,とくに「自律」「他律」「依存」「甘え」といった諸概念を手掛かりに理解を深める。 復習:フーコーの規律・訓練論について,講義中に示した応用文献等を中心に学習を深める。 第8回 教育における環境設計という視点(2):家庭と地域に支えられた教育づくりの思想 準備学習:「チーム学校」とは何か,あらかじめ文献やインターネットを通してその意味付けを調べておく。 授業内容:具体的な事例の紹介を通して,教師の共同性・協働性の在り方にたいする多角的な考察を行う。いくつかの先行する緒論も紹介する。 復習:教育における「共同性」の位相について,講義中に示した応用文献等を中心にそれぞれ学習を深める。 第9回 顕在的・潜在的なカリキュラムの位相:言語コード理論と再生産論 準備学習:教育の場に「ふさわしい」言葉の用い方・文法はあるのか,学校経験をふりかえり自分なりに整理する。 授業内容:ヒドゥン・カリキュラムの概念について解説を行う。またその具体的なあらわれとして,学校における言語コードの問題を諸理論の解説とともに掘り下げる。 復習:「再生産」に係る諸問題について講義中に示した応用文献等を中心に学習を深める。 第10回 「子ども」概念の成立と家族構造の変容:旧教育と新教育,アリエス・テーゼ 準備学習:「新教育」とは何か,あらかじめ文献やインターネットを通してその定義を調べておく。 授業内容:旧教育と新教育にかんする理論的な解説とともに,歴史のなかの社会変容と家族形態の関連性の視点から教育対象の変化を中心に考察を行う。 復習:アリエスの「〈子ども〉の誕生」について,講義中に示した文献の精読を中心に学習を深める。 第11回 近代公教育の誕生・変遷と教師イメージの変化(1):明治維新から大正デモクラシー,そして戦時下教育へ 準備学習:明治維新下の「学制」はどのような内容であったのか,文献やインターネット等でそれぞれ確認しておく。 授業内容:明治から昭和初期までの教育史の流れを概説し,そこから現代的な問いを汲み取る。 復習:授業中に提示した関連テクストに目を通し,明治・大正の教育史につきさらに理解を深める。 第12回 近代公教育の誕生・変遷と教師イメージの変化(2):戦後教育改革とくりかえされる学習指導要領の改訂 準備学習:「学習指導要領」はこれまで幾度,どのように改訂されてきたのか,文部科学省のホームページから大枠を把握しておく。 授業内容:第二次世界大戦後から現代に至るまでの教育政治の流れを,「学習指導要領」の変遷を軸にフォローする。 復習:授業中に提示した関連テクストに目を通し,昭和・平成の教育史につきさらに理解を深める。 第13回 学校改革と従来的な「学力」観の組み換え:知的探求としての学びのために(1) 授業準備:いわゆる「ゆとり」と「詰め込み」の良い点・悪い点をそれぞれ整理しておく。 授業内容:現在進行形の教育改革において目指されているところを確認するとともに,「アクティブ・ラーニング」や「新しい学力」に関して探求学習の具体的な実践事例をふまえて理論的な解説を行う。 復習:授業内容をふまえながら「ゆとり」と「詰め込み」を連絡しうる教育のかたちについて応用的に問いを深める。 第14回 学校改革と従来的な「学力」観の組み換え:知的探求としての学びのために(2) 準備学習:探求学習の事例をインターネット等でさらに調べておく。 授業内容:前回の内容に引き続いて教育改革の現在的な問題を考えるとともに,教育内外におけるさまざまな「問題」について原理的に考察を深化する。 復習:教育学を学ぶうえで思想や哲学を学ぶことの意味とはなにか,授業を受けていま考えるところを再度まとめる。 第15回 まとめ:learnとunlearn 到達度評価:全体のふりかえりとともに,本授業での学びを踏まえたレポートを作成・提出する。 担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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