シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
社会学2 (後期木1)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Sociology 2
授業コード Class code
99KT271
科目番号 Course number
L3HSSSC111

教員名
西倉 実季
Instructor
Miki Nishikura

開講年度学期
2026年度後期
Year
2026年度
Semester
②Second semester
曜日時限
木曜1限
Class hours
Wednesday 2nd Period

開講学科・専攻 Department
理学部第一部 応用物理学科(一般教養科目)、工学部(一般教養科目)、先進工学部(一般教養科目)、薬学部(一般教養科目)A course of liberal arts, the Department of Applied Physics, Faculty of Science Division ⅠA course of liberal arts, the Faculty of Engineering A course of liberal arts, the Faculty of Advanced Engineering course of liberal arts, the Faculty of Pharmaceutical Sciences
単位数 Course credit
2.00単位
授業の方法 Teaching method
講義 Lecture
履修形態 Course form
薬学科:選択 生命創薬科学科:選択
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
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授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
障害=「できないこと(dis-ability)」を考えるということは、「できない」個人の性質や能力についてではなく、「できる」を条件づけ、価値づけてもいる社会のあり方について考察することである。障害学(disability studies)は、障害を考える際の焦点をこのように移行させ、障害をめぐる既存の知を抜本的に問い直す企てである。
 この授業では、障害学において提起されてきた 「障害の社会モデル」という視点によって得られる新しい障害認識を確認したうえで、この視点を用いて障害に関わる既存の文化や表象、施策等を批判的に検討する。障害に関する学びはそれぞれの生育環境やこれまでの学校教育に規定されることがあるため、受講生のものの見方を複数化・多元化する機会を担保する目的で、基本的には毎回、グループでのディスカッションの時間を設けたい。
目的 Objectives
多様化・複雑化する現代社会を生きる私たちには、さまざまな属性や背景を持つ人々が同じ社会に存在することを認識し、自分とは異なる他者が生きる現実を想像しつつ、自らの立場を相対化して把握することが求められている。こうしたことを通じて、東京理科大学の「教養教育の目標」において獲得が目指されている能力のうち、とりわけ以下を身につける。

・専門分野の枠を超えて広い視野で多元的・複眼的に自然・人間・社会を俯瞰できる能力
・課題を自ら発見し、主体的に考え、解決に取り組むための論理的・批判的思考力
・正解のない課題に対しても積極的に挑むための判断力・行動力
到達目標 Outcomes
・「障害の社会モデル」を理解し、この視点を活用して障害に関わる既存の知を問い直すことができる。
・合理的配慮という考え方を理解し、その実践を通じた公正な社会を構想することができる。
・マイノリティ(障害者)とマジョリティ(非障害者)の不均衡を構造的に把握したうえで、社会の変革に向けて各自が何をなしうるか、具体的に検討することができる。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
関連する卒業認定・学位授与の⽅針(薬学部のみ)
薬学科:DP1 生命創薬科学科:DP1
履修上の注意 Course notes prerequisites
履修希望者は、初回の授業を必ず受講すること。
全体の理解度やその他の受講状況等によって、授業計画等を変更する場合がある。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/ディベート・ディスカッション Debate/Discussion/グループワーク Group work/プレゼンテーション Presentation
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準備学習・復習 Preparation and review
・レジュメや配付資料をもとに講義内容を復習し、それぞれの回のキーワードを説明できるようにしておくこと(120分程度)。
・授業中に紹介する参考文献や新聞記事等を読み、自分の考えをまとめておくこと(60分程度)。
成績評価方法 Performance grading policy
毎回のワーク(50%)、到達度評価試験(50%)

[フィードバックの方法]
・毎回のワークについては、次回の授業の冒頭で何人かの受講者のコメント等を紹介しながらフィードバックをおこなう。
・到達度評価試験については、終了後に解答と採点基準をフィードバックする。
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
毎回のレジュメにおいて紹介する。

授業計画 Class plan
第1回 イントロダクション:なぜ障害を扱うのか(形式:講義 担当者:西倉実季)
授業の目的と概要、成績評価の方法等について説明する。

第2回 近代的なカテゴリーとしての「障害」(形式:講義 担当者:西倉実季)
M. オリバーの『障害の政治』をもとに、障害者が無力化されるメカニズムを考察する。

第3回 障害の社会モデル(形式:講義 担当者:西倉実季)
障害学において培われてきた障害の見方である「障害の社会モデル」について解説する。

第4回 社会モデルで考える①:感動ポルノ その1(形式:講義 担当者:西倉実季)
「障害の社会モデル」の視点を用いて、障害(者)に関する表象を批判的に検討する。

第5回 社会モデルで考える①:感動ポルノ その2(形式:講義 担当者:西倉実季)
「障害の社会モデル」の視点を用いて、障害(者)に関する表象を批判的に検討する。

第6回 社会モデルで考える②:「心のバリアフリー」の取り組み(形式:講義 担当者:西倉実季)
「障害の社会モデル」の視点を用いて、障害(者)に関する施策を批判的に検討する。

第7回 社会モデルで考える③:多様なディスアビリティ(形式:講義 担当者:西倉実季)
「障害の社会モデル」の視点を身体障害以外にも適用し、より多様なディスアビリティについて考察する。

第8回 合理的配慮①(形式:講義 担当者:西倉実季)
「合理的配慮」という考え方の概要とその歴史的背景について講義する。

第9回 合理的配慮②(形式:講義 担当者:西倉実季)
合理的配慮と公正な能力評価との関係について考察する。

第10回 合理的配慮③(形式:講義 担当者:西倉実季)
合理的配慮をめぐって起きた紛争に着目し、第8回・第9回で学んだ視点を用いて検討する。

第11回 優生思想①:「安楽死」計画(形式:講義 担当者:西倉実季)
映像資料をもとに、ナチス政権下での障害者「安楽死」計画の歴史的背景と問題点について検討する。

第12回 優生思想②:強制不妊(形式:講義 担当者:西倉実季)
映像資料をもとに、優生保護法下での強制不妊手術の歴史的背景と問題点について検討する。

第13回 マジョリティの問題としての障害差別①(形式:講義 担当者:西倉実季)
差別の問題を、マイノリティではなくマジョリティに着目して考えるアプローチを紹介する。

第14回 マジョリティの問題としての障害差別②(形式:講義 担当者:西倉実季)
第13回のリアクション・ペーパーをもとに、受講生によるディスカッションとプレゼンテーションを実施す

第15回 「障害」再考(形式:講義 担当者:西倉実季)
これまでの講義を総括し、理解度を確認する。

*教室でおこなう授業について、すべてに対面で受講することを求める。
SBOsコード(薬学部薬学科のみ 2023年度以前カリキュラム適用者対象)
学修事項(薬学部薬学科のみ 2024年度以降カリキュラム適用者対象)

担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
なし

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
Y
授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
N