シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
政治学1 (後期木4・本間)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Political Science 1
授業コード Class code
99KT243
科目番号 Course number
L3HSSSC104

教員名
本間 信長
Instructor
Nobunaga Honma

開講年度学期
2026年度後期
Year
2026年度
Semester
②Second semester
曜日時限
木曜4限
Class hours
Thursday 4th Period

開講学科・専攻 Department
理学部第一部 応用物理学科(一般教養科目)、工学部(一般教養科目)、先進工学部(一般教養科目)、薬学部(一般教養科目)

A course of liberal arts, the Department of Applied Physics, Faculty of Science Division Ⅰ
A course of liberal arts, the Faculty of Engineering
A course of liberal arts, the Faculty of Advanced Engineering
A course of liberal arts, the Faculty of Pharmaceutical Sciences
単位数 Course credit
2.00単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
履修形態 Course form
薬学科:選択 生命創薬科学科:選択
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
各種報道でウクライナでの「戦争」をご覧になり、これが現代においてこれほど長く続いている状況に接して多くの方々は改めて「政治」という人間の営みの残酷さや不条理さを感じておられることと思います。トランプ氏が米大統領に再選してカムバックを果たして以降、彼の経済政策や外交・安全保障に関する姿勢に世界政治は翻弄されています。2026年2月28日の報道によるとトランプ政権はイスラエルとともにイランに対しミサイル攻撃を行い、イランの最高指導者であるハメネイ師を殺害したとのことです。国連に諮ることもなく、国際社会に攻撃の必要を訴えて「有志連合」を形成することもなく、自国(米国)民にも十分な説明をせず、しかも、難航していたとはいえイランと米国は核交渉を続けているなかでの軍事攻撃でした。これがトランプ氏の言う「力による平和」というやり方のようです。第2次世界大戦後自由主義陣営で秩序形成の主役を担ってきた米国が、その役目を放棄し、これまで米国が培ってきた国際ルールを自ら破壊しているようでもあります。世界政治は、見通しの悪い不安定な時代に入っています。また、技術が兵器として利用されていることに心を痛めている方もおられることでしょう。後期の「政治学」では、前期の「政治学」で扱う政治の根本的特徴(マックス・ウェーバーの政治論)や「ポピュリズム」を振り返りつつ、また科学・技術と政治の関係にも注意を促し、時事的な問題も取り上げながら授業を進めていきたいと考えています。現実の政治は厳しい状況にありますが、授業後半では政治学の規範主義的側面にも光を当てます。民主政治における我々の投票の重要性をより深く理解して、現代政治を批判的に見ていけるような視点を提供できればと考えています。
目的 Objectives
政治という営みの根本的特徴、政治学の初歩的知識(重要な基本的概念、基礎的専門用語)を学習し、現代における政治と科学・技術の関係についての基本的理解を促し、有権者としての自らの在り方や心構えについて考える機会を作ります。ディプロマ・ポリシーにある「(課題発見・解決力、論理的・批判的思考力、倫理観」を涵養するための科目です。
到達目標 Outcomes
1.政治学の基礎的知識を学び、その知識を利用しながら、最近の政治的事象について、それを多角的にとらえて事柄を冷静に見られるようになることを目指します。
2.学習した用語を理解し覚え、単純に用語の意味を問うような簡単な選択式問題では正答を導き出せるようになります。
3.政治と科学・技術の現代的関係について理解を深め、現代における「市民」の在り方について自分の意見を持つことを目指します。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
関連する卒業認定・学位授与の⽅針(薬学部のみ)
薬学科:DP1 生命創薬科学科:DP1
履修上の注意 Course notes prerequisites
前期の授業を受けていることが望ましいですが、必須ではありません。また、第2、第3回授業で扱うマックス・ウェーバーの政治論と、第4回の「小泉政治と日本の政治の変化」は、前期の該当部分と内容的に重複します。ただし、履修者に前期の「政治学」を受講した学生が多い場合は、別の授業内容に変えるか、講義内容を前倒しにして後半の授業内容を変更・追加する可能性があります。新聞やニュース報道にできるだけ目を通してください。11月に米国で「中間選挙」(連邦議会議員選挙)が行われますので、場合によってはそれにある程度時間を割くことになるかもしれません。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/小テストの実施 Quiz type test
「課題に対する作文」としては、授業内で行う400〜800字程度のものを実施予定です。(時間の都合で授業後に提出してもらうことになるかもしれません。)

準備学習・復習 Preparation and review
初回授業で授業計画に沿った予習・復習について簡単に指示しますが、予定通りに進まない場合もありますので、授業内の指示とLETUSに掲載する資料・連絡に注意しておいてください。
回によって学習内容の学びやすさに違いがあり、また政治についてのこれまで蓄積してきた知識に個人差もあるでしょうから一概にはいいにくいですが、毎回予習に1.5時間程度、復習(復習小テストの準備等)に1.5時間程度かかると考えて準備してください。なお、「総合科学技術・イノベーション会議」や「科学技術・イノベーション基本計画」について学習するときには、若干ですが政府資料(Web上で一般公開されている程度のもの)を読んでいただく機会を作りたいと考えています。これについては授業内で指示します。
教科書は、主に後半使用していくことになります。
成績評価方法 Performance grading policy
・復習小テスト・予習確認小テスト(5点×6回 小計30点 予定)
・課題に対する作文:400〜800字程度(授業内に実施。詳細は事前に授業で指示します。)(10点×1回 小計10点 予定。実施については第9回授業内を考えていますが、変更の可能性があります。)
・期末テスト(60点 予定)。授業範囲から、選択解答式問題(複数題)、記述解答式問題2題程度、1200字程度以内の論述解答式問題1題。(期末テストの満点は、小テストの消化状況によって変わります。)

最終的な成績は、各小テスト・レポート・期末テストの素点合計に、全体的な得点状況をみながら、正規分布を意識して適宜係数をかけて出します。 (単純な素点合計ではありませんので、ご了承ください。)
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
Y
書誌情報 Bibliographic information
梅澤祐介『民主主義を疑ってみる:自分で考えるための政治思想講義』ちくま新書、2024.教科書(おもに第9回授業から使用)
MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
加藤喜之著『福音派:終末論に引き裂かれるアメリカ社会』中公新書、2025.ISBN: 978-4-12-102873-0

授業計画 Class plan
(米国「中間選挙」に関して時間を割く必要が出てくる可能性があります。それ以外にも場合により追加や割愛の可能性があるので、ご承知おきください。以下はあくまでも予定です。なお、授業内及びLETUSで指示を出しますので、参考資料は指示に従ってあらかじめ読んでおいてください。)

第1回 導入:授業の進め方、政治と政治学について
第2回 マックス・ヴェーバー『職業としての政治』1 政治の特徴
第3回 マックス・ヴェーバー『職業としての政治』2 ヴェーバーが理想とする政治家のあり方
第4回 小泉政治と日本の政治の変化
第5回 内閣府の肥大化と「総合科学技術・イノベーション会議」
第6回 第6期までの総合科学技術・イノベーション基本計画(変更の可能性があります)
第7回 第7期総合科学技術・イノベーション基本計画(変更の可能性があります)
第8回 中間まとめ:科学・技術と現代政治
第9回 政治哲学への導入
第10回 自由主義
第11回 功利主義
第12回 新自由主義
第13回 社会主義
第14回 様々な「正義」と共和主義的政治:投票権を持つ「市民」であるということについて
第15回 全体のまとめ
SBOsコード(薬学部薬学科のみ 2023年度以前カリキュラム適用者対象)
学修事項(薬学部薬学科のみ 2024年度以降カリキュラム適用者対象)

担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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