シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
生徒指導論 (後・火5)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Guidance and Counseling
授業コード Class code
9910F60
科目番号 Course number
T1FTMIG203

教員名
八並 光俊
Instructor
Mitsutoshi Yatsunami

開講年度学期
2026年度後期
Year
2026年度
Semester
②Second semester
曜日時限
火曜5限
Class hours
Tuesday 5th

開講学科・専攻 Department
理学部第一部(教職科目)

A course of teacher education, the Faculty of Science Division Ⅰ
単位数 Course credit
2.00単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
■ 生徒指導は、「児童生徒が、社会の中で自分らしく生きることができる存在へと、自発的・主体的に成長や発達する過程を支える教育活動」であり、生徒のいじめや不登校等の「生徒指導上の課題に対応するために、必要に応じて指導や援助を」行います。生徒指導の知識基盤は、文部科学省『生徒指導提要』(2022)です。
■ 本授業では、『生徒指導提要』に基づいて、生徒指導の基礎知識を学習をします。教員採用試験や教職に就いた後にも、有益な内容です。また、教員の資質として求められるコミュニケーション能力・プレゼンテーション能力も、自己の探究的なテーマに基づくプレゼンテーションでトレーニングします。


目的 Objectives
(1)生徒指導に関する専門的な知識を、確実に修得する。
(2)生徒指導の実態を調査統計や教育施策から、深く理解する。
(3)生徒指導に関連する基本的な法律について、確実に修得する。
到達目標 Outcomes
(1)生徒指導に関する専門的かつ基礎的な用語を、他者に説明できる。
(2)生徒指導上の諸問題に関する実態や教育施策などを、他者に説明できる。
(3)生徒指導に関連する法律について、他者に説明ができる。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
■無断欠席・〔EW〕・プレゼンテーションの不履行は、以下の通りです。
①無断欠席(授業日翌日まで連絡なし)の場合、1回につき10点の減点となります。また、無断欠席を3回した場合は、評価対象外となります。
②〔EW〕を3回未受験もしくは3回満点未達成の場合(〔EW〕の減点は、一回につき5点)は、評価対象外となります。
③プレゼンテーションの未発表は、評価対象外となります。
■遅刻・欠席・相談は、電子メールを使用して連絡してください。電子メールでは、件名と本文の冒頭に必ず〔生徒指導論T・学籍番号・氏名〕を記載してください。
①交通機関の遅延等での遅刻や欠席は、遅延証明書と定期券の画像を添付して、メールで送ってください。
②病気での欠席の場合は、病院での支払いレシート等の画像を添付してメールで送ってください。
③忌引の場合は、葬儀等連絡の文書または親族の方のメモを画像で添付してメールで送ってください。
■ 合理的配慮を希望される場合は、初回の授業前に具体的配慮事項をメールでお知らせください。その後、それを証明する文書等を拝見させていただきます。
■ 電子メールは、〔8man.seminar@gmail.com〕に送信してください。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
ディベート・ディスカッション Debate/Discussion/プレゼンテーション Presentation
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準備学習・復習 Preparation and review
■準備学習
毎回LETUSを通して、事前配布する私製〔デジタル教材〕を配付するので閲覧してください。
●プレゼンテーション
授業第3回より、プレゼンテーションを実施します。発表の内容や順番等は、LETUSに記載します。
■復習
毎回の学習確認課題〔EW〕を指定期日までに、実行してください。
①〔EW〕は、LETUSの小テスト形式で行います。
②「満点になるまで、繰り返し」てください。
③〔EW〕は、第3回から第14回までの12回実施します。
成績評価方法 Performance grading policy
(A)〔EW〕(12%)
●12回分を満点でクリアすることが、必須です。
(B)プレゼンテーション(8%)
● 各自一回プレゼンショーションを行うことが、必須です。
(C)到達度評価(80%)
●LETUSの小テスト機能を用いて80点満点の客観的評価です。
ただし、(A)と(B)の両方を満たした者のみが受験できます。
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■ 成績評価算出方法  (A)+(B)+(C)=100%
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学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
〔参考書〕
①文部科学省『生徒指導提要』〔改訂版〕デジタルテキスト
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1404008_00001.htm
②八並光俊・石隈利紀・田村節子・家近早苗編(2023)『やさしくわかる 生徒指導提要ガイドブック』明治図書
〔その他資料〕
■ 私製デジタル教材
LETUSで、参考資料も含めて毎回事前に配布します。

授業計画 Class plan
第1回 生徒指導の定義・目的・構造

(準備学習)
『生徒指導提要』・第1章「生徒指導の基礎」を閲覧し、内容を理解する。
●授業内容
 (1)生徒指導の目的と定義
 (2)生徒指導の重層的支援構造
(復習)
LETUS〔EW_練習A〕を実施し、「児童の権利に関する条約」を理解する。


第2回 生徒指導と教育課程

(準備学習)
『生徒指導提要』・第2章「生徒指導と教育課程」を閲覧し、内容を理解する。
●授業内容
 (1)学習指導要領のポイント
 (2)生徒の発達の支援
(復習)
LETUS〔EW_練習B〕を実施し、中学校学習指導要領第1章 総則」における「生徒の発達の支援」を理解する。

第3回 生徒指導体制

(準備学習)
『生徒指導提要』・第3章「チーム学校による生徒指導体制」を閲覧し、内容を理解する。
●授業内容
 〔*受講生プレゼンテーション〕
 (1)生徒指導体制
 (2)教育相談体制
(復習)
LETUS〔EW_01〕を実施し、「不適切な指導と考えられ得る例」を理解する。

第4回 いじめ防止対策推進法

(準備学習)
「いじめ防止対策推進法」を閲覧し、その構成と内容を理解する。
https://laws.e-gov.go.jp/law/425AC1000000071
●授業内容
 〔*受講生プレゼンテーション〕
 (1)いじめ防止対策推進法の構成と内容
 (2)重大事態への対処の留意点
(復習)
LETUS〔EW_02〕を実施し、「いじめ防止対策推進法」の重要条文について理解する。

第5回 いじめの実態・特色と未然防止

●授業内容
(準備学習)
『生徒指導提要』・第4章「いじめ」を閲覧し、内容を理解する。
●授業内容
 〔*受講生プレゼンテーション〕
 (1)いじめの実態・特色
 (2)いじめの未然防止
(復習)
LETUS〔EW_03を実施し、文部科学省の「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」(以下、文科省「問行調査」と略記)の「いじめ」に関する調査結果について理解する。

第6回 不登校の実態・特色と対応

(準備学習)
『生徒指導提要』・第10章「不登校」を閲覧し、内容を理解する。
●授業内容
 〔*受講生プレゼンテーション〕
 (1)不登校の実態・特色
 (2)不登校への対応
(復習)
LETUS〔EW_04〕を実施し、「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」について理解する。

第7回 暴力行為の実態と特色

(準備学習)
『生徒指導提要』・第5章「暴力行為」を閲覧し、内容を理解する。
●授業内容
 〔*受講生プレゼンテーション〕
 (1)暴力行為の実態・特色
 (2)生徒への懲戒
(復習)
LETUS〔EW_05〕を実施し、学校教育法で規定される生徒への懲戒および出席停止措置を理解をする。

第8回 少年非行

(準備学習)
『生徒指導提要』・第5章「暴力行為」を閲覧し、内容を理解する。
●授業内容
 〔*受講生プレゼンテーション〕
 (1)少年法と非行少年
 (2)保護処分関連施設
(復習)
LETUS〔EW_06〕を実施し、少年法の重要条文を理解する。

第9回 児童虐待

(準備学習)
『生徒指導提要』・第7章「児童虐待」を閲覧し、内容を理解する。
●授業内容
 〔*受講生プレゼンテーション〕
 (1)児童虐待の防止等に関する法律
 (2)児童相談所
(復習)
LETUS〔EW_07〕を実施し、「児童虐待の防止等に関する法律」の重要条文を理解する。

第10回 自殺

(準備学習)
『生徒指導提要』・第8章「自殺」を閲覧し、内容を理解する。
●授業内容
 〔*受講生プレゼンテーション〕
 (1)自死の実態
 (2)自死予防
(復習)
LETUS〔EW_08〕を実施し、「TALKの原則」を理解する。

第11回 薬物乱用防止

(準備学習)
警察庁『薬物乱用のない社会を』を閲覧し、薬物および薬物乱用防止について理解する。
●授業内容
 〔*受講生プレゼンテーション〕
 (1)喫煙・飲酒防止
 (2)薬物乱用防止
(復習)
LETUS〔EW_9〕を実施し、「二十歳未満ノ者ノ喫煙(飲酒)ノ禁止ニ関スル法律」を理解する。

第12回 性に関する課題

(準備学習)
『生徒指導提要』・第12章「性に関する課題」を閲覧し、内容を理解する。
●授業内容
 〔*受講生プレゼンテーション〕
 (1)性犯罪・性暴力に関する生徒指導
 (2)「性的マイノリティ」に関する課題と対応
(復習)
LETUS〔EW_10〕を実施し、性の多様性を理解する。

第13回 発達に関する課題

(準備学習)
『生徒指導提要』・第13章「多様な背景を持つ児童生徒への生徒指導」・「13.1 発達障害に関する理解と対応」を閲覧し、内容を理解する。
●授業内容
 〔*受講生プレゼンテーション〕
 (1)発達障害
 (2)発達障害者支援法等
(復習)
LETUS〔EW_11〕を実施し、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」の重要条文を理解する。

第14回 多様な背景を持つ児童生徒への生徒指導

(準備学習)
『生徒指導提要』・第13章「多様な背景を持つ児童生徒への生徒指導」・「13.2 精神疾患に関する理解と対応/13.3 健康問題に関する理解と対応/13.4 支援を要する家庭状況」を閲覧し、内容を理解する。
●授業内容
 〔*受講生プレゼンテーション〕
 (1)精神疾患・健康問題への理解と対応
 (2)要支援家庭への理解と対応
(復習)
LETUS〔EW_12〕を実施し、「要保護児童・要支援児童・特定妊婦」を理解する。

第15回 学習の総括とキャリア達成

(準備学習)
第14回までの学習内容を確認して、到達度評価に備える。
●授業内容
 (1)到達度評価
 (2)教職キャリアプラン
(復習)
自己の教職キャリアプランにおける生徒指導の重要性を理解する。


担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
授業担当者は、「生徒指導提要の改訂に関する協力者会議」の座長であり、『生徒指導提要』の編集責任者であると、同時にデジタルテキストの作成者です。現在、学術団体日本生徒指導学会会長、文部科学省の中央教育審議会およびいじめ防止対策協議会委員、こども家庭庁いじめ調査アドバイザー、国立教育政策研究所生徒指導・進路指導研究センター客員研究員を拝命しています。また、過去の文部科学省等のいじめ・不登校・暴力行為・少年非行等の有識者会議の委員を多数歴任しています。この他、現職教員やスクールカウンセラー等の生徒指導研修も多数経験しています。授業では、こうした専門的経験からも講義したいと思います。


教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
Y
授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
N