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教員名 : 鈴木 克彦
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科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
量子力学2B (2023年度までの入学生)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Quantum Mechanics 2B
授業コード Class code
991228T
科目番号 Course number
12PHQUM302
教員名
住吉 亜衣菜、鈴木 克彦
Instructor
SUZUKI, Katsuhiko
開講年度学期
2026年度前期
Year
2026年度
Semester
①First semester
曜日時限
火曜4限、木曜2限
Class hours
Tuesday 4th period, Thursday 2nd period
開講学科・専攻 Department
理学部第一部 物理学科
Department of Physics, Faculty of Science Division Ⅰ 単位数 Course credit
2.00単位
授業の方法 Teaching method
講義
Lecture 外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
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授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class
概要 Description
この授業は前期前半の「量子力学2A」に引き続き行われるもので、角運動量の代数的な記述法、それを拡張したスピンの概念を学びます。ここまでの内容により3次元量子力学の記述の基礎が完成します。
続いて時間に依存しない摂動論について学びます。ここまで学んだ量子力学では解析的に解くことが可能な問題を扱ってきたので、ごく限られた物理系にしか適用できません。本講義・演習では、それらを一般化された物理の問題に適用する方法である、時間に依存しない摂動論を学びます。これらの事項は、量子力学が適用される幅広い物理系をを専門とする者にとっては必須の内容です。 演習においては、これまで学んできた基礎的・断片的な問題ではなく、現実的な物理系に即した問題を取り扱うことにより、量子力学系について理解を深めます。 主として火曜日4時限に講義、木曜日2時限に演習を行います。 授業中ではletusにアクセスする必要があるので、ノート型PCやタブレットの携帯を必須とする。 目的 Objectives
本授業の目的は、量子力学の枠組みの中で、角運動量の満たす代数を理解し、代数的方法を用いた計算方法を修得することである。その例題の一つとして、スピン1/2の場合を学ぶ、またスピンと磁場との相互作用を理解する。
もう一つの主目的は、量子力学における近似方法の必要性を理解し、その一つとして、時間に依存しない摂動論の計算方法を学ぶことである。 本授業は本学科のディプロマ・ポリシー項目2に該当する。 本授業は、物理学科カリキュラムポリシーの6「専門科目」に該当する科目である。 またルーブリック評価軸の2「専門学力(古典物理学)、3「専門学力(現代物理学)」に該当する。 到達目標 Outcomes
・角運動量演算子の固有状態の意味を理解し、その導出ができる
・角運動量の固有状態を用いて物理量が計算できる。 ・スピン量子数の意味を理解し、スピン1/2の状態を用いた計算ができる。 ・スピンと磁場の相互作用を理解し、歳差運動などの計算がきでる。 ・摂動論の公式を導出することができる。 ・縮退のない場合、縮退のある場合について、2次までのネルギー補正、波動関数の1次補正を計算できる。 である 卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。 You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments). https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/ 履修上の注意 Course notes prerequisites
「量子力学1B」、「量子力学2A」を必ず履修していること。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
小テストの実施 Quiz type test/反転授業 Flipped classroom
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準備学習・復習 Preparation and review
[準備学習]
火曜の講義パートにおいては、毎回の事前学習課題として20分程度の講義動画の視聴を課す。実際の授業では、冒頭で5分間のwebテストを実施し理解度を確認するので、十分事前学習を行った上で授業に参加すること。 [復習] 講義後、講義内容を踏まえた基本的な記述問題を課すのでletusで解答する。 また演習においては毎週指示された課題を解き、レポートとして提出すること。 成績評価方法 Performance grading policy
<試験による評価>
・到達度評価試験:摂動論(100点満点) ・角運動量演算子、スピン1/2について小テスト <平常の授業での評価> ・授業動画課題、授業時のwebの小テスト、演習での課題提出の合計を30点満点で評価する。レポート課題については、3段階評価を行なう。 試験による評価を80%、課題による評価を20%と換算して、合計60%以上で合格とする。 課題未提出者や期間内のletusアクセス記録がない場合は減点する。 学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している ・B:到達目標を達成している ・C:到達目標を最低限達成している ・D:到達目標を達成していない ・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している ・S:Achieved outcomes, excellent result ・A:Achieved outcomes, good result ・B:Achieved outcomes ・C:Minimally achieved outcomes ・D:Did not achieve outcomes ・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation 教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
Y
書誌情報 Bibliographic information
Introduction to Quantum Mechanics (3rd ed.), D.J. Griffiths
MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store). https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ 参考書・その他資料 Reference and other materials
参考書は講義の最初に詳しく解説する。
・J.J.Sakurai,現代の量子力学(吉岡書店)、猪木、河合:量子力学I,II(講談社)、シッフ:量子力学 上下 (吉岡) ・理工系の基礎「物理学Ⅱ」 丸善出版(齋藤晃一、半澤克郎、渡辺一之、二国徹郎 著) ・シュレディンガー方程式 共立出版 (鈴木克彦著) 授業計画 Class plan
[項目と内容]
1 (対面) 一般化された角運動量1 [準備学習]授業動画を視聴しノートにまとめ理解する。(40分) 角運動量の固有状態を理解する 角運動量演算子の交換関係や同時固有状態を導出できる。 昇降演算子の概念を理解する [復習]授業内容を復習し、letusの記述問題を解答する。(1時間) 2 演習 [準備学習]予習問題を解きレポートとして提出。(1時間) 角運動量演算子の交換関係や公式を証明できる。 [復習] 提示された課題を解く。(1時間) 3 (対面) 一般化された角運動量2 [準備学習]授業動画を視聴しノートにまとめ理解する。(40分) 角運動量の固有値を計算できる。 固有状態を用いて物理量が計算できる。 [復習]授業内容を復習し、letusの記述問題を解答する。(1時間) 4 演習 [準備学習]予習問題を解きレポートとして提出。(1時間) 代数的方法を用いて角運動量に関係する物理量を計算できる 球面調和関数を代数的に導出できる [復習]提示された課題を解く。(1時間) 5 (対面)spin1/2 [準備学習]授業動画を視聴しノートにまとめ理解する。(40分) 一般化された角運動量としてのスピンを理解する。 行列を用いた表現を用いて計算できる。 [復習]授業内容を復習し、letusの記述問題を解答する。(1時間) 6 spin 1/2 演習 [準備学習]予習問題を解きレポートとして提出。(1時間) 角運動量の代数計算について達成度の確認 spinの行列に関する計算ができる [復習]指定された課題を解く(1時間) 7 (対面) 磁場中のスピンの運動 [準備学習]授業動画を視聴しノートにまとめ理解する。(40分) spinの固有状態を用いて物理量の計算ができる。 spinの測定と固有状態の関係を理解する ラーモアの歳差運動について理解する [復習]授業内容を復習し、letusの記述問題を解答する。(1時間) 8 演習 [事前学習]予習問題と解きレポートとして提出(1時間) spinの固有状態を用いて物理量の計算ができる。 磁場中でのスピン1/2粒子の運動 シュテルン・ゲルラッハの実験を説明できる。 [復習]指定された課題を解く(1時間) 9 (対面)講義 時間に依存しない摂動論:縮退のない場合 [準備学習]授業動画を視聴しノートにまとめ理解する。(40分) 摂動論の基本原理を理解できる。 摂動論の公式を導出できる。 [復習]授業内容を復習し、letusの記述問題を解答する。(1時間) 10 演習 時間に依存しない摂動論1 problem 6.1, 6.3程度の計算ができる スピンについて達成度の確認 [復習]指定された課題を解く(1時間) 11(対面)講義 時間に依存しない摂動論:縮退のない場合2 [準備学習]授業動画を視聴しノートにまとめ理解する。(40分) ヘリウム原子のエネルギーを摂動を用いて計算できる 水素原子の分極率を摂動論を用いて計算できる。 [復習]授業内容を復習し、letusの記述問題を解答する。(1時間) 12 演習 時間に依存しない摂動論2 problem 6.4, 6.5程度の計算ができる [復習]指定された課題を解く(2時間) 13(対面)時間に依存しない摂動論:縮退のある場合 [準備学習]授業動画を視聴しノートにまとめ理解する。(40分) 縮退のある場合の摂動論の公式を導ける。 簡単な縮退のある系に対して公式を応用できる。 Stark効果の計算を理解できる [復習]授業内容を復習し、letusの記述問題を解答する。(1時間) 14 演習 時間に依存しない摂動論3 縮退のある場合の1次摂動エネルギー、波動関数を決定できる。 完全に解ける系と摂動論の結果を比較することができる。 [復習]指定された課題を解く(2時間) 15 講義 時間に依存しない摂動論:縮退のある場合 [準備学習]授業動画を視聴しノートにまとめ理解する。(40分) Zeeman効果の起源を理解し、時間に依存しない摂動論を適用できる。 相対論的効果から様々な相互作用が生じることを理解する。 [復習]授業内容を復習し、letusの記述問題を解答する。(1時間) 16 (対面)達成度の確認・解説 理解度を確認する。問題の解説を行う。 担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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