シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
情報基礎
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Introduction to Information Technology
授業コード Class code
9983A90
科目番号 Course number
81ICPRO103

教員名
佐藤 喜一郎
Instructor
Ki-ichiro Sato

開講年度学期
2026年度前期
Year
2026年度
Semester
①First semester
曜日時限
木曜2限
Class hours
Thursday 2nd Period

開講学科・専攻 Department
先進工学部 生命システム工学科

Department of Biological Science and Technology, Faculty of Advanced Engineering
単位数 Course credit
2.00単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
⑦ [遠隔]オンライン授業(同期)/ [Remote]Online (synchronized remote)

概要 Description
高校で必修の「社会と情報」や「情報の科学」などの情報系科目で習得した基礎的な情報/コンピューター活用能力を前提に、理工系大学の大学生活および将来の研究・仕事に不可欠な、情報/コンピューター利用スキルを身につける。
インターネットにおける情報の取り扱いに関する一般知識の講義を行うとともに、実際にBYOD機での活用演習を行う。さらに、様々な媒体での情報発信の技術を演習を中心に習得し、プレゼンテーションについてもカバーする。
目的 Objectives
先進工学部のディプロマ・ポリシーに定める、「自然と人間、社会に対する幅広い教養を持ち、専門分野の枠を超えて横断的にものごとを俯瞰できる能力」を実現するための科目である。

プライベートで使うSNSやスマホなどのメールと仕事の道具として使うPCメールの違いを理解し、PCメールの送信マナーを身につける。著しいスピードで発展・変化していくネット社会に必要なルール、マナー及びモラルを身につける。

また、実験レポートの作成に代表される、理工系でのWord, Excel活用法を習得する。

さらに、将来の卒業研究発表や学会発表を念頭に置いて、Power Pointを用いた理工系での実験・研究成果のプレゼンテーション技術を学ぶ。

到達目標 Outcomes
・BYOD機を含むコンピュータを活用するためのOSの働きを理解できる
・情報の蓄積、情報交換に必要なファイル形式と符号化の方法などを理解できる
・インターネットメールの特徴を理解したうえで、社会の一員としてふさわしい利用ができるようになる
・インターネットの情報検索について、一次情報源と二次情報源の区別、ソーシアルメディアの特性などを説明できる
・デジタル署名、暗号化技術、生成系AIやなどに関する最新技術について重要点を説明できる
・インターネットでの情報の利用・発信について、著作権や個人情報保護、情報倫理などの観点で正しい使用が行えるようになる
・インターネット社会における様々な危険から身を守るすべを身に着ける
・実験レポートの作成に代表される理工系での図表を含む文書作成において、Word, Excelなどを活用法して求められる体裁にあわせて文書を作成できる
・将来の卒業研究発表や学会発表を念頭に置いて、理工系での実験・研究成果の口頭発表やポスター発表のための資料作成において、PowerPointを活用し作成する技術を身に着けるとともに、プレゼンテーション時にもPowerPointを活用する技術を身に着ける。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
学生個人所有のPC(BYOD)で演習を行うので、授業開始までに「(重要:2024年度入学予定の皆様)「ノートパソコンの必携(BYOD)」について」に記載の条件を満たすPC(演習でキーボード、Webカメラ、マイクを使用。演習の性質上、スマホやタブレットのみでの受講は不可。)を準備し、CLASS、LETUSにログインできるようにしておくこと。

この授業は演習を伴うため人数制限(50名)を行う。人数を超えた場合には抽選になるので、初回授業に参加できるようにCLASSでの履修登録に注意すること。

全ての回をオンライン同期(教室間遠隔配信)で行う。教室間遠隔配信なので指定教室で受講できるが、必要に応じて個別にTeamsの接続も必要となるのでその準備は必要である。LETUSで公開している講義動画やスライドで事前に予習していることを前提として、授業に対する質問(※Teamsしくはメールを使用。詳細については、第1回「ガイダンス」で説明。)、小テスト(確認テスト)や課題の提出を授業時間内にLETUSで行ってもらうので注意すること(詳細は「準備学習・復習」を参照)。

授業で、Box、Microsoft Office(Word, Excel, Power Point) &Teamsを使用するので、授業開始までに必要なアプリのインストール および 初期設定を済ませておくこと。また、授業担当者と質問等のやり取りができるように、大学のメールアカウント(学籍番号@ed.tus.ac.jp)が使えるようにしておくこと。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/小テストの実施 Quiz type test/ディベート・ディスカッション Debate/Discussion/グループワーク Group work/プレゼンテーション Presentation/実習 Practical learning
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準備学習・復習 Preparation and review
この科目は演習を伴う授業であることから、LETUSで公開している講義動画やスライドで 事前に予習をしていることを前提として実施する。

文部科学省の「大学設置基準」により、大学での単位の認定には、単位あたり45時間の学修が必要であると定められている。したがって、この科目(2単位)の単位認定に必要な学修は90時間となり、授業時間以外に毎週4時間程度の準備学習・復習が必要となる。各回のスライドやプリントおよび講義資料は、原則としてその前の回の授業終了後からLETUS(https://letus.ed.tus.ac.jp/course/view.php?id=186826)で事前公開するので、十分な授業外準備学習を行い、時間割にある授業時間内に課題を提出できるように準備すること。特に予習課題がある授業回については予習して確実に提出の上、授業に参加すること。

演習内容や課題に関しては、各自の大学のメールアカウント(学籍番号@ed.tus.ac.jp)から授業担当者宛のメールでの質問を随時受け付けるとともに、時間割にある授業時間内にTeams利用してPCの画面を共有しての質問対応を行うので、これらの質問対応を十分に活用して、授業時間内に課題を提出すること。加えて十分な復習(目安として2時間程度)を行い、確認テスト(原則として、前回の授業内容に関する確認テストを、その次の回の授業時間内に実施)の準備を行うこと。なお、課題を課す回、確認テストを実施する回については「授業計画」の項を参照のこと。
成績評価方法 Performance grading policy
成績は、演習確認問題の得点(成績評価の30%程度を予定)、提出課題の内容(60%程度を予定)に、プレゼンテーション(10%程度を予定)を加味して総合的に評価する。

課題提出は各回にある。確認テストはLETUSに独立な試験を設定する場合もあるが、授業の振り返りを持って充てることがあるので、LETUSでの指示に注意をすること。

学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
情報科学全般の参考書としては
・田中琢真著、情報科学概論 第2版、学術図書出版社、978-4-7806-0728-4
をお勧めする。情報処理・情報通信の基本だけではなく、最先端のAIの基礎であるニューラルネットワークや量子情報まで幅広くカバーしている。

LETUSで講義資料(動画、スライド、プリントなど)を公開する。プリントは各自でダウンロードし、必要に応じて印刷すること。

参考にしたオンラインコンテンツ(特に一次情報源)はLETUSにリンクを提示する。

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構が行っている情報処理技術者において「試験で使用する情報技術に関する用語・プログラム言語など ver 5.1」がまとめられている。特定メーカー・製品の用語ではないのでので概念を共有するために特に重要な資料である。https://www.ipa.go.jp/shiken/syllabus/doe3um0000002djj-att/shiken_yougo_ver5_1.pdf

EXCELを含むOffice製品の操作については、教科書や参考書として特定の書籍を指定しないので、マイクロソフトのサイトのチュートリアルやヘルプ、自分に合った参考書を、各自の好みや経験・必要に応じて各自で準備すればよい。

文書作成・発表については、まさに古典であるが、現代でも通用する
・木下是雄、理科系の作文技術、中公新書624、ISBN10  4-12-100624-0
・木村泉、ワープロ作文技術、岩波新書306、ISBN10 4-00-430306-0
をお勧めする。


授業計画 Class plan
Part I BYOD・インターネット活用基礎編

1. ガイダンス
・この授業の概要、目的、到達目標を理解し、授業の受け方、必要な準備学習および復習について知る。
・PCや様々なデバイスについての基本的な構成を学ぶ。
・具体例として、この授業を受けるために必要な、個人所有のPC(BYOD)への演習環境の構築方法について理解する。
・アカウントとは、一般サービスのアカウント、BYODのユーザ認証とネットワークサービスのユーザ認証の違い
・管理者とユーザの権限の違い
・学内情報システムの利用確認(CLASSとLETUSの活用とMicrosoft 365メール・Box・Teamsなど外部システムの利用)
・Webブラウザとメールソフトの利用
【課題】 授業開始時アンケート

2. 情報リテラシー1
・OSの働き
・ファイルとは
・基本的なテキストデータと文字コード
・各種アプリケーションソフトの動作確認(Outlook、Word、Excel、PowerPoint、ペイント)
・各種データファイル、特にPDFとは
・BYOD環境の完全な構築
・Teamsによるコミュニケーションの確立
【課題】指定されたファイルを提出する

3. 情報リテラシー2
・電子メールの仕組みと利用
・インターネットのメールの仕組み、SMTP、IMAP4、DNSなどの働き
・メールサーバとメールボックスの場所
・Microsoft365メールと、サードパーティメールシステム概観
【課題】指定された相手と電子メールの送受信を行う
 
4. 情報リテラシー3
・インターネットの仕組み、OSI参照モデルとTCP/IP、キャリアとインターネットの関係
・ドメイン名とDNSとは
・インターネット上の情報サービスの仕組み、WWWとHTTP
・インターネットの情報検索、検索サイトの利用
・インターネットでの情報発信と情報倫理
【課題】指定されたファイルを提出する
 
5. 情報リテラシー4
・情報交換のための様々なメディアフォーマットとファイル形式
・マルチメディア情報の扱い、テキストエディタの画像のエディタの利用
・テキストと画像の具体的な取り扱い
・SNSなどの利用
・著作権と情報倫理
【課題】指定されたファイルを提出する(指定サーバの利用を含む)

Part II BYOD機での情報処理
 
6. 情報操作の基礎1
・コンピュータにおける数値・文字・図形情報の表現
・表計算ソフトとは(付:・データベースとは)
・表計算ソフトExcelによるデータの蓄積とセル、セルのデータ形式
・汎用のcsvとExcel専用ファイルの違い
・表計算ソフトにおける数値計算の初歩
【課題】
 
7. 情報操作の基礎2
・Excelによる数値計算の基礎
・Excelの各種機能(基本関数)

8. 情報操作の基礎3
・Excelによる数値計算の応用
・Excelの各種機能(統計などの特殊な関数)
【課題】指定されたファイルを提出する
 
9. 情報操作の基礎4
・Excelによるデータの統計処理と可視化
・図としてのグラフの作成
【課題】指定されたファイルを提出する
 
10. 情報操作の基礎5
・Excelによる複雑な処理の実行とVBAによるプログラミング
【課題】指定されたファイルを提出する



Part III 情報発信・プレゼンテーションへのBYOD機の利用

【予習課題】各自が気になっているテーマを選び、関連事項の情報を収集できるように準備する

11. アカデミックな情報発信の形態とBYOD機の応用
・アカデミックな情報の検索
・情報の利用、著作権など、正しい引用について
・理工系大学の卒業研究の締めくくりとして行なう卒業研究発表会や、理工系学会発表を念頭において、理工系におけるプレゼンテーションの特徴を理解する。
・論文発表と学会発表の2形態へのBYOD機の利用概観
・文章作成ソフトによる文書の作成の基礎
・基本文書構造(部・章・節・小節と段落、各種見出しなど)
・文字の種類(明朝とGothic)・大きさ(ポイント)と、その修飾(斜字、太字、下線、取り消し線、...)
・表と箇条書きの扱い
・報告書の構成要素とその情報表、現実験報告書の体裁
・ワードプロセッサーWordの機能
・数式エディタと分子式などの高度な情報の編集について
・発表テーマ登録

【課題】発表テーマの登録

12. 論文・レポート作成のためのアカデミック情報リテラシー
・WordとExcelの図表の連携の詳細
・図表の体裁とwordによる仕上げの詳細
・参考文献などの提示方法とwordによる仕上げの詳細

【課題】指定されたファイルを提出する

13. プレゼンテーション資料の作成
・スライドおよびポスター発表の基礎知識
・プレゼンテーションソフトPowerPointの機能とスライド作成・ポスター作製の方法
・スライドデザイン(縦横比や用紙サイズ)
・図の利用と作成方法
・数式の組み込み
・発表文書(ポスター)を作成するとともに、その前段階の口頭発表のためのスライド作成を進める。
【課題】スライドとポスターの見本を提出する

14. プレゼンテーションの実際1
・スライドおよびポスターの資料作成をPowerPointを用いて行う
・必要に応じて発表データの加工を行う  
・口頭発表用に原稿作成と時間管理を行う
【課題】スライドとパスターの完成版を提出する
 
15. プレゼンテーションの実際2
・授業時間内に口頭発表会を行い、相互評価の内容を振り返り、理工系のプレゼンに対する認識を深める。
・授業時間と授業時間外を使ってポスター発表を行い、相互評価の内容を振り返り、理工系のプレゼンに対する認識を深める。
【課題】 発表振り返りと必要であればポスターの修正版を提出する


担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
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教育用ソフトウェア Educational software
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Microsoft Office、テキストエディタ・バイナリーエディター

備考 Remarks
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授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
N