シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
薬理学総論
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Pharmacology, General Principles
授業コード Class code
993K147
科目番号 Course number
3aMPPHA221

教員名
斎藤 顕宜
Instructor
Akiyoshi Saitoh

開講年度学期
2026年度前期
Year
2026年度
Semester
①First semester
曜日時限
月曜1限
Class hours
Monday, 1st period.

開講学科・専攻 Department
薬学部 Faculty of Pharmaceutical Sciences
単位数 Course credit
2.00単位
授業の方法 Teaching method
講義 Lecture
履修形態 Course form
薬学科:必修 生命創薬科学科:必修
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
薬理学は、作用点に達した薬物が示す作用と作用発現のメカニズム(作用機序)を明らかにする学問分野であり、基礎研究と臨床現場での薬物治療の間を埋めるものといえる。本講義により、将来医薬品と関わる幅広い分野において貢献できる基盤的知識を身につけることが可能である。
目的 Objectives
本講義の目的は、薬物の作用を考える上での基本事項と、自律神経系に作用する薬物、運動神経や骨格筋に作用する薬物 、鎮痛作用を有する薬物、麻酔薬について、個体レベル、組織レベル、細胞レベル、分子レベルでの作用機序を理解して薬の作用の本質や基本原理を修得することである。
到達目標 Outcomes
薬物の作用・副作用、薬物の作用点と細胞内情報伝達といった基礎事項に加えて、自律神経系および体性神経系とこれらに作用する薬物の作用機序について理解し、自ら説明できるようになることを目標とする。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
関連する卒業認定・学位授与の⽅針(薬学部のみ)
薬学科:DP3 生命創薬科学科:DP3
履修上の注意 Course notes prerequisites
薬物の作用機序を理解するためには、単に薬物名を覚える勉強ではなく、基盤となる生理学・解剖学を学び生体の動作原理を理解することが必要である。そのうえで、生体と薬物の相互作用に基づいた薬の作用の本質について自ら考えることができるように勉強すること。特に、本講義の対象である自律神経系と体性神経系は、全身に及ぶ広範囲なものであり、ほとんどすべての薬物治療の際に考慮が必要な非常に重要な分野であることから、入念な予習復習が必須である。機能形態学で学習した内容を復習しておくこと。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/小テストの実施 Quiz type test
-

準備学習・復習 Preparation and review
予習として教科書や参考書の該当部分をよく読んでおくこと。授業でのポイントを整理し、しっかり復習すること。学修簿に記載のある自習時間を満たすように、学生各人で各回の授業前ならびに授業後の授業時間外に学習を行うこと。
成績評価方法 Performance grading policy
筆記試験を中心とするが、随時LETUSにアップロドする小テストの結果、その他課題の評点も加えて評価する。評価の割合:筆記試験70-80%、小テストおよび課題20-30%、適宜調整する
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
Y
書誌情報 Bibliographic information
パートナー薬理学(改訂第4版)南江堂 ISBN 978-4-524-40428-5
MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
薬がみえる Vol.1 第2版 メディックメディア ISBN 978-4-896-32831-8
やさしい自律神経生理学 中外医学社 ISBN 978-4-498-22844-3
薬名語源辞典 武蔵野大学出版会 ISBN 978-4903281469 

授業計画 Class plan
第1回 薬の作用・副作用1 講義 斎藤顕宜
薬物の主作用と副作用・有害作用・毒性との関係、副作用と有害作用の違いについて理解する。

第2回 薬の作用・副作用2、細胞内情報伝達 講義 斎藤顕宜
薬物の用量と作用の関係、受容体・イオンチャネル・トランスポーター・酵素を介して薬物が作用するしくみ(作用機序)について理解する。
代表的な薬物受容体が刺激あるいは遮断された場合の生理反応を理解する。薬物の作用機序に関連する代表的な細胞内情報伝達系を理解する。薬物の体内動態と薬効発現の関わりについて理解する。
神経細胞の基礎(静止膜電位、活動電位、興奮の伝導)とシナプス伝達の調節機構について理解する。

第3回 自律神経系の基礎 講義 斎藤顕宜
自律神経系の形態と生理機能および神経伝達物質の生合成・代謝経路・生理活性について理解する。

第4回 交感神経系に作用する薬1 講義 斎藤顕宜
交感神経系を介した血圧調節機構について理解する。交感神経系に作用し、その支配器官の機能を修飾する代表的な薬物(受容体刺激薬)の薬理作用、作用機序、主な副作用について理解する。

第5回 交感神経系に作用する薬2 講義 斎藤顕宜
交感神経系に作用し、その支配器官の機能を修飾する代表的な薬物(α受容体刺激薬、β受容体刺激薬)の薬理作用、作用機序、主な副作用について理解する。

第6回 交感神経系に作用する薬3 講義 斎藤顕宜
交感神経系に作用し、その支配器官の機能を修飾する代表的な薬物(α受容体遮断薬、β受容体遮断薬)の薬理作用、作用機序、主な副作用について理解する。

第7回 副交感神経系に作用する薬1 講義 斎藤顕宜
副交感神経系に作用し、その支配器官の機能を修飾する代表的な薬物(受容体刺激薬)の薬理作用、作用機序、主な副作用について理解する。

第8回 副交感神経系に作用する薬2 講義 斎藤顕宜
副交感神経系に作用し、その支配器官の機能を修飾する代表的な薬物(受容体遮断薬)の薬理作用、作用機序、主な副作用について理解する。

第9回 自律神経節に作用する薬 講義 斎藤顕宜
自律神経節に作用し、その支配器官の機能を修飾する代表的な薬物(筋興奮薬、筋遮断薬)の薬理作用、作用機序、主な副作用について理解する。

第10回 鎮痛作用を有する薬物1 講義 斎藤顕宜
中枢の疼痛制御系に作用し、その支配器官の機能を修飾する代表的な薬物(麻薬性鎮痛薬など)の薬理作用、作用機序、主な副作用について理解する。

第11回 鎮痛作用を有する薬物2 講義 斎藤顕宜
末梢の疼痛制御系に作用し、その支配器官の機能を修飾する代表的な薬物(解熱鎮痛薬など)の薬理作用、作用機序、主な副作用について理解する。

第12回 知覚神経系に作用する薬 講義 斎藤顕宜
知覚神経に作用する代表的な薬物(局所麻酔薬など)とその薬理作用、作用機序、主な副作用について理解する。

第13回 運動神経系に作用する薬1 講義 斎藤顕宜
シナプス伝達と神経による骨格筋収縮の調節機構について理解する。代表的な競合型末梢性筋弛緩薬とその薬理作用、作用機序、主な副作用について理解する。

第14回 運動神経系に作用する薬2 講義 斎藤顕宜
シナプス伝達と神経による骨格筋収縮の調節機構について理解する。

第15回 到達度評価試験 斎藤顕宜
本講義の内容を整理し、到達度を評価する。





SBOsコード(薬学部薬学科のみ 2023年度以前カリキュラム適用者対象)
学修事項(薬学部薬学科のみ 2024年度以降カリキュラム適用者対象)

担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
2023年度より薬理学総論(YM)を担当。国立研究機関における研究経験をもとに、講義内容と関連する先端研究について紹介し、知的好奇心を刺激するように努める。特に、薬理作用を理解するうえで基礎となる生体機能制御の神経生理学的側面にも重点を置いて講義する。
教育用ソフトウェア Educational software
-
-

備考 Remarks

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
N
授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
N