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教員名 : 伊吹 友秀
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科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
倫理1 (金4)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Ethics 1
授業コード Class code
9960519
科目番号 Course number
L2HSHUMb01
教員名
伊吹 友秀
Instructor
IBUKI, Tomohide
開講年度学期
2026年度前期
Year
2026年度
Semester
①First semester
曜日時限
金曜4限
Class hours
Friday 4
開講学科・専攻 Department
創域理工学部(一般教養科目)
A course of liberal arts, the Faculty of Science and Technology 単位数 Course credit
2.00単位
授業の方法 Teaching method
講義
Lecture 外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
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授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class
概要 Description
現代社会においては、様々な場面において「倫理」が声高に叫ばれています。例えば、医療の場面、例えば研究の場面、あるいは、政治や報道、果ては競技スポーツの場面でも。「倫理に関心が高まるのは倫理が荒廃し混乱しているとき」という言葉もありますが、現代社会においては多くの場面において「倫理」が混乱し、荒廃しているのでしょうか。そもそもそこで問われている「倫理」とは何なのでしょうか?
本講義においては、現代社会において問題となる多様な「倫理」の問題を取り上げながら、その背後にある様々な考え方や倫理理論について探求していきます。具体的には、「臓器移植において誰が臓器提供者になるべきだろうか?」、「本人が望んでいても生命を短縮することは許されないのか?」「研究不正はなぜ問題なのか?」といった日常の問題について、様々な見解を幅広く紹介し、そのような見解を裏打ちするような倫理学の理論や学説について紹介していきます。学問的には、前者を応用倫理学、後者を規範倫理学などと呼びますが、本講義ではこの応用倫理学と規範倫理学を行き来しながら、講義を進めていきます。特に、本講義では応用倫理学においては、人の命の問題について考える生命倫理の問題を中心に扱い、規範倫理学については現代の倫理学の中心的な理論である功利主義、義務論、徳倫理を中心に扱います。 ただし、本講義の主眼は、そのような理論や学説の紹介や学習に留まるものではありません。むしろ、受講者一人一人にこれらの問題について、自分なりの、かつ、筋の通った考え方を持ってもらう(論理的・批判的思考力の涵養)、あるいは、自らの考えを見つめ直してもらう(自己を客観的・批判的に見る能力の涵養)ことにあります。一人一人が現代社会に生きる人間として、これらの「倫理」問題を自らの問題としてとらえる契機になるような講義を提供したいと考えています。そのため、本講義はカリキュラム・ポリシーにある「国際性、コミュニケーション能力、課題発見・解決力、論理的・批判的思考力、キャリア形成力、倫理観を養う内容を含む科目」に資する講義になるものと考えております。また、教養教育の編成方針の内、 自然・人間・社会を幅広く俯瞰できる能力、 論理的・批判的思考力、コミュニケーション能力の涵養を目的とした講義となっています。 目的 Objectives
現代社会における多様な倫理問題、特に人間の命にかかわる倫理的な問題に気づき、それらについて自分なりの答えを見つけ出すこと
到達目標 Outcomes
・現代社会における多様な倫理問題、特に人間の命にかかわる倫理問題について理解できるようになる
・背後にある基本的な倫理理論、学説を理解できるようになる ・上記二点を踏まえたうえでの、自分なりの考え方を模索できるようになる 卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。 You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments). https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/ 履修上の注意 Course notes prerequisites
この授業は、履修抽選の対象科目です。掲示や履修上の手引きをよく読み、CLASSでの指示に従って、注意して履修登録してください。初回講義に登録されている履修者の中から抽選を行いますので、履修を希望する場合は、必ず第一回の講義終了時刻までに履修登録を行って下さい。なお、他学科履修は認められません。
●抽選で当選した学生 当選した場合、どのような事情があっても後から履修登録を取り消すことはできません。 熟慮した上で履修登録するように気をつけてください。 ●抽選で落選した学生 落選した場合、単位認定はできません。必ず自分自身で、履修登録を削除してください。履修登録を削除した後は、他の講義に履修登録をやり直すことができます。ただし、初回で履修抽選の行われた講義には履修登録ができませんので、2回目の授業に必ず出席し、担当の講師に履修可能であるか確認するようにしてください。 アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay
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準備学習・復習 Preparation and review
毎回の授業には、授業内で取り組む小レポートが課されます。授業内においては、この毎回の課題に応えることで、様々な倫理の問題について考えてもらいます。また、各回の課題についての皆さんの見解は、次の講義の冒頭にまとめて紹介しますので、それらを通じて同じ学生の意見にも広く耳を傾けてください。
なお、授業後にはその授業のレジュメを配布する予定ですので、適宜それらを見直しながら理解を深めていき、ノートをまとめていくようにしてください。 また、必要や各人の関心に応じて各回で紹介する参考文献を読了するようにしてください。 成績評価方法 Performance grading policy
成績評価は授業中の小レポートと到達度評価試験で行います。小レポートを40%、到達度評価試験を60%として合計で100点満点中、60点以上を合格とします。
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している ・B:到達目標を達成している ・C:到達目標を最低限達成している ・D:到達目標を達成していない ・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している ・S:Achieved outcomes, excellent result ・A:Achieved outcomes, good result ・B:Achieved outcomes ・C:Minimally achieved outcomes ・D:Did not achieve outcomes ・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation 教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
Y
書誌情報 Bibliographic information
・松原洋子、伊吹友秀編、『生命倫理のレポート・論文を書く』、東京大学出版
- MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store). https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ 参考書・その他資料 Reference and other materials
ジェームズ・レイチェルズ著、古牧徳生・次田憲和訳『現実を見つめる道徳哲学』(晃洋書房、2003)、宇都宮芳明/熊野純彦編『倫理学を学ぶ人のために』(世界思想社、1994年)、柘植尚則『プレップ倫理学』(弘文堂、2010年)、赤林朗編『入門医療倫理Ⅰ』(勁草書房、2005年)、その他、必要に応じて講義中に紹介します。
授業計画 Class plan
1、イントロダクション:「倫理ってなんだ?」
2、応用倫理学①生命倫理:「臓器移植に求められるルールとは?」 3、規範倫理学①原則主義:「生命倫理の四原則」 4、応用倫理学②生命倫理:「”脳死はひと(ヒト?人?)の死か?”は何を問題にしているのか?」 5、規範倫理学②功利主義:「たくさん助かる方がいいに決まっているか?」 6、応用倫理学③生命倫理:「人が人の生命を終わらせることは許されるか?」 7、応用倫理学④生命倫理:続「人が人の生命を終わらせることは許されるか?」 8、規範倫理学③義務論:「どんなに結果がよくてもやってはいけないことはあるか?」 9、応用倫理学⑤生命倫理:「人/ヒトの生命はいつ始まるのか?」 10、規範倫理学④人格論:「人として扱われるべき存在に線引きは可能か?」 11、応用倫理学⑥研究倫理:「人を対象に実験する際にやってはいけないことは何なのか?」 12、規範倫理学⑤徳倫理:「よい〇〇であるとはどういうことか?」 13、応用倫理学⑦研究倫理:「研究者としてやってはいけないこと」 14、規範倫理学⑥その他の理論:「功利主義や義務論ではすくえないもの」 15、到達度評価試験・総括 ※受講者の理解状況や興味関心等に応じて、講義の進度や内容に変更の生じる場合があります ※すべての講義は原則として対面で実施します 担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
省庁の生命倫理に関する技術参与、研究倫理コンサルタント、倫理審査委員会委員の経験を活かし倫理について講義する
教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
授業の内容や自己学習において生じる質問や疑問がある場合には、基本的にはいつでも歓迎しておりますので、遠慮なく尋ねてください。
授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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