シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
ジェンダー論 (後期水2)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Gender Studies
授業コード Class code
99KT21K
科目番号 Course number
L3HSSSCc28

教員名
渡部 奈々
Instructor
Nana WATABE

開講年度学期
2026年度後期
Year
2026年度
Semester
①First semester
曜日時限
水曜2限
Class hours
Wednesday 2

開講学科・専攻 Department
理学部第一部 応用物理学科(一般教養科目)、工学部(一般教養科目)、先進工学部(一般教養科目)、薬学部(一般教養科目)A course of liberal arts, the Department of Applied Physics, Faculty of Science Division ⅠA course of liberal arts, the Faculty of Engineering A course of liberal arts, the Faculty of Advanced Engineering course of liberal arts, the Faculty of Pharmaceutical Sciences
単位数 Course credit
2.00単位
授業の方法 Teaching method
講義 Lecture
履修形態 Course form
薬学科:選択 生命創薬科学科:選択
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
ジェンダー研究は比較的新しい学問分野です。一般的に「ジェンダー」は「社会的性差」と訳され、生物学的性差を意味する「セックス」の対義語として、生育環境によって生じる性差(集団としての男女の違い)を表すとされます。またそれだけではなく、男らしさや女らしさのイメージや、男はこうあるべき・女はこうあるべきという性別役割を意味したり、単に性別を指すのにジェンダーという言葉が使用されることも増えてきました。しかし、そもそも「性別」とは何でしょうか?
この授業を通して、皆さんは自分が生きる社会の構造や文化、またこれまで疑いもしなかった常識(例えば「人間には男と女しかない」という観念)をジェンダー視点でとらえ直すことが可能となり、新たな気づきを得ることでしょう。私たちがジェンダーについて学ぶのは、知識を得ること自体が目的なのではなく、私、そしてすべての人が権利と尊厳をもって生きるためであり、そのような社会の構築に不可欠な視点なのです。

目的 Objectives
「女性」「男性」という性別をめぐる「常識」に対する客観的な視点と、ジェンダーにもとづく多様な問題に気づく力を養うことを通して、本学の「教養教育の目標」において獲得が目指されている能力のうち、とりわけ以下を身につける。

・専門分野の枠を超えて広い視野で多元的・複眼的に自然・人間・社会を俯瞰できる能力
・課題を自ら発見し、主体的に考え、解決に取り組むための論理的・批判的思考力
・正解のない課題に対しても積極的に挑むための判断力・行動力
到達目標 Outcomes
  1. ジェンダーにかかわる基礎知識を習得する。
  2. 自己のもつ無意識の偏見や思い込みに気づき、それが自分の生き方や他者との関係(社会)にどう影響しているか考察することができる。
  3. 身近な事柄や国内外の社会現象をジェンダーの視点から説明することができる。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
関連する卒業認定・学位授与の⽅針(薬学部のみ)
薬学科:DP1 生命創薬科学科:DP1
履修上の注意 Course notes prerequisites
  • 履修希望者は、初回の授業を必ず受講すること。
  • 基本的に講義形式で行いますが、グループやペアでの分かち合いやディスカッションの機会を設け、学生自身が学び考えたことを発信することを重視します。
  • 毎回出される課題は講義の予習・復習となり、授業中に行うグループ・アクティビティでも使用します。必ず課題をしてから授業に出席してください。
  • 全体の理解度やその他の受講状況等によって、授業計画等を変更することがあります。
  • この授業は前期の「ジェンダー論」と同じ内容です。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/ディベート・ディスカッション Debate/Discussion/グループワーク Group work/プレゼンテーション Presentation
授業ではディスカッションなど、自らの意見や考えを言う機会を設けますが、全員が安心して議論に参加できるよう、最初にルールを確認したうえで行います。

準備学習・復習 Preparation and review
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。ジェンダーに関する予備知識は必要ありませんが、準備学習(課題)をしたうえでの授業への積極的参加が求められます。
成績評価方法 Performance grading policy
平常点(課題提出、授業への参加度)50%
授業内でのリアクションペーパー 10%
理解到達度確認試験 40%
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
参考文献などは授業内で紹介します。

授業計画 Class plan
第1回 イントロダクション:大学でジェンダー論を学ぶ意義[講義・渡部奈々]

第2回 「ジェンダー」とは何か[講義・渡部奈々]
性差、性役割、性差別、ジェンダー規範について理解する。

第3回 「性」の多様性[講義・渡部奈々]
性的マイノリティ、SOGI、異性愛、同性愛、ジェンダー・アイデンティティについて理解する。

第4回 教育とジェンダー[講義・渡部奈々]
隠れたカリキュラム、教育アスピレーション、ポジティブ・アクション、ジェンダー教育について理解する。

第5回 スポーツとジェンダー[講義・渡部奈々]
ジェンダー秩序、性別二元論、スポーツ権、スポーツ報道とジェンダーについて考察する。

第6回 メディアとジェンダー[講義・渡部奈々]
ステレオタイプ、CM炎上、ことばとジェンダー、性差のない表現について考察する。

第7回 労働とジェンダー[講義・渡部奈々]
性別職務分離、男女特性論、統計的差別、ジェンダーギャップ指数について理解する。

第8回 ワーク・ライフ・バランスとジェンダー[講義・渡部奈々]
ワーク・ライフ・バランス、間接差別、マタニティ・ハラスメント、晩婚化・未婚化について考察する。

第9回 リプロダクティブ・ライツとジェンダー[講義・渡部奈々]
少子化、母性愛神話、リプロダクティブ・ヘルス&ライツについて理解する。

第10回 社会制度・福祉とジェンダー[講義・渡部奈々]
社会保障法、年金におけるジェンダー格差、介護の再家族化と市場化について理解する。

第11回 性暴力とジェンダー[講義・渡部奈々]
性暴力、痴漢、二次被害、DV、性的同意について理解する。

第12回 災害とジェンダー[講義・渡部奈々]
コロナ禍でのDV、避難所でのDV・性暴力、性的マイノリティの被災について考察する。

第13回 海外のジェンダー事情[講義・渡部奈々]
アルゼンチンにおける同性婚、ジェンダー・アイデンティティ法、人工妊娠中絶法、包括的性教育について理解する。

第14回 理解到達度確認試験および解説[講義・渡部奈々]

第15回 全体のまとめ[講義・渡部奈々]
授業全体を振り返り、到達点を確認する。

SBOsコード(薬学部薬学科のみ 2023年度以前カリキュラム適用者対象)
学修事項(薬学部薬学科のみ 2024年度以降カリキュラム適用者対象)

担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
Y
授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
N