シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
生命科学概論 (後期集中)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Introduction to Bioscience
授業コード Class code
99KT140
科目番号 Course number
L3NATUR121

教員名
橋本 茂樹
Instructor
Shigeki Hashimoto

開講年度学期
2026年度後期
Year
2026年度
Semester
②Second semester
曜日時限
集中講義
Class hours
Intensive Course

開講学科・専攻 Department
工学部(一般教養科目) 先進工学部(一般教養科目)

A course of liberal arts, the Faculty of Engineering
A course of liberal arts, the Faculty of Advanced Engineering
単位数 Course credit
2.00単位
授業の方法 Teaching method
Lecture
履修形態 Course form
薬学科:選択 生命創薬科学科:選択
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
人間(ヒト)を個体から分子までの階層に分け、各階層における機能単位のしくみと働きを理解する。そして、ヒト等の生物の基礎的知見(器官や細胞、生体分子など)を利用したバイオ技術や再生医療など応用分野にも理解を広げる。
目的 Objectives
  1. 生物としてのヒトの特性を理解する。
  2. さまざまな生物に共通する生命現象が分子の働きによって営まれている事を学ぶ。
  3. 「科学リテラシー」としての生物学を身につける。
本科目は、教養教育の目標に定める「専門分野の枠を超えて広い視野で多元的・複眼的に自然・人間・社会を俯瞰できる能力」を養うための科目です。
到達目標 Outcomes
  1. 人体の成り立ちやしくみを自分の言葉で説明出来るようになる。
  2. 食と健康に対する関心が履修前よりも高くなる。
  3. 医療や病気などに関するメディア報道等が理解出来るようになる。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
関連する卒業認定・学位授与の⽅針(薬学部のみ)
薬学科:DP1 生命創薬科学科:DP1
履修上の注意 Course notes prerequisites
高校理科で「生物基礎」を履修、もしくは「生物基礎」の内容に相当する生物的知識を有している事が望ましい。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
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準備学習・復習 Preparation and review
毎回の授業で取り扱う教科書の頁をLETUSにファイル掲載する。毎回、指定された頁をよく読んで講義に臨むこと(準備学習1時間)。講義が終わったら内容を振り返りながら、要点を箇条書きにしてまとめること(復習2時間)。
成績評価方法 Performance grading policy
到達度評価のためのテスト(対面、オンライン解答)を実施、この結果により成績を決める。テストは、講義の要点、および講義について考察したことを論述する問題を出題する。
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
Y
書誌情報 Bibliographic information
[メディカルスタッフのための生物学]道上達男,裳華房,978-4-7853-5247-9
教科書は、MyKiTS(教科書販売サイト)から検索・購入可能です。
MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
[理系総合のための生命科学 第5版]東京大学生命科学教科書編集委員会,羊土社,978-4-7581-2102-6
[理工系のための生物学]坂本順司,裳華房,978-4-7853-5231-8

授業計画 Class plan
第1回:ガイダンス(12/26,2限)
本授業の概要と進め方、成績評価の仕方について説明する。

第2回:ヒトという生物種(12/26,3限)
生物がどのように分類され、命名されるのか理解した上で、動物界におけるヒトの位置を分類・系統樹を基にして学ぶ。
<関連用語>五界説,超界分類,旧口動物と新口動物,脊索動物と脊椎動物,分子系統樹,ホモ・サピエンス

第3回:人体を構成する器官(12/26,4限)
人体を小さな階層に分けていくときの最も大きな単位である器官に注目し、主要な器官を例として、成り立ちや専門的な働きを理解する。
<関連用語>循環器系,心臓,消化器系,肝臓,排出系,腎臓,感覚器官,耳目

第4回:細胞と細胞小器官(12/27,2限)
人体を理解する上で基本単位となる「細胞」が細胞膜に包まれ、内部には様々な細胞小器官が含まれている構造であることを学ぶ。
<関連用語>真核細胞,細胞膜,細胞小器官,細胞外基質,細胞骨格,ウイルス

第5回:細胞を構成する物質(12/27,3限)
細胞の主要な構成成分である水と四大生体分子(核酸,タンパク質,糖質,脂質)について、構造と性質を理解する。
<関連用語>生物元素,共有結合と非共有結合,ヌクレオチド,核酸,アミノ酸,タンパク質,単糖,多糖,脂質

第6回:遺伝情報が発現するしくみ(12/27,4限)
ゲノムDNAに記されている遺伝情報が読み出され、タンパク質が作られるしくみと、細胞分裂時にDNAの塩基配列がコピーされるしくみを理解する。
<関連用語>セントラルドグマ,転写,mRNA,翻訳,リボソーム,半保存的複製,相補鎖合成

第7回:生命活動のエネルギーを作るしくみ(12/28,2限)
栄養素として摂取した糖質が酵素によって分解されていき、この過程(代謝経路)で取り出されたエネルギーがATPと呼ばれるエネルギー物質に作り替えられるしくみを学ぶ。
<関連用語>代謝経路,グルコース,解糖系,クエン酸回路,ミトコンドリア,電子伝達系,ATP合成酵素

第8回:ホルモンによる生体調節(12/28,3限)
ホルモン分子によって体内環境が維持されるしくみを血糖値の調節、水分量の調節、血圧の調節を例として理解する。
<関連用語>ホメオスタシス,脳下垂体,すい臓,血糖値,インシュリン,グルカゴン,腎臓,バソプレシン,アルドステロン

第9回:神経による情報伝達(12/28,4限)
人の神経系を構成するニューロン(神経細胞)が電気シグナルと化学シグナルを組み合わせて情報を伝達するしくみを理解する。
<関連用語>中枢神経,自律神経,ニューロン,活動電位,興奮伝導,シナプス伝達,神経伝達物質

第10回:免疫による生体防御(12/29,2限)
病原体の侵入や体内で生じる異物から人体を守る免疫細胞の働きとともに、抗体医薬やワクチンなど免疫学の応用も学ぶ。
<関連用語>自然免疫,獲得免疫,リンパ球,抗原と抗体,ワクチン,免疫記憶,アレルギー

第11回:生殖と発生(12/29,3限)
有性生殖・受精・胚発生の過程とともに、幹細胞を用いた器官形成やクローン作製など人に役立てる発生学の応用技術も学ぶ。
<関連用語>有性生殖,受精,卵割,胚盤胞,三胚葉,器官原基,幹細胞,モデル生物,クローン動物

第12回:バイオテクノロジー(12/29,4限)
ある生物の遺伝子を別の生物に組み込む「遺伝子組換」や特定の遺伝子を改変して品種改良を目指す「ゲノム編集」など、遺伝子を扱う技術を理解する。
<関連用語>制限酵素,プラスミド,大腸菌,組換えDNA,クローニング,PCR,GFP,塩基配列決定,Crisper/Cas9

第13回:がんは遺伝子の病気である(12/30,2限)
日本人の死因第1位であり続けているがんという生活習慣病について、遺伝子が傷つくことにより発がんするしくみを中心に理解する。
<関連用語>悪性腫瘍,無限増殖,多段階発ガン説,ガン遺伝子,ガン抑制遺伝子,遺伝子突然変異,不死化細胞,テロメア

第14回:海馬と記憶の形成(12/30,3限)
記憶において重要な働きをすることが明らかになった大脳辺縁系の「海馬」において、記憶が形成される分子的なしくみを理解する。
<関連用語>辺縁系,海馬,エピソード記憶,シナプス可塑性,長期増強,グルタミン酸受容体,水迷路試験,場所細胞

第15回:到達度評価(1/7,2限)
これまでの授業内容の理解度を試す。
SBOsコード(薬学部薬学科のみ 2023年度以前カリキュラム適用者対象)
学修事項(薬学部薬学科のみ 2024年度以降カリキュラム適用者対象)

担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
Y
授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
N