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教員名 : 松本 朋子
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科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
科学技術と社会 (月・5)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Science,Technology and Society
授業コード Class code
99K2509
科目番号 Course number
L1IDSTSb01
教員名
松本 朋子
Instructor
Tomoko MATSUMOTO
開講年度学期
2026年度前期
Year
2026年度
Semester
①First semester
曜日時限
月曜5限
Class hours
Monday/ 5th period
開講学科・専攻 Department
理学部第二部(一般教養科目)
A course of liberal arts, the Faculty of Science Division Ⅱ 単位数 Course credit
2.00単位
授業の方法 Teaching method
講義
Lecture 外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
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授業の主な実施形態 Main class format
⑤ [対面]ブレンド型授業/ [On-site] Blended format (must include 50%-or-more classes held on-site)
概要 Description
分断する社会・世界という言葉がここ数年流布しています。社会がなぜ分断していくのか、どうしたら分断を防ぐことができるのか、そこに科学・技術の発展がどのように関与しているのか。世界が今経験している問題を様々な角度から皆さんと議論します。
目的 Objectives
現代の社会問題について多角的に俯瞰し、議論することで、正解のない課題に対しても、忍耐強く、そして、建設的に積極的に挑むための論理的判断力・行動力を養います。専門分野の枠を超えて広い視野で多元的・複眼的に自然・人間・社会を考察できる力を向上させます。
到達目標 Outcomes
理解する力: 授業で紹介した個々の社会的現象・理論について、高校までで習う語彙を用いて説明することができる。
分析する力: 新しい現象が社会にもたらす効果を多角的に考察できる。 論述力: 自らの思考を論理的に説得的に伝えることができる。 議論する力: 他者の考えに共感し、議論をすり合わせることができる。 卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。 You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments). https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/ 履修上の注意 Course notes prerequisites
特に予備知識は必要ありません。
講義中に発言を求めたり、小課題を課します。 授業における態度が大きく成績に反映するので、積極的に参加してください。 アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/小テストの実施 Quiz type test
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準備学習・復習 Preparation and review
準備・復習
【準備学習】 (毎週1時間程度) 適宜紹介した参考文献について読んできてください。 【復習】(毎週3時間程度) 授業中で習った概念や理論について、必要に応じて授業中に紹介する参考文献を読み、復習してください。 また、本講義では小課題を頻繁に課します。(ただし、課題によっては授業時間中に提出のものもあります。) 翌週までに提出の課題については、設問をよく読み、自分の見解をまとめてきて下さい。 【その他】 社会に対する関心を持ってもらうために、できるだけ最新の事例を取り上げる予定なので、講義に参加する場合には、新聞やテレビ等で政治の動向に注意を払って下さい。 成績評価方法 Performance grading policy
<すべてLETUS上でのオンライン提出です> 課題(30%)+ミニテスト(30%)+オンライン最終テスト(40%)
・課題(小課題30%) 本講義では、学期中に小課題を4~5回程度課します。授業内容の理解を深めるとともに、自分の見解を論理的に記述する能力を向上させること、そして、みなさんが授業 への能動的参加する機会を提供することを目的とします。提出期限は、課題の内容によって、授業時間中か翌週かに分かれます。なお、小課題については授業中に講評します。 ・ミニテスト及び授業参加度(30%: 2.1点*14回) ほぼ毎週この授業ではミニテストを行います。基本的に選択式3問で授業課題教材を各位振り返りながら答えていただきます。このミニテストの目的は、授業内容について理解を深めることです。授業への欠席が多い場合はこの構成点に影響が生じます。 ・オンライン最終テスト(40%) 15回目授業で最終テストを行います。ミニテストから既出の問題と新出の問題をそれぞれ出します。このミニテストの目的は、授業内容について理解を深めることです。 学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している ・B:到達目標を達成している ・C:到達目標を最低限達成している ・D:到達目標を達成していない ・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している ・S:Achieved outcomes, excellent result ・A:Achieved outcomes, good result ・B:Achieved outcomes ・C:Minimally achieved outcomes ・D:Did not achieve outcomes ・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation 教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store). https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ 参考書・その他資料 Reference and other materials
授業計画 Class plan
<序: 問題意識の共有>
第1回 オリエンテーション・問題意識の共有 最初に、授業の概要、議論の進め方、授業への参加の仕方を説明し、本講座のテーマである「分断社会」について皆さんと議論します。 <第一部: 技術発展は貧困層の利益となり得るのか> 第2回 産業革命と「分業」 技術の発展は全ての人の利益となるのでしょうか。イギリスで生じた産業革命とは何であったかを振り返り、産業発展に伴い進んだ「分業」が社会でどのように受け止められたのかについて、1936年に公開されたチャップリンの『モダン・タイムス』を紹介しつつ議論します。 第3回 産業発展と国際的な経済格差 技術の発展は途上国の利益となり得るのでしょうか。技術革新と「分業」が国際貿易にもたらした影響を分析します。 第4回 産業発展と国内の経済格差 技術の発展は貧困層の利益となり得るのでしょうか。技術革新とそれに伴う経済成長が経済格差、社会的流動性、雇用に及ぼす影響について考えます。 <第二部: 国家はなぜ必要なのだろうか?> 第5回 貧困層にとっての政府のニーズ ~社会福祉 経済的不平等を是正するという政府の役割は古来から当たり前と認識されていたわけではありません。政府の「社会福祉」政策はどのように変化してきたのか、西洋と日本を比較しながら分析します。 第6回 資本家にとっての政府のニーズ ~限定的な要請から近代国家樹立の要請へ 政府から福祉の提供を受けなくても資本家は生活に困りません。では、彼らはどのような政府の役割を必要としているのでしょうか。そして、彼らの求める政府の役割は、産業革命によってどのように変化したのでしょうか。第6回は政府と資本家の関係性を追いかけます。 第7回 科学技術の発展と国家と戦争 科学技術の発展がもたらした影響の一つとして看過できないものが戦争です。戦争を遂行する国家と科学技術の関係性について、議論します。 第8回 グローバル化と国家による保護の必要性を失いつつある資本家 20世紀後半に進んだ科学技術の発展は、戦争の変質、グローバル化を進め、そして、資本家と国家の関係に新たな変化をもたらそうとしています。現代の資本家と国家の関係性を見つめ直します。 <第三部: IT、SNS、AIが社会に及ぼしている影響: 話し合いが進むのか、それとも分断か> 第9回: インターネット社会がもたらした豊かな情報と情報消費量の不変+演習 インターネットの普及によって私たちがアクセスできる情報量は格段に増えました。しかし私達の1日の時間は相変わらず24時間というのが実情です。情報流通量が拡大したのに対して情報消費量は変わらない、この現実について議論をします。 授業の後半では皆さんと情報社会の問題について議論します。参加方法は事前にお伝えしますので、忘れずに参加してください。 第10回: 情報流通量の増加は多様な情報の消費を実現するのか? 情報流通量と情報消費量の乖離という問題のなかで、AIといった膨大な情報を処理する新たな技術として注目されています。しかし、このような新しい技術が私たちの情報処理効率化している一方で、私たちが接する情報に偏りをもたらしているという側面も近年指摘されています。情報の偏りは社会にどのような影響をもたらすのかについて議論します。 第11回:SNSと新たな市民活動の形態 情報技術の発達の中で新たなコミュニケーション手段として登場したSNSは、市民の活動にも影響を及ぼしています。アラブの春、#MeToo運動といった市民運動が、従来の集団行動とどのように異なっていたのか、その変化を生じさせる上でSNSはどのような役割を果たしたのかを概括します。 <第四部 経済的強者と弱者の共生> 第12回: 相対的貧困 ~日本社会に忍び寄る貧困 日本国憲法では、私たちは「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」が保障されています。この権利はどのように戦後議論されてきたのでしょう。そして、現代の先進国日本にある貧困とはどのようなものなのでしょうか、議論を重ねます。 第13回: 絶対的貧困 ~先進国と途上国の協調の模索とその揺れ返し 経済格差の拡大が世界にもたらす問題を露呈した事件として9.11は知られています。9.11以降進んだ先進国の途上国への介入・支援政策、そしてその関係の不安定性を追いかけます。 第14回: よりよい社会の模索 技術は社会の融和を進め、そして分断を進め得る存在です。現代社会で融和を進めるための技術としてはどのようなものがあり得るでしょうか。国際対立が多いとされる環境問題交渉において、問題解決が進んでいるとされるオゾン層破壊問題を例に、皆さんと議論をまとめていきます。 第15回 到達度の確認と総括 (非同期遠隔授業) 本講義の到達度を確認し、これまでの内容について総括する。 ※第15回以外は基本的に対面で授業を行います。 担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
モバイル出席登録に毎回参加してもらいます。
授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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