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教員名 : 金井 保之
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科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
原子分子物理学A
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Atomos and Molecules A
授業コード Class code
9922A80
科目番号 Course number
22PHZZZ305
教員名
金井 保之
Instructor
Y. KANAI
開講年度学期
2026年度後期
Year
2026年度
Semester
②Second semester
曜日時限
火曜5限
Class hours
Tuesday, 5
開講学科・専攻 Department
理学部第二部 物理学科
Department of Physics, Faculty of Science Division Ⅱ 単位数 Course credit
2.00単位
授業の方法 Teaching method
講義
Lecture 外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
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授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class
概要 Description
物質のミクロな構成単位である原子分子は、20世紀初頭、物理学の革命を要求し量子力学を生み出す舞台になった。現在では、原子分子物理学は、広範な理工学諸分野の学術的基礎を与えている。また、学問としての原子分子物理学は非常に広範囲にわたっている。本講義では水素原子、水素型エキゾチック原子、水素分子を例として原子分子についての基礎的事項の理解を目指す。
目的 Objectives
原子分子物理学は広範囲の分野に応用されているが、その基本となっている原子分子の基礎的な知識を得る。
到達目標 Outcomes
量子力学に基づいて、水素原子の固有状態、多電子原子、分子の初歩について理解する。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。 You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments). https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/ 履修上の注意 Course notes prerequisites
量子力学Iを履修済または履修中であることが望ましい.
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/小テストの実施 Quiz type test
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準備学習・復習 Preparation and review
授業に使用する資料をLETUSに掲載するので必ず予習しておくこと。
自分で手を動かして式を導出するとともに、用語や図の意味を確かめること。 成績評価方法 Performance grading policy
数回の授業ごとの小レポート(30%)と期末のレポート(70%)によって評価を行う。
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している ・B:到達目標を達成している ・C:到達目標を最低限達成している ・D:到達目標を達成していない ・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している ・S:Achieved outcomes, excellent result ・A:Achieved outcomes, good result ・B:Achieved outcomes ・C:Minimally achieved outcomes ・D:Did not achieve outcomes ・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation 教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store). https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ 参考書・その他資料 Reference and other materials
原子分子物理学の基本事項を含むものを以下に示すが、他にも多くの良書がある
・ 江沢洋 : 量子力学 I, II (裳華房, 2002) ・ 原康夫 : 量子力学 (岩波基礎物理シリーズ, 1994) ・ 近藤保、真船文隆: 量子化学(裳華房, 1997) ・ 高柳和夫 : 原子分子物理学 (朝倉書店, 2000) ・ 市川行和、大谷俊介 原子分子物理学ハンドブック (朝倉書店, 2012) 啓蒙的で興味深い読み物 ・ 早野龍五、藤原真琴:反物質 (共立出版, 2026) ・ 山本義隆: 原子 ・ 原子核 ・ 原子力 (岩波書店, 2015) ・ ワインバーグ: 電子と原子核の発見 (ちくま学芸文庫, 2006) ・ セグレ: X 線からクォークまで (みすず書房, 1982) ・ 朝永振一郎: スピンはめぐる — 成熟期の量子力学 (みすず書, 2008) 授業計画 Class plan
01 序論
授業の進め方を理解する。 02 水素原子1 (準備学習) 配布資料で、角運動量演算子の性質、水素原子のシュレディンガー方程式が重心運動 と相対運動に分離でき、波動関数が動径部分と角度部分の分離できることを予習する。[2時間] 水素原子の波動関数と角運動量演算子について理解する。 (復習) 水素原子の波動関数を導出し、その意味を説明できる。[2時間] 03 水素原子2 (準備学習) 配布資料で、水素原子のエネルギー固有値とスピン軌道相互作用の影響について予習する。[2時間] 水素原子のエネルギー準位について理解する。 (復習) 水素原子のエネルギー準位について記述できる。[2時間] 04 水素原子3 (準備学習) 配布資料で、静電磁場中の水素原子 のシュタルク効果、ゼーマン効果につて予習する。[2時間] 水素原子が静電場中に置かれた場合のエネルギー準位について理解する。 (復習) 静電磁場中の水素原子のエネルギー準位の振る舞いを記述できる。[2時間] 05 水素原子4 (準備学習) 配布資料で、自由電子の相対論について予習する。[2時間] 水素原子のエネルギー準位への相対論の影響を理解する。 (復習) 水素原子のエネルギー準位について相対論の影響を記述できる。[2時間] 06 多電子原子1 (準備学習) 配布資料で、電子のスピンについて、および、フェルミ粒子とボーズ粒子について予習する。[2時間] 電子スピン、フェルミ粒子、ボーズ粒子について理解する。 (復習) スピンと粒子の統計性の関係を説明できる。[2時間] 07 多電子原子2 (準備学習) 配布資料で、多電子原子の波動関数の性質、近似について予習する。[2時間] 多電子原子の波動関数を作る場合の考え方、近似法(自己無撞着場(SCF)近似、 パウリの排他原理、スレーター行列式)を理解する。 (復習) 多電子原子の波動関数の導出に近似方法(自己無撞着場(SCF)近似)の考え方を説明できる。[2時間] 08 多電子原子3 (準備学習) 配布資料で、多電子原子のハートリーフォック近似と、励起状態の一つである、 二電子励起状態について予習する。[2時間] 多電子原子の波動関数を作る場合のハートリーフォック近似を理解する。 多電子原子の二電子励起状態の概念理解する。 (復習) 多電子原子の波動関数のハートリーフォック近似の考え方を説明できる。 多電子原子の二電子励起状態の概念を説明できる。[2時間] 09 エキゾチックな原子1 (準備学習) 水素原子のシュレディンガー方程式を参考にして、電子以外の粒子を含む原子 (エキゾチックな原子)の性質を予習する。[2時間] エキゾチックな原子と水素原子の類似性を理解する。 (復習) エキゾチックな原子のエネルギー準位を計算できる。[2時間] 10 エゾチックな原子2 (準備学習) 配布資料で、二つの電子の内の一個が反陽子に置きかわったヘリウム原子 (反陽子ヘリウム)について予習する[2時間] CERNでの反陽子ヘリウムの研究例を通して、合成、性質を理解する。 (復習) 反陽子ヘリウムの性質を説明できる。[2時間] 11 エキゾチックな原子3 (準備学習) 配布資料で、陽子の反粒子である反陽子と、電子の反粒子である陽電子からなる 反水素原子について予習する。[2時間] CERNでの反水素原子の研究例を通して、合成、性質、それを利用した研究 について理解する。 (復習) 反水素原子の研究について説明できる。[2時間] 12 二原子分子1 (準備学習) 配布資料で、水素分子イオン、水素分子について予習する。[2時間] 水素分子イオン、水素分子で分子の基本的な性質を理解する。 (復習) 分子の結合について説明できる。[2時間] 13 二原子分子2 (準備学習) 配布資料で二原子分子の波動関数についての一般的な性質を予習する。[2時間] 二原子分子の波動関数の一般的な性質について理解する。 (復習) 二原子分子の波動関数について説明できる。[2時間] 14 まとめと復習 (準備学習) 学んだ全内容を総復習する。[20時間] 疑問点を質問し、理解する。 (復習) 疑問点が解消でき、そこを説明できる。[2時間] 担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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