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教員名 : 真田 乃輔
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科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
倫理学1 (前期火4・真田)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Ethics 1
授業コード Class code
99KT266
科目番号 Course number
L3HSHUM101
教員名
真田 乃輔
Instructor
Daisuke Sanada
開講年度学期
2026年度前期
Year
2026年度
Semester
①First semester
曜日時限
火曜4限
Class hours
Tuesday, 4th period
開講学科・専攻 Department
理学部第一部 応用物理学科(一般教養科目)、工学部(一般教養科目)、先進工学部(一般教養科目)、薬学部(一般教養科目)
A course of liberal arts, the Department of Applied Physics, Faculty of Science Division Ⅰ A course of liberal arts, the Faculty of Engineering A course of liberal arts, the Faculty of Advanced Engineering A course of liberal arts, the Faculty of Pharmaceutical Sciences 単位数 Course credit
2.00単位
授業の方法 Teaching method
講義
Lecture 履修形態 Course form
薬学科:選択 生命創薬科学科:選択
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
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授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class
概要 Description
この講義では, 一般に「応用倫理学」と呼ばれているものにかんして, お話をしていきます.
倫理学そのものには, 2000年を優に超える歴史があります. 対照的に, 「応用倫理学」という分野が歴史の表舞台に登場してくるのは20世紀の半ば以降になってのことです. これが台頭してくる際の根本的な問題意識そのものは, わりあいわかりやすいものです. 価値, 善, 義務, 正義, 幸福, 徳, 自由, etc. こういった抽象的な問題について古典的な倫理学は, 深い哲学的思索を豊富に展開してきた. 他方でいまを生きるわたしたちは, さまざまな具体的な倫理的問題に直面している. こういった問題に応答し, これを解決するための具体的な方策を提示することもまた, いまや倫理学に求められているのではないか. 応用倫理学なるものが成立してきた背景にある根本的な問題意識は, だいたいこういったものです. 反面, 応用倫理学のかたちは, 倫理学のそれと同じぐらいに, あるいはそれ以上に, 現状, とらえがたいものになっているように思われます. その定義においても方法においても, 応用倫理学には多様性があります. それに, これはまた上に述べた応用倫理学の成立背景を考慮すればあるいは必然なのかもしれませんが, 生命, 医療, 看護, 技術(技術者), 情報, 経済, さらにはビジネス, などなど, 応用倫理学の取り扱う題材はきわめて多岐にわたり, その数はいまなお増大し続けています. さらに, 応用倫理学に対しては, ほかならぬ倫理学者のほうから, むろん観点はさまざまですが, ともかく批判がなされてもいます. ともあれ, このような応用倫理学について本講義ではお話ししていくことになります. その際, 応用倫理にふつう数えられる科学技術の倫理にとくに焦点を当てたいと思います. なにせ, 上に述べたように, 応用倫理にはたくさんの特殊なかたちがあるわけですが, それらの各々について概説するとなると, 時間も足りませんし, その内容も浅いものにどうしてもならざるをえません. それに, 科学技術の倫理は, その性質上, 応用倫理学に属するほかの諸部門とも密接に関連しています. 本講義では, 科学技術の倫理にかかわる良書が, いくつか紹介されることになるでしょう. また, それに先立って, 応用倫理学の営みにはたしかに, 一面, 既存の倫理学の理論を「応用」するというこのことが含まれているわけですが, この「応用」について具体例にそくして簡単にご説明し, さらに, 前段落にふれた応用倫理学に対する批判についても, とくに重要と思われる言説を——やはり, ごく簡単にではありますが——ご紹介したいと思います. 目的 Objectives
この講義では応用倫理, とりわけ科学技術の倫理に関連するさまざまな学説が紹介されます. それらはいずれも, みずからの問題とするところのものについて, 深い思索を展開しています. うち一部は, まさしく哲学そのものです. これらの学説の内容を理解し, また見本としながら, 現在わたしたちが置かれている状況のうちに倫理的問題を見いだし, 明確なこたえを出そうと急がずに, 立ち止まってそれについてみずからみなさんが考えることができるようになること, これが本講義の目的です.
到達目標 Outcomes
1. 講義中に紹介される学説の内容を正しく理解する.
2. 1.の理解にもとづいて, 現代の具体的な倫理的問題について, みずから思索をめぐらすことができるようになる. 卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。 You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments). https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/ 関連する卒業認定・学位授与の⽅針(薬学部のみ)
薬学科:DP1 生命創薬科学科:DP1
履修上の注意 Course notes prerequisites
■前提とする授業・知識等はありません.
■後期「倫理学」の履修は必須ではありません. アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay
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準備学習・復習 Preparation and review
毎回, 授業が終わったら, 次の回までにかならず, 当の授業の内容とその回に配布された資料とを復習するようにしてください. また, 読んでいただきたい参考文献がある場合には, そのつどこちらから指示します.
成績評価方法 Performance grading policy
毎回の課題・・・30%, 到達度評価・・・70%
前者について:毎回の授業につき, ごく短い文章を書いていただくことを考えています. 授業内容を要約したり, あるいはそれに疑問や意見を提示したり, ともかく, 不正確であってもかまいませんので, 授業の内容の理解を示してください. なお, こちらについては, 評価対象を一定の回数以上課題を提出された方にかぎらせていただく予定です. 後者について:到達度評価期間中に到達度評価を実施する予定です. 以上二つにかんする詳細につきましては, 授業開始後, どこかでみなさんに連絡させていただきます. 学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している ・B:到達目標を達成している ・C:到達目標を最低限達成している ・D:到達目標を達成していない ・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している ・S:Achieved outcomes, excellent result ・A:Achieved outcomes, good result ・B:Achieved outcomes ・C:Minimally achieved outcomes ・D:Did not achieve outcomes ・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation 教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store). https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ 参考書・その他資料 Reference and other materials
授業中にそのつど明示・指示します.
授業計画 Class plan
第1回 イントロダクション/科学技術の成立小史 [講義] 真田乃輔:倫理学がどういう学問なのかということをつかむ. さらに, 科学技術の成立過程について学ぶ.
第2, 3回 ヒラリー・パトナム『価値/事実二分法の崩壊』 [講義] 真田乃輔:「事実」と「価値」を区別することに含まれている倫理学的な問題について, ヒラリー・パトナム『価値/事実二分法の崩壊』の内容にしたがい学び, 考える. 第4回 ワインバーグの「トランス・サイエンス」の概念 [講義] 真田乃輔:前回までに見た「価値/事実二分法」の問題に関連して, ワインバーグの「トランス・サイエンス」の概念を手掛かりとしながらさらに考える. 第5回 ウルリヒ・ベック『リスク社会』 [講義] 真田乃輔:科学技術倫理上の重要な概念の一つ「リスク」について, ウルリヒ・ベック『リスク社会』にしたがい学び考える. 第6, 7回 シュレーダー=フレチェット『リスクと合理性』 [講義] 真田乃輔:シュレーダー=フレチェット『リスクと合理性』にしたがいリスク概念についての考えをさらに深める. 第8回 トマス・クーン『科学革命の構造』 [講義] 真田乃輔:トマス・クーン『科学革命の構造』の内容とその倫理学的意義について学び考える. 第9, 10回 村田純一『技術の倫理学』 [講義] 真田乃輔:チャレンジャー号の爆発事故の事例について村田純一『技術の倫理学』にしたがい学び考える. 第11回 セオドア・ポーター『数値と客観性』 [講義] 真田乃輔:科学における「客観性」の概念についてセオドア・ポーターの『数値と客観性』にしたがい学び考える. 第12回 ハリー・コリンズ『我々みんなが科学の専門家なのか?』 [講義] 真田乃輔:「専門家」と「素人」の区別という問題についてハリー・コリンズ『我々みんなが科学の専門家なのか?』にしたがい学び考える. 第13, 14回 ピーター=ポール・フェルベーク『技術の道徳化』 [講義] 真田乃輔:技術と人間ないし社会との関係についてピーター=ポール・フェルベーク『技術の道徳化』の内容にしたがい学び考える. 第15回 到達度の確認と解説:授業内容にかんする到達度の確認と解説をおこなう. SBOsコード(薬学部薬学科のみ 2023年度以前カリキュラム適用者対象)
学修事項(薬学部薬学科のみ 2024年度以降カリキュラム適用者対象)
担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
上記授業計画は状況によっては変更されうる.
授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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