シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
法学2 (前期水1・青木)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Law 2
授業コード Class code
99KT237
科目番号 Course number
L3HSSSC102

教員名
青木 洋英
Instructor
Hiroyoshi AOKI

開講年度学期
2026年度前期
Year
2026年度
Semester
①First semester
曜日時限
水曜1限
Class hours
Wednesday, 1st Period

開講学科・専攻 Department
理学部第一部 応用物理学科(一般教養科目)、工学部(一般教養科目)、先進工学部(一般教養科目)、薬学部(一般教養科目)A course of liberal arts, the Department of Applied Physics, Faculty of Science Division ⅠA course of liberal arts, the Faculty of Engineering A course of liberal arts, the Faculty of Advanced Engineering course of liberal arts, the Faculty of Pharmaceutical Sciences
単位数 Course credit
2.00単位
授業の方法 Teaching method
講義 Lecture
履修形態 Course form
薬学科:選択 生命創薬科学科:選択
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
現代社会では、科学技術の発展や社会の複雑化に伴い、近代法が前提としてきた人間像や生命観に揺らぎが生じています。この授業では、AI、動物、環境をめぐる法の現代的課題を紹介し、法学がこうした人間像や生命観の揺らぎをどのように受け止めることができるのかを検討していきます。具体的には、AIによる行政決定や裁判、ヒューマンエンハンスメントの技術をめぐる倫理的法的課題、動物実験規制、動物福祉、自然の権利訴訟や気候変動訴訟、ワンヘルスアプローチと法の関係などについて扱う予定です。法と科学のあいだのダイナミックな相互作用を意識しながら、現代において法が誰のものであるべきか(人間だけのものと言えるのか)を考えていきます。
目的 Objectives
  • 現代法の先端領域について学び、人間・社会を幅広く俯瞰できる能力、判断力・行動力を身につける。
  • 法的思考を深く身につけることで、コミュニケーション能力や他者と協働し創造する力、課題発見・解決力、論理的・批判的思考力を身につける。
  • 行為規範としての法に触れ、その意義について考えることで、科学者・市民としての倫理観を身につける。
到達目標 Outcomes
① 発展的な法的問題に触れることで、法的思考を深化させる
② AIや動物、自然環境をめぐる法的課題について理解し、説明できる
③ 法律用語に親しみ、法律の条文や裁判例を自ら調べ、新たな問題を自ら法学的に読み解く素養を身につける
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
関連する卒業認定・学位授与の⽅針(薬学部のみ)
薬学科:DP1 生命創薬科学科:DP1
履修上の注意 Course notes prerequisites
受講者はQRコードを読み取り、ディスカッション参加やリアクションペーパー提出を行う必要があるため、スマートフォン・タブレットなどのデバイスを持参すること。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/ディベート・ディスカッション Debate/Discussion/-
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準備学習・復習 Preparation and review
各回の内容につき、教科書を通じて予習を行うこと。また、授業後は講義内容を整理してまとめること。予習・復習にそれぞれ2時間程度の時間をかけることが期待されている。
成績評価方法 Performance grading policy
各回のディスカッション、リアクションペーパーの提出(28点)、到達度評価(72点)の合計で評価する。
ディスカッションへの参加、リアクションペーパーの提出はそれぞれ各1点 x 14回分(第1回-第14回まで)で計28点とする。
到達度評価は、持ち込み可で行う選択・記述式の問題であり、72点満点とする。
詳細は第1回のガイダンスで説明を行う。
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
講義のなかで適宜紹介する。

授業計画 Class plan
第1回 ガイダンス 法と科学の相互作用 [講義]
担当教員: 青木洋英
授業内容:
講義の進め方、成績評価の方法などについて確認し、「法と科学の交わり」について学ぶ。

第2回 AIと法① 生成AI、著作権、プライバシー [講義]
担当教員: 青木洋英
授業内容:
AI利用をめぐる著作権やプライバシーの侵害に係る課題を検討する。

第3回 AIと法② アルゴリズムによる行政決定・裁判 [講義]
担当教員: 青木洋英
授業内容:
諸外国で実施されるアルゴリズムによる行政決定や、完全自動的な行政決定に対する法規制、裁判官をAIで代替可能性などについて検討する。

第4回 AIと法③  法と人間拡張 [講義]
担当教員: 青木洋英
授業内容:
人間拡張(ヒューマンエンハンスメント)の技術とそこに対する法規制の在り方について検討する。

第5回 AIと法④ AIと民主主義 [講義]
担当教員: 青木洋英
授業内容:
デジタル立憲主義やデジタルプラットフォーム規制にかかる問題について検討する。

第6回 動物と法① 動物福祉と感覚概念 [講義]
担当教員: 青木洋英
授業内容:
ヨーロッパを中心に発達する動物福祉の概念や、感覚ある存在(sentient being)としての動物という考え方について検討する。

第7回 動物と法② 動物実験規制 [講義]
担当教員: 青木洋英
授業内容:
日本とアメリカやヨーロッパの動物実験規制の在り方について比較検討する。

第8回 動物と法③ フードテックと法 [講義]
担当教員: 青木洋英
授業内容:
工場畜産(CAFOs)への一定の批判やフードテック企業の出現、フードテックをめぐる訴訟提起の状況などを検討する。

第9回 動物と法④ 野生動物保護と動物福祉 [講義]
担当教員: 青木洋英
授業内容:
希少動物保護のためのノネコ駆除など、野生動物保護と感覚ある存在の保護とが対立する問題を検討する。

第10回 自然環境と法① 公害規制 [講義]
担当教員: 青木洋英
授業内容:
環境法制の成立とも関わりの深い公害に対する法的規制に関する問題を検討する。

第11回 自然環境と法② 自然の権利 [講義]
担当教員: 青木洋英
授業内容:
山や川などの自然そのものが権利を有すると考える自然の権利(Rights of Nature)論の展開を検討する。

第12回 自然環境と法③ 気候変動訴訟 [講義]
担当教員: 青木洋英
授業内容:
グローバルに広がりを見せる気候変動訴訟について検討する。

第13回 ワンヘルスアプローチと法 [講義]
担当教員: 青木洋英
授業内容:
人、動物、自然環境の健康・福祉は一体であり相互依存的であるとするワンヘルス、ワンウェルフェアといった概念と法制度の関係性について検討する。

第14回 主体性の揺らぎと法の現代的課題 [講義]
担当教員: 青木洋英
授業内容:
動物、AI、自然のそれぞれに権利は認められるべきか、それぞれにいかなる特徴があり、課題があるかを検討する。

第15回 到達度の確認と総括 [講義・小テストの実施]
担当教員: 青木洋英
授業内容:
到達度を確認し、講義の内容に関する総括を行う。

SBOsコード(薬学部薬学科のみ 2023年度以前カリキュラム適用者対象)
学修事項(薬学部薬学科のみ 2024年度以降カリキュラム適用者対象)

担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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