シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
分析化学1
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Analytical Chemistry 1
授業コード Class code
9916212
科目番号 Course number
16CHIAC203

教員名
駒場 慎一
Instructor
Shinichi KOMABA

開講年度学期
2026年度前期
Year
2026年度
Semester
①First semester
曜日時限
火曜1限
Class hours
Tuesday/1st Period

開講学科・専攻 Department
理学部第一部 応用化学科

Department of Applied Chemistry, Faculty of Science Division Ⅰ
単位数 Course credit
2.00単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
分析化学は古くから基盤科学として自然科学の発展に大きく貢献してきた.またそこで開発された分析法は,先端の研究現場から産業界,医療,環境,エネルギー,バイオ,宇宙にいたるあらゆる分野で活用されている.本講義では,実際の分析法を考えつつ,いろいろな系に存在する化学種をどのように検出しその存在量や存在形態などをどのようにして正しく計測するかを学ぶことができる.
目的 Objectives
本講義では,実験上の注意点や研究現場での経験に基づく分析例を示しながら,どうすれば真度/精度の高い分析値を獲得できるか,またどのような方法と原理で分析するかを理解することを目的とする.最終的には,実際の分析現場で各種試料について,分析目的に合わせて最適な分析法を提案できるようになることが目標である.
到達目標 Outcomes
1.化学分析に必要な器具の使用法と分析値の正しい扱い方を習得できるようになる.
2.検量線および標準溶液について正しく理解できるようになる.
3.光分析法の原理と応用を説明できるようになる.
4.電解質溶液のイオン伝導やイオン強度・活量について正しく説明できるようになる.
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
無機化学1A,無機化学1Bが履修の前提で十分な理解が求められる。2年次必修の学生実験(一般化学実験)を念頭に講義を進めるので、予習、復習に役立てて欲しい。2年生後期の分析化学2に接続している。

不明な点があれば,メールで駒場宛に問合せてください.
komaba@rs.tus.ac.jp
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/小テストの実施 Quiz type test
-

準備学習・復習 Preparation and review
講義中に、進める内容について予告をするので、予習をして基礎的な内容を理解しておくこと.
各回ごとに,準備学習・復習について指示する.詳細は「授業計画」を参照のこと.
成績評価方法 Performance grading policy
成績は定期試験(およそ90%)と平常点(主体的な授業参加度10%)より総合評価する.
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
講義の内容は,以下の書籍(参考書)より引用しながら進める
長島弘三,富田功 著 「分析化学(改訂版)」裳華房
この書籍は,2022年度まで講義にて教科書として指定していたが,2026年からは参考書として扱う.

また2026年度より,分析化学2(石川先生ご担当)と合わせて,以下の書籍も参考書としてあげる.
小沢岳昌史訳「スクーグ 分析化学」(東京化学同人)
MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
講義では使用しないが,理解を深めたい学生への参考書等:
阿部光雄編著「分析化学実験」(裳華房)
田中誠之・飯田芳男著「機器分析(改訂版)」(裳華房)、日本分析化学北海道支部編「増補新版分析化学実験」(化学同人)

授業計画 Class plan
講義第1回〜15回の授業計画を以下に示す.原則として全ての授業を対面で受講すること.ただし,学会出張の都合等で,オンライン講義を実施することもある.
なお,講義内容の番号は,2022年度までの使っていた教科書(長島弘三,富田功 著 「分析化学(改訂版)」裳華房)の章・項目番号に対応している.

1   講義内容の紹介   分析化学とは、無機成分の分析、分析化学の分類、状態分析
      ・微量分析について学ぶ

2   2・4器具、7・1・e-j測容器の取り扱い
               ガラス器具、測容器の洗浄と保管、測容器の校正、
               公差、各種測容器の使用法を習得する

3   分析値の取り扱い  SI単位、濃度、精度と確度、数値の統計学的取り扱い、有効
      数字、データの棄却、系統誤差と偶然誤差を理解する

4   5・2試料の溶解  各種酸の性質と試料溶解、一次標準溶液の調製手順、メスフ
      ラスコによる溶液調製法を理解する

5   検量線、標準溶液  7・2 標準溶液
     2・2・c 内標準法、検量線
     11・6 絶対検量線法
     11・14 標準添加法 について習得する

6   11・1-3光分析法  電磁波の分類、物質の色と補色、光吸収と電子遷移、分光光
     度計の構成を理解する

7   11-4、5光分析法  ランバート・ベールの法則、吸光光度法の実際、モル比法、
     連続変化法、比色定量を習得する

8   原子スペクトル分析 11・9原子スペクトル分析
     11・10原子吸光分析 
     2・2発光分光分析、2・2d ICP発光分析 を理解する

9   3.定性分析  3・1-8陽イオン、溶解度積、3・9陰イオンの分析を学ぶ

10-11 電解質溶液の電気伝導 イオン伝導体、比抵抗、比伝導率、モル伝導率、
      極限モル伝導率、イオンの輪率を理解し扱えるようになる

12  4・1、2電解質溶液 イオンの水和、イオン半径、イオン強度、活量、活量係数、
      デバイ・ヒュッケルの式を理解する

13  4・3-5電解質溶液 塩効果、共通イオン効果、酸塩基平衡を習得する

14    塩の加水分解、緩衝溶液、ルイス酸・塩基、HSABを理解する

15  到達度評価と解説

担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
-企業との共同研究における電気分析化学や化学センサに関する研究開発の経験,電池材料の応用研究における化学分析の重要性,さらに外国における1年間の在外研究(フランス)の経験を取り入れながら,分析化学に関する講義を行う.
教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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