シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
中国語(初級B) (後・月5)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Chinese (Elementary B) (後・月5)
授業コード Class code
99K8407
科目番号 Course number
L1FLCHIn02

教員名
汪 義翔
Instructor
Ou Gisho

開講年度学期
2025年度後期
Year
2025年度
Semester
②Second semester
曜日時限
月曜5限
Class hours
Monday 16:20〜17:50

開講学科・専攻 Department
単位数 Course credit
1.0単位
授業の方法 Teaching method
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
④ [遠隔]ハイフレックス型授業(キャンパス間配信)/ [Remote] Hybrid-Flexible format (with inter-campus streaming)

概要 Description
本授業では、前期の発音学習を基盤とし、初級レベルの語彙を習得するとともに、初歩的な語法や文型の理解を深める。さらに、実用的な会話練習やリスニング訓練を通じて、総合的な中国語の基礎力を確実に身につけることを目指す。
「聞く」「話す」「書く」の技能をバランスよく向上させることを重視し、特に運用能力を高めるために、ペアワークやロールプレイなどの実践的な練習を積極的に取り入れる。また、テキストの内容に関連する場面を想定した会話練習を行い、実践的な言語運用能力を養う。さらに、学習した表現を活かして、寸劇形式での発表を行い、実践的なコミュニケーション能力の向上を図る。
加えて、中国語の習得と到達レベルの向上を目指すだけでなく、異文化理解の一環として、中国の文化、歴史、社会事情についても授業内容に応じて取り上げる。これにより、言語学習を通じて中国社会への理解を深め、より実践的なコミュニケーション能力の習得を促す。

目的 Objectives
本科目は、教養教育の編成戦略に定める「コミュニケーション能力」と「国際性(異文化・異言語・異民族・国際問題の理解力)」を涵養することを目的とする。さらに、初級中国語の基礎的な語彙・文法・発音を習得し、中国語圏の文化や社会を理解することで、異文化コミュニケーションの基礎を育成することを具体的な目的とする。
到達目標 Outcomes
・文法の基礎を理解し、基本的な日常会話ができ、基礎的な短文の読み書きができる
・中国語検定準4級合格レベル (授業では、中国語〈準4級〉検定の問題集を利用して聞き取りや筆記の練習を行う。)
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
中国語(初級A)の単位を修得していないと、この授業は履修できない。
*授業について:言語の学習は、言葉と継続的に向き合うことが重要である。授業では、常時の発音練習、チェックを行うため、無断欠席は認めない。病気など何らかの理由で欠席する場合は、事前または事後に必ず担当教員へ連絡すること。理由なく無断欠席した場合、受講を辞退させることがあるので十分注意すること。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/小テストの実施 Quiz type test/グループワーク Group work/反転授業 Flipped classroom
・中国語の作文の課題を課すことがある。
・授業ごとや隔週で小テストを実施する。
・二人で、またはグループで会話実演を行うなど、頻繁に会話練習をする。
・授業で特に発音の出来や、語法、文型の理解度及びその応用の完成度をテスト・判断するために、指名などの形で学生に質問を答えてもらうことが毎回のように行われ、宿題、課題(授業で指示)をしてから授業を受けることが求められる。

準備学習・復習 Preparation and review
授業前には準備学習が必要である。毎回の授業で予習内容を指示することがあるため、必ず予習課題を完成させた上で授業に参加すること。
復習については、毎回または隔週の授業の冒頭で、前回の学習内容に関する復習小テストを実施する。各回の授業内容について、最低1時間程度の復習を必ず行うこと。
成績評価方法 Performance grading policy
定期試験(または期末試験)、小テスト、学習態度などを総合的に評価する。評価の内訳は、到達度評価試験50%、小テスト・発音チェック・会話練習等50%とする。
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
Y
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
授業に並行して補助教材としてプリントを配布することがある。また、授業で紹介するが、図書館の1Fの教養コーナーに、推薦する参考書を備えてあるので、ぜひ手にとって読んでみてください。

授業計画 Class plan
第1回 オリエンテーション 
     第6課 王先生の研究室で
 内容:会話文、トレーニング練習
    語法ポイント:動詞“在”、動詞の重ね型(「ちょっと〜する」「〜してみる)、時を表す語の位置、時を表す語(1)(曜日など)
    事前学習:第6課の単語を指定専用紙で書くこと。書いた第6課の単語の意味を理解した上、CDを利用して、それぞれの単語の発音を聞きながら、自身も発音して予習すること。
    事後学習:CDやLETUSに掲載している教員が制作した録画教材を利用して第6課の会話文を繰り返し聞き、自身もその会話表現を発音することができるまで練習すること。
         第6課の「トレニンーグ6」(40頁)の問題を解答すること。

第2回 第6課の復習・練習
 内容:会話実演、 語法ポイントの復習、リスニング練習
 事前学習:CDを利用して第6課の会話文を繰り返し読み、語法ポイントの部分とトレーニングの頁の例文(表現)を繰り返し読んで発音練習する。
 事後学習: 第6課の全体復習(単語・会話の意味理解の発音、聴解、簡体字の書き方等)

第3回 第7課 コンビニで
 内容:会話文、トレーニング練習
    語法ポイント:量詞、実現・完了を表す“了”、助動詞“想”、“几”と“多少”の異なる使い方
 事前学習:第7課の単語を指定専用紙で書くこと。書いた第7課の単語の意味を理解した上、CDを利用して、それぞれの単語の発音を聞きながら、自身も発音して予習すること。
 事後学習:CDやLETUSに掲載している教員が制作した録画教材を利用して第7課の会話文を繰り返し聞き、自身もその会話表現を発音することができるまで練習すること。
      第7課の「トレニンーグ7」(44頁)の問題を解答すること。

第4回 第7課の復習・練習
 内容:会話実演、 語法ポイントの復習、リスニング練習 
 事前学習:CDを利用して第7課の会話文を繰り返し読み、語法ポイントの部分とトレーニングの頁の例文(表現)を繰り返し読んで発音練習する。
 事後学習: 第7課の全体復習(単語・会話の意味理解の発音、聴解、簡体字の書き方等)

第5回 第8課 バス停で
 内容:会話文、トレーニング練習
    語法ポイント:連動文、前置詞“在”、時刻の言い方(何時に何をするなど)、“是”の省略、時を表す語(2) 
 事前学習:第8課の単語を指定専用紙で書くこと。書いた第8課の単語の意味を理解した上、CDを利用して、それぞれの単語の発音を聞きながら、自身も発音して予習すること。
 事後学習:CDやLETUSに掲載している教員が制作した録画教材を利用して第8課の会話文を繰り返し聞き、自身もその会話表現を発音することができるまで練習すること。
      第8課の「トレニンーグ8」(48頁)の問題を解答すること。

第6回 第8課の復習・練習
 内容:会話実演、 語法ポイントの復習、リスニング練習
 事前学習:CDを利用して第8課の会話文を繰り返し読み、語法ポイントの部分とトレーニングの頁の例文(表現)を繰り返し読んで発音練習する。
 事後学習: 第8課の全体復習(単語・会話の意味理解の発音、聴解、簡体字の書き方等)

第7回 第9課 放課後に
 内容:会話文、トレーニング練習
    語法ポイント:可能としての助動詞“会”・“能”・“可以”(…をすることができる/できない)、前置詞“跟”と“给”、主述述語文など
 事前学習:第9課の単語を指定専用紙で書くこと。書いた第9課の単語の意味を理解した上、CDを利用して、それぞれの単語の発音を聞きながら、自身も発音して予習すること。
 事後学習:CDやLETUSに掲載している教員が制作した録画教材を利用して第9課の会話文を繰り返し聞き、自身もその会話表現を発音することができるまで練習すること。
      第9課の「トレニンーグ9」(54頁)の問題を解答すること。

第8回 第9課の復習・練習
 内容:会話実演、 語法ポイントの復習、リスニング練習
 事前学習:CDを利用して第9課の会話文を繰り返し読み、語法ポイントの部分とトレーニングの頁の例文(表現)を繰り返し読んで発音練習する。
 事後学習: 第9課の全体復習(単語・会話の意味理解の発音、聴解、簡体字の書き方等)

第9回 第10課 卓球の中継を見ながら 
 内容:会話文、トレーニング練習
    語法ポイント:“得”を用いる様態補語、経験を表す“过”、比較を表す“比”、動詞“喜欢”の使い方など 
 事前学習:第10課の単語を指定専用紙で書くこと。書いた第10課の単語の意味を理解した上、CDを利用して、それぞれの単語の発音を聞きながら、自身も発音して予習すること。
 事後学習:CDやLETUSに掲載している教員が制作した録画教材を利用して第10課の会話文を繰り返し聞き、自身もその会話表現を発音することができるまで練習すること。
      第10課の「トレニンーグ10」(58頁)の問題を解答すること。

第10回 第10課の復習・練習
 内容:会話実演、 語法ポイントの復習、リスニング練習
 事前学習:CDを利用して第10課の会話文を繰り返し読み、語法ポイントの部分とトレーニングの頁の例文(表現)を繰り返し読んで発音練習する。
 事後学習: 第10課の全体復習(単語・会話の意味理解の発音、聴解、簡体字の書き方等)

第11回 第11課 ディズニーランドで待ち合わせ
 内容:会話文、トレーニング練習
    語法ポイント:進行を表す“在”、方向補語の“来” “去”の使いかた、“还是”を用いる選択疑問文
 事前学習:第11課の単語を指定専用紙で書くこと。書いた第11課の単語の意味を理解した上、CDを利用して、それぞれの単語の発音を聞きながら、自身も発音して予習すること。
 事後学習:CDやLETUSに掲載している教員が制作した録画教材を利用して第11課の会話文を繰り返し聞き、自身もその会話表現を発音することができるまで練習すること。
      第11課の「トレニンーグ11」(62頁)の問題を解答すること。

第12回 第11課の復習・練習
 内容:会話実演、 語法ポイントの復習、リスニング練習
 事前学習:CDを利用して第11課の会話文を繰り返し読み、語法ポイントの部分とトレーニングの頁の例文(表現)を繰り返し読んで発音練習する。
 事後学習: 第11課の全体復習(単語・会話の意味理解の発音、聴解、簡体字の書き方等)

第13回 第12課 カフェテラスで
 内容:会話文、トレーニング練習
    語法ポイント:“是〜的”の構文(いつ、どこで、そのように)、結果補語、時間の長さ・動作の回数を表す語の位置、時間の長さを表す語
 事前学習:第12課の単語を指定専用紙で書くこと。書いた第12課の単語の意味を理解した上、CDを利用して、それぞれの単語の発音を聞きながら、自身も発音して予習すること。
 事後学習:CDやLETUSに掲載している教員が制作した録画教材を利用して第12課の会話文を繰り返し聞き、自身もその会話表現を発音することができるまで練習すること。
      第12課の「トレニンーグ12」(66頁)の問題を解答すること。

第14回 第12課の復習・練習
 内容:会話実演、 語法ポイントの復習、リスニング練習
 事前学習:CDを利用して第12課の会話文を繰り返し読み、語法ポイントの部分とトレーニングの頁の例文(表現)を繰り返し読んで発音練習する。
 事後学習: 第12課の全体復習(単語・会話の意味理解の発音、聴解、簡体字の書き方等)

第15 回 到達度評価
内容:当該授業における達成度を到達度評価試験により確認する。
   その後、授業として当該授業科目の内容の総括を行う。
事前学習:後期授業の総復習
事後学習:作文課題の取り組み(提出の締切を含めて具体的には、授業にて指示あり)

担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
授業では、教科書以外に、より学びやすくて理解しやすい補助教材(プリントや動画など)を随時に使用するため、教科書の内容と一致しないことがあり、了承してください。
また、履修者の理解度、完成度を測りながら、「授業計画」通りの進度を進めたり、遅らせたりすることがあり、了承してください。

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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