シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
初年次教養ゼミB
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Arts and Sciences Seminar in First-YearExperience B
授業コード Class code
9989G45
科目番号 Course number
L1IDSEMn25

教員名
竹内 謙
Instructor
Ken Takeuchi

開講年度学期
2025年度後期
Year
2025年度
Semester
②Second semester
曜日時限
水曜2限
Class hours
Wednesday 2nd Period

開講学科・専攻 Department
経営学部 国際デザイン経営学科

Department of International Digital and Design Management, School of Management
単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
理数系の教員の指導・サポートを受けて学生が自主的に研究を行う研究クラスである。

 履修者は実験ノートに研究活動の記録をつけ、担当教員の求めに応じてそれを提示する。担当教員は適宜履修学生と進捗状況について報告を受け、研究内容について議論する。
目的 Objectives
研究の企画立案から結果のまとめと発表までを経験することで、将来の研究活動に必要な能力の基礎を育てる。また、本授業では指導教員、ゼミメンバーとのディスカッションを通して、論理的・批判的思考力、コミュニケーション能力を養うことも目指す。
到達目標 Outcomes
上記の目的に即して、下記の点を到達目標とする。
(1)テーマに関して、図書館の蔵書やインターネット等を利用して事前調査できる
(2)テーマに関して、自主的に方向性を考えたり、研究計画を立てることができる
(3)研究内容に関して、教員、ゼミメンバーに分かりやすく説明し、建設的議論ができる
(4)研究発表会において発表ができ、また質疑応答にも的確に対応出来る
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
同一科目名で異なる教員による複数クラスを開講しているので、混同しないように注意すること。

本ゼミは大きく分けて2つのコースに別れている。それらは、(1)特定研究(a)コース、(2)特定研究(b)コース、である。(1)(2)に関しては、学生は,教員とのディスカッションを通して,担当教員から与えられた研究テーマにそって,計画・調査・実施および結果の検討と考察を経験する。学生は(1)(2)とも、研究発表会に参加し、自分の研究の成果を、他学生および教員の前で発表する。

その研究活動については、実験ノートに記録し、担当教員に定期的に提示しし、進捗状況の報告をすること。最終的に実験ノートは教員に提出すること。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/グループワーク Group work/プレゼンテーション Presentation
原則、授業の時間は、自分の研究の内容を発表する時間である。したがって、授業を聞いているだけでは、何も進まない。それ以外の時間の方が重要な科目である。

準備学習・復習 Preparation and review
進捗報告の際には現在取り組んでいる課題(解決が必要な問題点)を事前に明確にするとともに、必要な情報を図書館の蔵書やインターネット等を通して事前に調査しておくこと。プレゼンテーションを行う場合はスライドを事前にしっかり準備すること。進捗報告、発表会でのアドバイスや議論の内容をノートにまとめ、次の準備に生かすようにする。
成績評価方法 Performance grading policy
・「計画立案」「遂行」「議論」「結果」「発表」を総合的に判断する。
・実施した研究内容の成果発表を義務とする。
フィードバック方法
毎回の進捗報告の際に文献調査の方法や、企画書や発表スライドの添削など適宜アドバイスを行う

次に該当する学生には単位を付与しない。
(a)活動記録において、半期(セメスター)活動時間が45時間に満たない学生
 *ただし、情状を酌量できる場合は減点にて対応する。
(b)疾病や忌引き等やむを得ない理由なしに発表をしなかった学生
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
なし
MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
教員から指定する参考書はない。資料は適宜、教員から学生に与えることがある。

授業計画 Class plan
1 ガイダンス
教員からシラバスに沿っての説明を聞く。
準備学習:シラバスを読み込んでくる。[90分]
復習:シラバスを再読する。[90分]

2 研究テーマのバックグラウンドの理解
(1)特定研究(a)コースに関して教員からの説明を聞き、研究テーマの目的を明確に理解する。(2)特定研究(b)コースの学生も一緒に聴講すること。
準備学習:LETUS上の資料を読み、映像を見る。[90分]
復習:LETUS上の資料を読み、映像を見る。[90分]

3 研究テーマのバックグラウンドの理解
(2)特定研究(b)コースに関して教員からの説明を聞き、研究テーマの目的を明確に理解する。(1)特定研究(a)コースの学生も一緒に聴講すること。
準備学習:LETUS上の資料を読み、映像を見る。[90分]
復習:LETUS上の資料を読み、映像を見る。[90分]

4 研究テーマの具体化
教員からの説明を聞き、研究テーマの目的を明確に理解し、そのテーマを遂行するためにはどのような方法があるのか、関連する過去の研究成果について情報を収集する。
準備学習:LETUS上の資料を読み、映像を見る。[90分]
復習:LETUS上の資料を読み、映像を見る。[90分]

5 方法の検討(1)
収集した情報をもとにして、具体的な方法を検討する。限られた演習期間内に具体的に何をどこまで行うのか、計画(スケジュール)を立てる。その内容に関して発表し議論する。
準備学習:LETUS上の資料を読み、映像を見る。発表資料の準備[90分]
復習:LETUS上の資料を読み、映像を見る。[90分]

6 方法の検討(2)
3に引き続き、収集した情報をもとにして、具体的な方法を検討する。限られた演習期間内に具体的に何をどこまで行うのか、計画(スケジュール)を立てる。その内容に関して発表し議論する。
準備学習:LETUS上の資料を読み、映像を見る。発表資料の準備[90分]
復習:LETUS上の資料を読み、映像を見る。[90分]

7 実施(1)
方法にしたがって研究を実施し、 目的とする結果が得られたかどうかどうか、結果を解析し、考察する。予測した結果が得られなかった場合には、問題点を明確にし、問題を解決するためには何を改良したらよいか、方法の再検討を行う。必要に応じて計画(スケジュール)の再設定を行う。その内容に関して発表し議論する。
準備学習:LETUS上の資料を読み、映像を見る。発表資料の準備[90分]
復習:LETUS上の資料を読み、映像を見る。[90分]

8 実施(2)
方法にしたがって研究を実施し、 目的とする結果が得られたかどうかどうか、結果を解析し、考察する。予測した結果が得られなかった場合には、問題点を明確にし、問題を解決するためには何を改良したらよいか、方法の再検討を行う。必要に応じて計画(スケジュール)の再設定を行う。その内容に関して発表し議論する。
準備学習:LETUS上の資料を読み、映像を見る。発表資料の準備[90分]
復習:LETUS上の資料を読み、映像を見る。[90分]

9 中間報告
ここまで得られた研究成果をいったんまとめ、 不明な点は何か、さらに検討すべき点は何かを明確にすることにより、研究の方法や方向性を再検討し、必要な追加実験や再実験の計画を立てる。中間発表で学生同士や教員からの指摘に基づき、研究の方向性を再度吟味し、軌道修正を行う。
準備学習:LETUS上の資料を読み、映像を見る。中間発表資料の準備[90分]
復習:LETUS上の資料を読み、映像を見る。[90分]

10 追加研究/再研究の実施(1)
第9回での研究の方向性に基づき、追加的研究、および再研究を行う。
準備学習:LETUS上の資料を読み、映像を見る。[90分]
復習:LETUS上の資料を読み、映像を見る。[90分]

11 追加研究/再研究の実施(2)
引き続き第9回での研究の方向性に基づき、追加的研究、および再研究を行う。
準備学習:LETUS上の資料を読み、映像を見る。[90分]
復習:LETUS上の資料を読み、映像を見る。[90分]

12 研究結果の再構成
発表会を念頭において 研究成果を系統的に整理し、得られた結果について科学的考察を加え、結論を導く。また、これから発表スライドを作成していくにあたって、結果を論理的に説明する上で不足しているデータを検討し、必要であれば、新たに計画した研究を行う。
準備学習:LETUS上の資料を読み、映像を見る。[90分]
復習:LETUS上の資料を読み、映像を見る。[90分]

13 発表の準備
コンピュータを用いて発表スライドを作成するとともに、口頭発表のリハーサルを行い、質疑応答の対策を立てる。他学生や担当教員の発表スライドの内容に関しての指摘にそって、スライドの修正を行う。
準備学習:スライドを作成するアプリケーションの使い方を調べて来る。[90分]
復習:スライドの修正箇所をレポートにまとめる。[90分]

14 発表
研究発表会を行う。自ら発表を行うとともに、他の受講者の発表を聴き、質疑や討論を行うことにより、多様な価値観に触れ、自らの研究発表を客観的に評価する。
準備学習:スライドでの発表リハーサルを行う。[90分]
復習:発表に対しての聴衆からの質問とその回答をレポートにまとめる。[90分]

15 研究の総括
このゼミでこれまで行ってきた、研究テーマの設定、研究手法、結果の解析、口頭発表のしかたなど、演習全体を振り返り、反省点や問題点を明確にし、各自の研究活動を評価する。
準備学習:総括すべきことは何かを考えて来る。[90分]
復習:発表スライド、質疑応答をレポートにまとめる。また、ゼミでの反省点などをレポートにまとめる。[90分]

初年次教養ゼミA(竹内クラス)を履修した学生に関しては、テーマはそのままの場合であれば、上記5番までは、すでに済んでいるので、3回目から5回目に関しては、テーマに沿って研究を継続するという形になる。

担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
ゼミの性質上、履修可能人数の上限を原則15名としてます。
また、前期の初年次教養ゼミA(竹内クラス)を履修した学生の履修を優先しますが、初年次教養ゼミB(竹内クラス)から履修開始をしても構いません。

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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