ミクロ経済学２（２組）

科目授業名称（和文）　Name of the subject/class (in Japanese)

ミクロ経済学２（２組）

科目授業名称（英文）　Name of the subject/class (in English)

MicroeconomicsⅡ

授業コード　Class code

9987B21

科目番号　Course number

87ECETE102

教員名

颯々野　大志

Instructor

Taishi Sassano

開講年度学期

2025年度後期

Year

2025年度

Semester

②Second semester

曜日時限

火曜3限、火曜4限

Class hours

Tuesday 3rd and 4th period

開講学科・専攻　Department

経営学部　ビジネスエコノミクス学科

Department of Business Economics, School of Management

単位数　Course credit

2.0単位

授業の方法　Teaching method

講義/演習

Lecture/Seminar

外国語のみの科目（使用言語）　Course in only foreign languages (languages)

-

授業の主な実施形態　Main class format

① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要　Description

本講義では需要曲線と供給曲線の背後にある経済主体の意思決定に重点を置いてミクロ経済学の理論を学ぶ．まず，需要関数の背後にある消費者の意思決定問題，供給関数の背後にある企業の意思決定問題を学び，次に需要と供給が一致する市場均衡の定義と性質を理解する．また，市場均衡の下での資源配分の望ましさについて述べる厚生経済学の基本定理を理解する．

目的　Objectives

ミクロ経済学における価格理論の基礎的な内容を身につける.
特に次の点について理解する.
1. 個々の消費者, 生産者から, 市場需要関数および供給関数を導出.
2. 資源配分のしくみとしての市場経済の性質.

本学科のディプロマ・ポリシーに定める「グローバル化や地球環境問題など広範かつ多様なビジネス環境で発生している諸々の問題に対して自然科学及び社会科学の知識を活用して解明するという基本的方針の下で理論的かつ実践的な考え方を身に付けている」を実現するための科目である.

到達目標　Outcomes

本講義で学んだ概念を経済・社会の一般的な状況にあてはめて，その背景にあることをミクロ経済学の見方で理解できるようになる．

卒業認定・学位授与の方針との関係（学部科目のみ）

リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます（学部対象）。
履修登録の際に参照ください。
You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/

履修上の注意　Course notes prerequisites

基礎的な数学の知識（特に微分積分）を前提とする．

アクティブ・ラーニング科目　Teaching type（Active Learning）

-

準備学習・復習　Preparation and review

準備学習：講義資料を予習すること．（１時間程度）
復習：授業中に出てきた用語の定義を理解すること．また，授業中に行った計算は自分でもできるようにすること．（３時間程度）

成績評価方法　Performance grading policy

・到達度評価試験（80％）および演習（20％）により評価する.
・出席すること自体は評価の対象にはしないが, 十分な学習をせずに単位修得は困難なので注意すること.

学修成果の評価　Evaluation of academic achievement

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書　Textbooks/Readings

教科書の使用有無（有=Y , 無=N）　Textbook used(Y for yes, N for no)

Y

書誌情報　Bibliographic information

-『ミクロ経済学の力』，神取道宏，日本評論社，2014年， ISBN 9784535557567

MyKiTSのURL（教科書販売サイト）　URL for MyKiTS(textbook sales site)

教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料　Reference and other materials

『ミクロ経済学の技』，神取道宏，日本評論社，2018年, ISBN 9784535558960
『ミクロ経済学』, 奥野正寛, 東京大学出版会, 2008年, ISBN 9784130421270
『ミクロ経済学演習第2版』, 奥野正寛, 東京大学出版会, 2018年, ISBN 9784130421508
『入門ミクロ経済学』, 武隈愼一編, ダイヤモンド社, 2005年, ISBN 9784478210550

授業計画　Class plan

第1回イントロダクション

第2回-第6回 : 消費者理論
-選好
-最適消費
-補償需要関数と支出関数
-所得効果と代替効果

第7回-第8回 : 生産者理論
-生産要素が1つの場合
-生産要素が2つの場合

第9回 : 部分均衡分析

第10回-第14回 : 一般均衡分析
-一般均衡モデル
-エッジワースボックス
-厚生経済学の第1基本定理
-厚生経済学の第2基本定理
-不確実性下の市場

第15回 : 到達度評価

本講義は,すべての履修学生に対して半数以上の授業回を対面で受講することを求める.

担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容　Work experience of the instructor

-

教育用ソフトウェア　Educational software

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備考　Remarks

・上記の授業計画は進捗状況や受講生の理解度に応じて内容や進度を適宜調整することがある．
・EREミクロ・マクロの結果を成績評価に加点することができるので，履修の手引きを確認しておくこと.

授業でのBYOD PCの利用有無　Whether or not students may use BYOD PCs in class

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授業での仮想PCの利用有無　Whether or not students may use a virtual PC in class

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シラバス情報