有機化学 （旧：有機化学１）

Organic Chemistry （旧：有機化学１）

9981560

81ZZCHE201

秋山　好嗣

YOSHITSUGU AKIYAMA

2025年度後期

2025年度

②Second semester

水曜2限

Wed. 10:30-12:00

先進工学部　電子システム工学科

Department of Applied Electronics, Faculty of Advanced Engineering

2.0単位

講義

Lecture

-

① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

有機化学Iでは、“有機化合物はなぜそのように反応するか”について、講義、演習を通じて学ぶ。

本科目は、本学部のディプローマポリシーに定める「専門分野に応じた基礎学力と、その上に立つ専門知識」を実現するための科目です。

・ 有機化合物の化学式をルイス構造式で書ける。
・ 有機化合物の化学式をケクレ構造式で書ける。
・ 主な有機化合物の名称から構造式を書ける。
・ 有機化合物での電子の空間的な広がり(σ軌道，π軌道，混成軌道)と結合(σ結合，π結合)を説明できる。
・ 巻き矢印による有機化合物における結合の開裂・生成に伴う電子の動きを説明できる。
・ 電気陰性度に基づき，電子の偏り，結合の分極を説明できる。
・ 電子の非局在化，共鳴に基づき，電子の偏り，結合の分極を説明できる。
・ 有機化学における酸・塩基の基本的な考え方を説明できる。
・ 有機化合物の立体構造の表し方を説明できる。
・ カルボカチオンの安定性を説明できる。
・ 2分子求核置換反応と1分子求核置換反応の相違を説明できる。
・ 2分子脱離反応と1分子脱離反応の相違を説明できる。
・ 求電子付加反応(π結合の切断とσ結合の生成)を説明できる。
・ 求核付加反応(カルボニル基による様々な反応)を説明できる。
・ 付加-脱離による求核置換反応(カルボニル基の反応)を説明できる。
・ 付加-脱離による求電子置換反応(芳香族の反応)を説明できる。
・核磁気共鳴法の原理を説明できる。
・機器分析から有機化合物の構造を同定することができる。

リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます（学部対象）。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​

授業形態、試験方法、講義内容は変更される場合があります。変更が生じた場合はLETUSでアナウンスします。また、必要な講義資料は随時LETUSにアップロードするので各自で確認しておくこと。

小テストの実施　Quiz type test／グループワーク　Group work

-

【準備学習】
授業計画の講義内容について，配布資料および参考書を事前に読み，何が分かり，何が分からないかを明確にしておくこと。そして、授業を通して分からなかった部分を解き明かす。

【復習】
講義内で解説した例題および演習問題を解くなどして，各回の講義内容を十分に理解すること。

中間テスト（40点）と到達度評価（60点）の合計100点で評価する。

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

N

-

教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

小川裕司: “単位が取れる有機化学ノート”, 講談社サイエンティフィック
ハート："基礎有機化学", 培風館
マクマリー有機化学（上,中,下巻）,東京化学同人

※全授業回数のうち半数以上を対面受講することを求める 

第1講　オリエンテーション
第2講　電子の軌道と化学結合
第3講　分子の極性・共鳴・酸塩基
第4講　飽和炭化水素
第5講　不飽和炭化水素
第6講　第2-7講の振返り演習
第7講　中間試験
第8講　立体構造
第9講　有機ハロゲン化合物の反応性
第10講　芳香族炭化水素
第11講　アルコール
第12講　有機化合物のための機器分析〜核磁気共鳴法〜
第13講　有機化合物のための機器分析〜質量分析〜
第14講　第8-13講の振返り演習
第15講　到達度評価
第16講　まとめ

国内外研究機関の研究員（ケミカルバイオロジー、ナノバイオマテリアル）の勤務実績を活かし有機化学について講義する。

-

-

-

Y

N