土木技術者には，倫理観・環境観に富んだ土木工学に関わる課題の解決が求められる．自分自身またはチームで協力しながら，土木工学に関わる研究課題を見出し，その解決に向けて，計画を立てて試行・検討・実行できるようになることを目的とする．また，卒業研究論文のとりまとめを通して，分かりやすく論理的に記述する力を身につけることを目的とする．中間発表と卒業研究発表とそれらの質疑応答を通して，プレゼンテーション力と建設的な議論ができる力を身につけることを目的とする．

1. 社会基盤工学に関する研究課題を見出すことができる.
2. 自分自身またはチームで協力しながら，研究課題を解決するための計画を立て，試行・検討・実行できる．
3. 分かりやすく論理的に，卒業研究論文を記述することができる．
4. 卒業研究の成果を分かりやすく発表することができ，工学的に建設的な議論ができる．

※社会基盤工学科が定める学習・教育目標との関連
上記 [到達目標] のうち，1と2は下記の主として関連する学習・教育目標のうち目標（F）に基づいている．また，3と4は目標（G）に基づいている．
主として関連する学習・教育目標：
目標（F） 自分自身で，またはチームで協力しながら，土木工学に関する課題を見出し，与条件の下でそれを解決するための計画を立て，試行・検討・実行できるようになる．
目標（G） 分かりやすく論理的に記述する力，プレゼンテーション力，建設的な議論ができる力を身につける．
他の関連する学習・教育目標
目標（D） 土木技術が自然・社会に及ぼす影響・効果を理解し，その社会的役割と責任を認識し，技術者倫理に基づいて判断できるようになる．

指導教員の指示を適宜受ける．

定期的に行う研究室ゼミや研究打ち合わせの準備，及び卒業研究の次のステップの準備を行い，指導教員と密に相談し，確認しながら進める．

ゼミでの出席状況、積極性、卒業研究論文・発表により評価する．
卒業論文の提出時期は2月初旬，発表は2月中旬に実施する予定である．
卒業研究１と合わせて最低11編の論文（内1篇は英語論文、卒業研究１でレビューした6本の論文を含む）をレビューし，その要約を論文とは別に提出すること成績評価の必要条件とする．

【フィードバックの方法】
週1度のゼミ発表および研究の進捗状況に応じた助言・指導を行う．
中間・最終発表の後に講評を行う．
卒業論文に対する添削・指導を行う．