シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
土質力学演習1
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Exercises on Soil Mechanics 1
授業コード Class code
9976421
科目番号 Course number
76CEGEM301

教員名
石丸 太一、塚本 良道
Instructor
Yoshimichi Tsukamoto, Taichi Ishimaru

開講年度学期
2025年度前期
Year
2025年度
Semester
①First semester
曜日時限
木曜4限
Class hours
Thursday/4th

開講学科・専攻 Department
創域理工学部 社会基盤工学科

Department of Civil Engineering, Faculty of Science and Technology
単位数 Course credit
1.0単位
授業の方法 Teaching method
演習

Seminar
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
地盤の構造物を設計するために必要な基礎知識である土質力学について、演習形式で授業を行う.土の基本的性質、締固め、透水、圧密に関する演習問題を解くことにより、土質力学への理解を徹底する.演習の効果を上げるため、独力で問題を解く姿勢が要求される.


目的 Objectives
地盤の構造物を設計するためには、土質力学に関する基礎知識を備える必要がある.そこで、土の基本的性質、締固め、透水、圧密に関する基礎知識を学習し、基本的な問題を解けるようになることを目的とする.
到達目標 Outcomes
1. 土の基本的性質として、密度、含水比、間隙比、飽和度,密度を計算でき,土の工学的分類を行うことができる.
2. 土の締固めによる最大乾燥密度・最適含水比を求めることができる.
3. 土の透水係数・限界動水勾配を求めることができる.また、透水に対する安定性を求めることができる.
4. 地下水の二次元的な流れを求めることができ、地盤内の間隙水圧の分布・透水量を求めることができる.
5. 粘土の圧密に関わる土質定数を求めることができ、粘土の圧密沈下量・圧密時間を求めることができる.
複数回課される小テストの評価と毎回の演習問題での評価の合計が満点の6割以上であることをもって到達度の確認とする.

※社会基盤工学科が定める学習・教育目標との関連
 上記 [到達目標] は,下記の主として関連する学習・教育目標に基づいている.
主として関連する学習・教育目標:
(B)土木工学のすべての主要専門分野(構造・材料,地盤,水理,環境・情報,計画)の基礎知識を習得するとともに,応用できるようになる.
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
全ての授業を対面で実施する。 
土質力学1の知識を前提に行なわれるので、併せて履修することが強く望まれる.
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
小テストの実施 Quiz type test
-

準備学習・復習 Preparation and review
準備学習:土質力学の教科書の該当部分をよく読む.
復習:講義内で実施した演習問題が未完の場合、解答を完成する.また、補充として、各授業回で指定する教科書(演習書)の演習問題を解く.

(講義内では、前の回の解答例を配布し、答え合わせを行う.その後、その回の演習問題に取り組む.)
成績評価方法 Performance grading policy
到達度確認試験4回(25%×4)により評価する.また、演習問題解答の提出、出席を課す.

【フィードバックの方法】
到達度確認試験の解答を示し、講評を行う.
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
Y
書誌情報 Bibliographic information
改訂版 わかる土質力学220問一基礎から公務員試験までナビゲートー、安田進・片田敏行・後藤聡・塚本良道・吉嶺充俊、理工図書、ISBN : 978-4-8446-0919-3
MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
第3版 土質力学、石原研而、丸善、2018

授業計画 Class plan
1. 土の基本的性質
  土の密度・含水比・土粒子密度を求めることができる.
2. 土の基本的性質
  土の間隙比・飽和度を求めることができる.
  砂の相対密度と粘土のコンシステンシー限界を求めることができる.
3. 到達度確認試験1
  土の基本的性質について、到達度を確認する.
4. 土の締固め・透水
  土の締固めによる最適含水比と最大乾燥密度の求め方を説明できる.
  定水位透水試験と変水位透水試験により透水係数を求めることができる.
5. 透水
  透水に対する地盤の安定性を求めることができる.
  多層地盤の透水係数を求めることができる.
6. 透水
  正方形フローネットを利用して透水量を求めることができる.
7. 到達度確認試験2・透水
  土の締固め・透水について、到達度を確認する.
  正方形フローネットを利用して地盤内の間隙水圧分布を求めることができる.
8. 透水
  原位置透水試験により地盤の透水係数を求めることができる.
9. 到達度確認試験3
  透水について、到達度を確認する.
10. 圧密
  圧密沈下量に関わる圧密試験のデータ整理を行うことができる.
11. 圧密
  圧密時間に関わる圧密試験のデータ整理を行うことができる.
12. 圧密
  圧密沈下量に関わる土質定数を求めることができる.
13. 圧密
  圧密時間に関わる土質定数を求めることができる.
14. 到達度確認試験4
  圧密について、到達度を確認する.
15. 総括・講評
  到達度確認試験の講評を行う.

担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
教育用ソフトウェア Educational software
-
-

備考 Remarks
特になし.

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
Y
授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
N