![]() 教員名 : 佐伯 昌之
|
科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
材料力学1
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Strength of Materials 1
授業コード Class code
9976294
科目番号 Course number
76CESMM201
教員名
森近 翔伍、佐伯 昌之
Instructor
Masayuki SAEKI and Shogo MORICHIKA
開講年度学期
2025年度後期
Year
2025年度
Semester
②Second semester
曜日時限
火曜1限
Class hours
Tuesday 1st Period
開講学科・専攻 Department
創域理工学部 社会基盤工学科
Department of Civil Engineering, Faculty of Science and Technology 単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
講義
Lecture 外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class
概要 Description
構造物を設計するために必要な基礎知識である材料の力学について,アクティブラーニングを行う.学生はLETUSで指示された予習を事前に行い,授業では演習課題を解きつつ,分からない問題は教員に質問し,内容を議論する.また,授業中に行う小テスト6回と授業内試験により,到達目標の達成度を確認する.
目的 Objectives
土木構造物を設計するためには,構造材料に関する基礎知識を備える必要がある.そこで,構造材料の力学的性質に関する基礎知識(材料に作用する外力と内力の関係,歪と応力,外力による変形)を学習し,基本的な問題を解けるようになることを目的とする.また,構造設計においては倫理観も重要であることから,これに関する技術者倫理についても考える.
到達目標 Outcomes
1.構造設計に関わる専門用語(応力,歪,フックの法則,平面保持の仮定,中立軸,断面力,断面2次モーメント,主応力など)を説明できる.
2.モールの応力円や,梁断面に発生する応力など構造設計に関わる式を導出することができる. 3.棒の引張・圧縮や曲げの問題を解くことで,棒に発生する反力,断面力,変位,応力を計算できる. 上記1〜3の内容に関する試験において,教員が定める合格最低点以上の点を取得することをもって,到達目標の達成と判断する. ※社会基盤工学科が定める学習・教育目標との関連 上記 [到達目標] は,下記の主として関連する学習・教育目標に基づいている. 主として関連する学習・教育目標: 目標(B) 土木工学のすべての主要専門分野(構造・材料,地盤,水理,環境・情報,計画)の基礎知識を習得するとともに,応用できるようになる. 他の関連する学習・教育目標: 目標(D) 土木技術が自然・社会に及ぼす影響・効果を理解し,その社会的役割と責任を認識し,技術者倫理に基づいて判断できるようになる. 卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。 You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments). https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/ 履修上の注意 Course notes prerequisites
各回の授業実施方法は LETUS に記載するので,定期的に確認すること.
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
小テストの実施 Quiz type test/反転授業 Flipped classroom
-
準備学習・復習 Preparation and review
LETUSで指示された内容(教科書の指定ページを読み,授業動画を閲覧し,ノートを作成する)を事前に実施しておくこと.
各回の講義内容を十分に復習し,指定された演習問題を解いて,レポートを提出すること. 成績評価方法 Performance grading policy
「授業中に行う小テスト6回(30%)と授業内試験(70%)の合計」または「授業内試験(100%)の点数」のうち,高い方を評価点とする.ただし,授業中に課すレポートを1つでも提出しなかった場合,単位取得を認めない.また,4回以上欠席した場合は全ての小テストを0点とする.
【フィードバックの方法】 授業内試験の結果はすぐに採点し,15回目の授業において答案を返却する.その上で,模範解答を説明し,さらに多くの学生の理解が不足していた点について集中的に講義する. 学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している ・B:到達目標を達成している ・C:到達目標を最低限達成している ・D:到達目標を達成していない ・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している ・S:Achieved outcomes, excellent result ・A:Achieved outcomes, good result ・B:Achieved outcomes ・C:Minimally achieved outcomes ・D:Did not achieve outcomes ・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation 教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
Y
書誌情報 Bibliographic information
ゼロから学ぶ土木の基本 構造力学,佐伯昌之著,オーム社
MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store). https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ 参考書・その他資料 Reference and other materials
特になし
授業計画 Class plan
この授業は,全ての授業(15回)を対面で実施する.
1. 材料力学とは,力の釣り合い(1) 材料力学を学ぶ目的や技術者倫理について理解する. 質点が静止する条件を説明できる. 2. 力の釣り合い(2) 物体が静止する条件を説明でき,物体に作用する外力を計算できるようになる. 3. 棒部材の軸力,応力と歪,伸び量 (1) 棒部材の引張・圧縮の問題における外力と内力の関係および応力と歪の関係を説明でき,それ等を計算できるようになる. 4. 棒部材の軸力,応力と歪,伸び量 (2) フックの法則を説明でき,棒の軸方向に力が作用したときの伸び量を計算できるようになる. 5. 応力と歪,モールの応力円 (1) 2次元の問題における応力と歪について説明できるようになる. 6. 応力と歪,モールの応力円 (2) モールの応力円の式を導出することができる. 任意の断面に作用する応力を計算できるようになる. 主応力,最大せん断応力について説明できるようになる. 7. 梁の断面力 (1) 棒を曲げる問題において,釣合い条件から断面力を求めることができるようになる. せん断力と曲げモーメントの関係式を導出でき,その関係を説明できるようになる. 8. 梁の断面力 (2) 単純梁に集中荷重・分布荷重が作用した場合の断面力を計算できるようになる. 9. 断面1次モーメントと断面2次モーメント (1) 断面1次モーメント,2次モーメントなどの断面諸量を計算できるようになる. 10. 断面1次モーメントと断面2次モーメント (2) 断面1次モーメント,2次モーメントなどの断面諸量を計算できるようになる. 11. 梁断面の応力 (1) 梁に発生する曲げモーメントと垂直応力の関係式を導出できるようになる. 中立軸および平面保持の仮定を説明できるようになる. 12. 梁断面の応力 (2) 梁に発生するせん断力とせん断応力の関係式を導出できるようになる. 梁の曲げの問題において,任意の断面に発生する応力を計算できるようになる. 13. 全体の復習 過去問を解くことで,自身の理解度を確認する. 14. 到達目標の達成度の確認 これまで学習した内容に関する問題を解くことができる. 15. 到達目標の達成度の確認 到達目標の達成度を確認し,自身の現状を把握する. 担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
-
教育用ソフトウェア Educational software
-
-
備考 Remarks
特になし
授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
Y
授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
N
|