シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
卒業研究2 (安井)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Bachelor Thesis 2 (安井)
授業コード Class code
9974826
科目番号 Course number
74UGRES402

教員名
安井 清一
Instructor
Seiichi YASUI

開講年度学期
2025年度後期
Year
2025年度
Semester
②Second semester
曜日時限
集中講義
Class hours
Intensive Course

開講学科・専攻 Department
創域理工学部 経営システム工学科

Department of Industrial and Systems Engineering, Faculty of Science and Technology
単位数 Course credit
4.0単位
授業の方法 Teaching method
卒業研究(研究指導)

Graduation research(Research Guidance)
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
卒業研究は大学生活の最終のまとめとして,教員から与えられるテーマ,または自分で選択し教員から認められたテーマについて深く研究する科目である。教員も指導を与えるが,実際の研究を行う者は学生個人個人であり,その点では研究を自分で行っていく積極性が必要である。以上のように自らの独創によって研究を行い、それをまとめることができる能力を養うことが目的である。経営工学における卒業論文として認められる研究成果を達成し、発表することが目標である。なお卒業研究に着手するためには,3年次までにとった単位数,必修科目の取得などについて着手資格が決まっているので,学修簿でそれを確かめておくこと。着手資格が得られたかどうかは4年次の当初に掲示される。
本研究室は産業・工業のための統計学の応用、データに基づく問題解決法,統計的品質管理の防災や医療,サービスサイエンスへの応用を研究する研究室であり、品質管理、統計的方法、信頼性工学、実験計画法,生物統計学,サービスサイエンスなどの分野に関連する研究を行う。
目的 Objectives
大学3年次までに修得したすべての知識を活用し、統計学の応用の観点に立った問題意識を持ち、卒業研究を通じて、得られた知識を体系的に理解することが目的である。

本科目は、本学科ディプロマ・ポリシーの『修得した専門知識や教養をもとに、自ら課題を発見し、解決する能力。』に相当する科目である。
到達目標 Outcomes
自分の卒業研究のテーマについて、その背景を理解し、解決すべき問題を設定し、オリジナリティのある解決方法を提案し、その有効性を論証することが、到達目標である。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
時間割上に「卒業研究」という科目名では表示されていないが,月曜日から金曜日までの1限から5限まで、及び土曜日の1限と2限は,研究室において研究を行うことを前提としている。
研究室のメンバーの全員参加で行う研究室ゼミへの積極的な出席が要求される。 

★卒業研究1を合格した者のみ履修が可能であり、卒業研究1と同じ研究室にて当該科目を履修するものとする。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/ディベート・ディスカッション Debate/Discussion/グループワーク Group work/プレゼンテーション Presentation/反転授業 Flipped classroom
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準備学習・復習 Preparation and review
週1回ゼミ行い、進捗を確認し、研究について指導をする。そのために、ゼミ以外の時間帯に毎日研究室で勉強・研究することが必要である。 

★前年度卒業研究1を合格し、当該科目が不合格となった学生は、事前に配布される研究室の研究内容を指導教員と相談し、研究計画書作成のための事前準備を行うこと。
成績評価方法 Performance grading policy
卒業研究1を合格し、かつ、研究室での指導をすべて受けており、提出物が所定の基準を満たしていることを前提とし、研究過程の確認(40%)、学科内での研究計画の発表(60%)で評価する。また、その他(対外発表等)は加点の要素とする。なお、前年度、卒業研究2を不合格となった学生は、自分で事前学習を行い、研究計画を指導教員及び教務幹事に提出し、内容について承認を受けること(承認が得られない場合は、履修ができないこともある)。
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
テーマに対して指示することもあるが、自らも探すこと。

授業計画 Class plan
全ての授業を対面で実施する。
【1-14】 次のテーマに基づいて、研究を実施する。

 統計学と品質管理の研究をベースとして、臨床試験の設計と管理、サービス学の実証研究、火災科学における統計学の活用、統計的問題解決法の課題解決型教育の設計、について研究しています。

【実験計画法】:最適な設計を支援するための実験の計画と分析の研究
《専門選択科目》実験計画法1の続き。
シミュレーションで最適化するための実験計画法。
【統計的プロセス管理】:データに基づく生産プロセスの分析。
多変量時系列モデリングによる自動制御プロセスの分析
【寿命データ解析】:寿命試験の計画、寿命試験による製品寿命の推定方法の研究
【マーケティング】:
顧客満足度や他者推奨意図など,製品やサービスに対する主観的評価の測定とその要因の分析。
サブスクリプションサービスにおけるサービス内容と購買意図との関係の分析。
購買意図に与える広告出稿の効果分析
【医療・介護マネジメント】:
臨床検査技師の採血能力の成長モデルの開発。
介護施設における夜間睡眠状態の推定とフロアマネジメントの研究。
【組成データ解析】:
割合のデータ(足すと1になる多変量データ)に対する統計解析の研究。
【統計的因果探索】:
データから因果関係を探索することを目指す手法であるLinear NonGAussian Modeling (LiNGAM) の研究。
【臨床試験の計画と管理】:
抗がん剤の用法・用量を決めるための臨床試験の計画(CUSUMIN計画の発展)
臨床試験の品質管理:統計的プロセス管理を臨床試験の運営管理への応用
【統計教育法の開発】:
統計学と教育工学に基づいて,効果的なデータサイエンス教育を開発する。

【15】 研究成果の発表(プレゼンテーション方式)
卒業研究概要、及び、卒業論文の提出を行い、学科内全体で、別途、指定する日時にて発表会を行う。なお、卒業研究発表会で不合格になった学生は、再発表の機会が原則1回のみ与えられる。

担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
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教育用ソフトウェア Educational software
SAS/JMP/Mathematica/-
Microsoft Office, R, Python, Statworks

備考 Remarks

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
Y
授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
N