シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
ドイツ語(初級A) (今村)(木4)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
German(ElementaryA) (今村)(木4)
授業コード Class code
9960765
科目番号 Course number
L2FLGERn01

教員名
今村 武
Instructor
Takeshi IMAMURA

開講年度学期
2025年度前期
Year
2025年度
Semester
①First semester
曜日時限
木曜4限
Class hours
Tuesday, 2nd Period

開講学科・専攻 Department
創域理工学部(一般教養科目)

A course of liberal arts, the Faculty of Science and Technology
単位数 Course credit
1.0単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
授業の概要
ヨーロッパにおける主要言語中,ドイツ語の使用人口は約一億人います。それはロシア語に次いで第二位の地位となります。ドイツ語の普及(使用)地域はドイツ以外にも、オーストリア,スイス,ルクセンブルク、旧ソビエト連邦地域,ポーランド等と多彩です。ドイツ語を学ぶことによってこれらの国、とりわけドイツ語圏の国々の歴史,文化,社会に触れることは,広い意味でヨーロッパ諸国の歴史,文化を知ることにも通じることになります。広い視野とグローバルな意識を持つことは、これからの大学生には必須の教養ということが出来るでしょう。
専門研究の分野では英語で事足りるとされています。しかし、私たちは研究がすべての世界で生きているわけではなく、それ以前に社会人、市民として生活しています。多様な世界を知ることで開ける地平があり、それは将来遭遇する様々な問題を解決するためのよすがとなってくれるはずです。以上の問題意識をもとに、この授業は開講されています。皆さんの積極的な参加をお待ちしています。

創域理工学部のカリキュラム・ポリシーは「一般科目では、自然・人間・社会を幅広く俯瞰できる能力、論理的・批判的思考力、コミュニケーション能力、国際性、自己管理能力を養う授業科目を効果的に配置すると」しています。この授業の理科大の教養教育のカリキュラムとの関係(◎=特に対応する、○=対応する)
(1)自然・人間・社会を幅広く俯瞰できる能力 ○
(2)論理的・批判的思考力 ○
(3)コミュニケーション能力 ◎
(4)国際性(異文化・異言語・異民族・国際問題の理解力) ◎
(5)自己管理能力 ○

社会基盤工学科の教育目標とドイツ語の授業
創域理工学部社会基盤工学科は、目標(E)自然・社会と調和する形で土木技術を適用できるように、自然・人文・社会科学などを通じて多面的な教養を身につける、ことを学習と教育の目標に掲げています。以上のような目的を達成するため、I)論理力、語学力、プレゼンテーション力を十分に修得し、情報発信のための基礎能力を高める、ことが求められています。このドイツ語の授業は、当該学科の教育理念と目標を十分に勘案し、その目的達成の一環として行われます。
目的 Objectives
授業の目的
(1)この授業を履修することで、ドイツ語の基本的な文法を発音から始まり、基本的な文法事項の知識を一通り身に付けることができる。
(2)言語の根底にある規則的な部分を把握し,理解した上で、基礎的な会話力を養い,辞書を引いてやさしいテキストが読解できるようになる。
(3)学習が現実と遊離せず,言語がそこで機能している生活と文化の側面にも目を向け,見過ごしていたことに気がつく感性を身につける。
到達目標 Outcomes
授業の目標
授業履修者個々人が具体的な目標設定をして、積極的に毎週の授業に参加することが望まれます。客観的な指標としてドイツ語検定4級に合格することを個人的な目標にしてください。また、積極的に授業に参加することで、大学初年次の学習ペースをつかみましょう。下記に授業が特に掲げている目標を示します。
(1)教科書の内容を理解し、練習問題を独力で解くことが出来る。
(2)初級程度のドイツ語を辞書を用いて独力で読解することが出来る。
(3)ドイツ語圏の文化と社会に対し、一定の知見に基づいて説明出来る。
(4)ドイツ語で簡単な挨拶と自己紹介が出来る。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
出席と評価について
(1)遅刻はしない、というのが授業の原則です。そのためには、大学到着時刻を授業開始時間の30分前を目安にしてください。30分の余裕があれば、鉄道遅延などのトラブルに遭遇してもたいていの場合は授業開始時刻に間に合います。

(2)全授業回数の8割以上の出席を、最終的な成績評価を開始するための前提条件とします。言葉は人と人とが接したときにその力を発揮するものです。週に一度、顔を合わせてのコミュニケーションを重視します。

授業時に持参するもの/辞書の選び方
 教科書、辞書、ノートは、毎回持参してください。また、この授業では筆記用具としてペン、万年筆を推奨しています。独和辞典の選び方については、初回の授業時に説明します。電子辞書よりも、紙媒体の辞書を推奨しています。また、教員は随時質問に応じますので、どしどし質問してください。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
小テストの実施 Quiz type test/グループワーク Group work/反転授業 Flipped classroom
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準備学習・復習 Preparation and review
準備学習と復習について
シラバスに記載している授業の進行予定は、履修者がその範囲を予習していることで可能となります。以下の予習を行なっておいてください。
反転授業を実施する科目においては、予習コンテンツを用いた事前の予習が必須となっています。授業時の相互の教えあいと、担当教員によるチェックを受けた予習シートは、成績評価のための根拠資料となります。

(1)各回の授業内容(テキスト、Übungen)は全て自身のノートに写し、訳文を付し、Übungenは解答しておくこと。
(2)初出、また意味を忘れてしまった単語、ふさわしい意味のわからない単語は、全て辞書で調べること。
(3)自身のドイツ語の実力を示すためには、第三者による客観的評価を受けることが大切です。ドイツ語検定4級(1年次)3級(2年次)の合格を目指して、参考書を買い求めて自分で試験対策を進めることが望ましい。
成績評価方法 Performance grading policy
成績評価の方法(対面方式の場合)
成績評価を開始する前提条件
1、授業に8割以上出席。(証明しうる公欠に関しては考慮しますが、「欠席」は「出席」にはなりません)
2、学期末に行う学習成果理解度試験(いわゆる期末試験)の成績が、この授業で要求される最低水準を満たしていること。あるいは最終レポートの提出があること。

成績評価の割合(対面方式の場合)
1、一定水準を確保した予習シートの提出・相互学習(40%)
2、小テストの結果(20%)
4、期末試験/最終レポートの結果(30%)
3、eラーニングによる補習課題の学習(10%)

付記
その他の項目の追加、変更等については授業時に周知します。
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
Y
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
参考書について
 参考書を利用したい場合は、担当教員にいつでも相談してください。参考書や自習の仕方、ドイツ語に関することはなんでも積極的に質問してください。また、授業時には、副教材のプリントを適宜配布します。配布資料についても希望があればどんどんこちらに伝えてください。できる限り用意します。

辞書について
 独和の辞書はなるべく書籍のものを用いてください。初学者段階での電子辞書の使用はお勧めできません。重い辞書に文化の重みを感じ取れたら素晴らしいことです。

図書館の利用について
 野田キャンパスにある図書館の1階には「教養コーナー」があります。推薦する参考書や問題集を備えてありますので、ぜひ手にとって見てください。

授業計画 Class plan
授業は下記の進行予定に従って進めます。ただし、クラスの状況その他によって、進行予定に若干の変更が生じる可能性もあります。その際は授業時に周知します。特に初回の数回は変動する可能性が大きいので注意してください。

第1回:授業内容と進め方、成績評価等、教科書と参考書、また推奨する辞書についての説明。Lektion 0(以下、学習する教科書の課を表記します)基礎的なドイツ語の発音練習をおこない、基礎的な発音を覚えます。
第2回:Lektion 0 ドイツ語の発音練習、基本単語の口頭練習を行います。ドイツ語の単語を自分で発音できるようになります。
第3回:Lektion 1 und Lektion 2 ドイツ語の人称代名詞、動詞の現在人称変化を学習し、あわせて練習問題を通じて、その理解を深めます。さらに、注意の必要な現在人称変化、定動詞についても学習します。

以下に、学習する項目を記載します。毎回の授業は、予習事項の相互学習、練習問題、小テスト、ドイツ文化解説、を基本構成とします。

第4回:Lektion 3 und 4 名詞および定冠詞
第5回:Lektion 5 疑問詞
第6回:Lektion 6 否定の文章
第7回:Lektion 7 不規則変化動詞
第8回:Lektion 8 名詞の複数形
第9回:Lektion 9 前置詞の格支配
第10回:Lektion 10 前置詞の融合形
第11回:Lektion 11 接続詞と副文
第12回:Lektion 12 人称代名詞の格変化
第13回:Lektion 13 再帰動詞と再帰動詞
第14回:時間の表現、その他の補足事項の説明と会話練習。
第15回:前期学習項目についてその理解度をテストの形式で確認します。また、補足の講義、及び総合的な質疑応答にも対応します。

担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
オフィス・アワー
火曜日:12時20分〜12時50分

3号館の4階に教養教員の研究室があります。また授業の前後にも質問等いつでも受け付けています。オフィスアワーを設定してありますが、会議その他の都合により、予告なしに変更する場合もありますので、前の授業時に来訪予約をして下さると確実です。予約なしで自由に来訪することが通例となっています。

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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