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教員名 : 汪 義翔
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科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
中国語(初級A) (汪)(金4)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Chinese(ElementaryA)
授業コード Class code
9960736
科目番号 Course number
L2FLCHIn01
教員名
汪 義翔
Instructor
Ou Gisho
開講年度学期
2025年度前期
Year
2025年度
Semester
①First semester
曜日時限
金曜4限
Class hours
Friday 14:40〜16:10
開講学科・専攻 Department
創域理工学部(一般教養科目)
A course of liberal arts, the Faculty of Science and Technology 単位数 Course credit
1.0単位
授業の方法 Teaching method
講義
Lecture 外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
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授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class
概要 Description
この授業は、中国語を初めて学ぶ学生を対象とし、中国語の基礎的な言語能力の習得を目的とする。学習の初段階では、中国語の発音とその表記である「ピンイン」の正確な読み書きを徹底し、発音と綴りの一致を確実に身につけることに重点を置く。
その後、基本的な語彙や文法事項を体系的に学び、基礎的な文型を理解するとともに、それらを活用した簡単な日常会話の練習を重ねることで、「聞く」「話す」の能力を向上させる。また、中国語の音声リズムやイントネーションにも注意を払い、自然な発話ができるよう指導する。さらに、「書く」「読む」の基礎的な訓練にも取り組み、単語や基本的なフレーズの書き取りを行うことで、中国語の文字体系への理解を深める。 加えて、中国語学習を通じて、中国の文化や社会に関する基本的な知識にも触れ、異文化理解を深める機会を提供する。初歩的な学習を通じて、中国語の基礎を確立し、次の学習段階へとスムーズに進めることを目指す。 目的 Objectives
本科目は、教養教育の編成戦略に定める「コミュニケーション能力」と「国際性(異文化・異言語・異民族・国際問題の理解力)」を涵養することを目的とする。さらに、初級中国語の基礎的な語彙・文法・発音を習得し、中国語圏の文化や社会を理解することで、異文化コミュニケーションの基礎を育成することを具体的な目的とする。
到達目標 Outcomes
・発音の基本を身に付ける。
・中国語で簡単な自己紹介ができる。 ・初歩レベルの日常会話ができ、簡単な動詞、形容詞、名詞述語文と疑問文を書くことができる。 卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。 You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments). https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/ 履修上の注意 Course notes prerequisites
授業開始前に、必ずLETUSシステムの該当ページを確認すること。
*授業について:言語の学習は、言葉と継続的に向き合うことが重要である。授業では、常時の発音練習、チェックを行うため、無断欠席は認めない。病気など何らかの理由で欠席する場合は、事前または事後に必ず担当教員へ連絡すること。理由なく無断欠席した場合、受講を辞退させることがあるので十分注意すること。 アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/小テストの実施 Quiz type test/グループワーク Group work/反転授業 Flipped classroom
・中国語の作文の課題を課すことがある。
・授業ごとや隔週で小テストを実施する。 ・二人で、またはグループで会話実演を行うなど、頻繁に会話練習をする。 ・授業で特に発音の出来や、語法、文型の理解度及びその応用の完成度をテスト・判断するために、指名などの形で学生に質問を答えてもらうことが毎回のように行われ、宿題、課題(授業で指示)をしてから授業を受けることが求められる。 準備学習・復習 Preparation and review
授業前には準備学習が必要である。毎回の授業で予習内容を指示することがあるため、必ず予習課題を完成させた上で授業に参加すること。
復習については、毎回または隔週の授業の冒頭で、前回の学習内容に関する復習小テストを実施する。各回の授業内容について、最低1時間程度の復習を必ず行うこと。 成績評価方法 Performance grading policy
定期試験(または期末試験)、小テスト、学習態度などを総合的に評価する。評価の内訳は、到達度評価試験50%、小テスト・発音チェック・会話練習等50%とする。
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している ・B:到達目標を達成している ・C:到達目標を最低限達成している ・D:到達目標を達成していない ・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している ・S:Achieved outcomes, excellent result ・A:Achieved outcomes, good result ・B:Achieved outcomes ・C:Minimally achieved outcomes ・D:Did not achieve outcomes ・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation 教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
Y
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store). https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ 参考書・その他資料 Reference and other materials
授業に並行して補助教材としてプリントを配布することがある。また、授業で紹介するが、図書館の1Fの教養コーナーに、推薦する参考書を備えてあるので、ぜひ手にとって読んでみてください。
授業計画 Class plan
第1回 授業のガイダンス・中国語入門
内容:授業の進め方・現代中国事情・発音1(声調・単母音) 事後学習:テキストのCDやLETUSに掲載している教員が制作した録画教材を利用して、声調(四声)と短母音が正しく発音できるまで繰り返し練習すること。 テキスト8頁「練習1」と9頁「練習2」をCDを利用して完成させること。 第2回 発音の勉強と練習 内容:声調の組み合わせ・発音2(複合母音) 事前学習:テキストのCDやLETUSに掲載している教員が制作した録画教材を利用して、声調(四声)と短母音の発音練習をしてから授業に参加する。 事後学習:発音のよく似ている複合母音の聞き分けができるまで学習すること。 テキスト9頁〜10頁の「練習3」「練習4」「練習5」をCDの発音を聞いて答えを書くこと。 第3回 発音の勉強と練習 内容:発音3(子音)・声調記号の付け方・挨拶言葉 事前学習:テキストのCDやLETUSに掲載している教員が制作した録画教材を利用して、複合母音の発音を繰り返し練習すること。 事後学習:21の子音のそれぞれの発音及びよく似ている子音の発音の聞き分けができるまで学習すること。 テキスト10頁〜11頁の「練習7」をCDの発音を聞いて答えを書くこと。 第4回 発音の勉強と練習 内容:発音4(−nと−ng)・声調変化の発音・教室用語 事前学習:テキストのCDやLETUSに掲載している教員が制作した録画教材を利用して、子音の発音を繰り返し練習すること。 事後学習:nとng音のそれぞれの発音及びよく似ている鼻音の発音の聞き分けができるまで学習すること。 テキスト11頁の「練習8」をCDの発音を聞いて答えを書くこと。 第5回 発音の総合復習(ピンイン全体の発音とピンインシステムの構造) 内容:軽声・声調変化・「一」の変調・アル化音などの説明、挨拶言葉の学習と実演会話。 事前学習:テキストのCDやLETUSに掲載している教員が制作した録画教材を利用して、nとng音を繰り返し練習すること。 事後学習:挨拶言葉の漢字・ピンイン表記を書いて練習すること(具体的には、授業で指示する)。 テキスト14頁のCDの発音に習いながら、それぞれの「挨拶言葉」の発音ができるまで練習すること。 第6回 (テキストの)第1課 校門で 内容:会話文、トレーニング練習 語法ポイント:名前の言い方、人称代名詞、動詞“是”shiを使った文、“吗”maを使った疑問文 事前学習:第1課の単語を指定専用紙で書いて予習すること。 〔単語の範囲:会話文の頁(15頁)の下部+語法ポイントの部分(16頁〜17頁)+トレーニング問題の頁(18頁)に出ているすべての単語。〕 書いた第1課の単語の意味を理解した上、CDを利用して、それぞれの単語の発音を聞きながら、自身も発音して予習すること。 事後学習:CDやLETUSに掲載している教員が制作した録画教材を利用して第1課の会話文を繰り返し聞き、自身もその会話表現を発音することができるまで練習すること。 第1課の「トレニンーグ1」(18頁)の問題を解答すること。 第7回 第1課の復習・練習 内容:会話実演、語法ポイントの復習、リスニング練習 事前学習:CDを利用して第1課の会話文を繰り返し読み、語法ポイントの部分とトレーニングの頁の例文(表現)を繰り返し読んで発音練習する。 事後学習: 第1課の全体復習(単語・会話の意味理解の発音、聴解、簡体字の書き方等) 第8回 第2課 廊下で 内容:会話文、トレーニング練習 語法ポイント:動詞述語文、“什么”、“谁”を用いる疑問詞疑問文、省略疑問文“呢”(〜は?) 事前学習:第2課の単語を指定専用紙で書くこと。書いた第2課の単語の意味を理解した上、CDを利用して、それぞれの単語の発音を聞きながら、自身も発音して予習すること。 事後学習:CDやLETUSに掲載している教員が制作した録画教材を利用して第2課の会話文を繰り返し聞き、自身もその会話表現を発音することができるまで練習すること。 第2課の「トレニンーグ2」(22頁)の問題を解答すること。 第9回 第2課の復習・練習 内容:会話実演、語法ポイントの復習、リスニング練習 事前学習:CDを利用して第2課の会話文を繰り返し読み、語法ポイントの部分とトレーニングの頁の例文(表現)を繰り返し読んで発音練習すること。 事後学習: 第2課の全体復習(単語・会話の意味理解の発音、聴解、簡体字の書き方等) 第10回 第3課 キャンパスで 内容:会話文、トレーニング練習 語法ポイント:指示代名詞、形容詞述語文(「…は〜だ」)、“〜的”使い方の省略、語気助詞“吧”(提案。勧め・推量の語気) 事前学習:第3課の単語を指定専用紙で書くこと。書いた第3課の単語の意味を理解した上、CDを利用して、それぞれの単語の発音を聞きながら、自身も発音して予習すること。 事後学習:CDやLETUSに掲載している教員が制作した録画教材を利用して第3課の会話文を繰り返し聞き、自身もその会話表現を発音することができるまで練習すること。 第3課の「トレニンーグ3」(26頁)の問題を解答すること。 第11回 第3課の復習・練習 内容:会話実演、 語法ポイントの復習、リスニング練習 事前学習:CDを利用して第3課の会話文を繰り返し読み、語法ポイントの部分とトレーニングの頁の例文(表現)を繰り返し読んで発音練習する。 事後学習: 第3課の全体復習(単語・会話の意味理解の発音、聴解、簡体字の書き方等) 第12回 第4課 携帯を見ながら 内容:会話文、トレーニング練習 語法ポイント:数詞、数を尋ねる“多少”、所有を表す“有”、反復疑問文(肯定+否定) 事前学習:第4課の単語を指定専用紙で書くこと。書いた第4課の単語の意味を理解した上、CDを利用して、それぞれの単語の発音を聞きながら、自身も発音して予習すること。 事後学習:CDやLETUSに掲載している教員が制作した録画教材を利用して第4課の会話文を繰り返し聞き、自身もその会話表現を発音することができるまで練習すること。 第4課の「トレニンーグ4」(30頁)の問題を解答すること。 第13回 第5課 学生食堂で 内容:会話文、トレーニング練習 語法ポイント:場所を表す代名詞、存在を表す“有”の使い方、副詞“也”(も)と“都”(みな) 、二重目的語、方位詞 事前学習:第5課の単語を指定専用紙で書くこと。書いた第5課の単語の意味を理解した上、CDを利用して、それぞれの単語の発音を聞きながら、自身も発音して予習すること。 事後学習:CDやLETUSに掲載している教員が制作した録画教材を利用して第5課の会話文を繰り返し聞き、自身もその会話表現を発音することができるまで練習すること。 第5課の「トレニンーグ5」(36頁)の問題を解答すること。 第14回 第4課と第5課の復習・練習 内容:第4課と第5課の会話練習、語法ポイントの復習、リスニング練習 事前学習:第4課と第5課の復習 事後学習:前期授業の総復習(授業にて指示あり) 第15回 前期の総括、到達度評価 内容:当該授業における達成度を到達度評価試験により確認する。 その後、授業として当該授業科目の内容の総括を行う。 事前学習:前期授業の総復習 事後学習:夏休み課題(授業にて指示あり) 担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
授業では、教科書以外に、より学びやすくて理解しやすい補助教材(プリントや動画など)を随時に使用するため、教科書の内容と一致しないことがあり、了承してください。
また、履修者の理解度、完成度を測りながら、「授業計画」通りの進度を進めたり、遅らせたりすることがあり、了承してください。 授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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