シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
法学基礎特殊講義
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Basic Topics in Law
授業コード Class code
9960343
科目番号 Course number
L2IDSEMb25

教員名
中尾 元紀
Instructor
Genki NAKAO

開講年度学期
2025年度後期
Year
2025年度
Semester
②Second semester
曜日時限
木曜2限
Class hours
Thursday, 2

開講学科・専攻 Department
創域理工学部(一般教養科目)

A course of liberal arts, the Faculty of Science and Technology
単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
法に関わる具体的問題(人種差別、女性差別、外国人収容問題など)について、ゼミ形式で検討する。
受講生は、教員が指定する課題のうちから1つを選択し、単独から3名程度のグループで学期内に最低一度は報告を行う。受講生の報告後、報告内容を基礎として参加者間で質疑応答・議論を行い、全体で疑問点等を抽出・整理する。これらの作業を通じて、当該課題について理解を深めるとともに、文献を読み解くための技術を身につける。

具体的には、申惠丰『国際人権入門——現場から考える』(岩波書店、2020年)から各受講生に担当箇所を割り振り、教科書の記述や議論すべき点などを整理してレジュメにまとめ上げ、報告を行ってもらう。
ただし、より主体的に学びたい受講生は、教員との相談の上、教科書を離れて報告課題を選んでもかまわない。

法学や人権問題と聞くと、どこか堅苦しそうで、自身にはあまり関わりのないものというイメージがあるかもしれない。
しかし、訴訟の際に法廷に立つのは弁護士や検察官であるとしても、法的なトラブルのほとんどは、法学とは縁のなかった人々の間で起こっている。わざわざ馴染みのない法というもの(法律や憲法、国際法など)を持ち出してまで解決しなければならない問題とは、どのようなものだろうか。そのような問題について、社会のシステムたる法はどのような解決策を提示してきた、または提示しうるだろうか。本科目はそのような視点から、社会の様々な問題について俯瞰的かつ批判的に見る力を養うことを試みる。
目的 Objectives
社会の様々な問題について、法的な論点を発見・整理するとともに、自らの見解をある程度説得的に他者に示す力を養う。
特に、①自身の直観や考え方を当たり前のものとせず、自身にとって「敵」となりうるものを含む様々な見解を分析・整理すること、②その上で、異なる立場の人々を論理的に説得できる、あるいは少なくとも社会的にこうであった方が望ましいと主張しうる結論を提示できること。
到達目標 Outcomes
上記「目的」を達成するために、下記3点を目標として設定する。
(1)法的な課題を、主体的に発見・調査し、それを文章(基本的にはレジュメ)にまとめ上げることができる。
(2)それらの問題についてどのような争点や主張が存在しているのかを整理し、説明できる。
(3)問題解決の方向性を自らの言葉である程度説得的に展開することができる。特に、単なる自説の補強や他人の考えの引き写しにとどまることなく、教科書等で紹介される諸見解を批判的に分析した上で、自らの立場を提示できる。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
1.履修者の定員を30名前後とします。履修希望者が多い場合には、履修者の選抜を行います。選抜を行う場合、初回の授業でレポートを作成・提出してもらい、そのレポートをもとに履修者を選抜します。選抜に落ちた学生の単位認定はできません。なお、選抜方法の詳細については9月中にCLASSおよび講義棟一階の掲示板にて告知する予定なので、履修希望者は必ず掲示を確認し、必要な手続きを取るようにしてください。

2.履修選抜を行わない場合であっても、初回の授業では講義で扱う研究テーマや授業の進め方について説明するので、履修希望者は必ず初回の授業に出席してください。

3.他の履修抽選科目に落選した上で、本講義の履修を希望する学生は、2回目あるいは3回目の授業に必ず出席し、担当の講師に履修可能であるか確認するようにしてください。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
ディベート・ディスカッション Debate/Discussion/グループワーク Group work/プレゼンテーション Presentation
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準備学習・復習 Preparation and review
報告担当者は報告資料の作成・配布を行う。
それ以外の受講生は、次回の授業で扱う部分を精読し、報告者との議論に備えておく。

報告資料はレジュメまたはPowerPointファイルで用意すること。
また、授業内容について不明点やより深く学びたいところ等があれば、授業内外で教員に質問してよい。
成績評価方法 Performance grading policy
①報告内容(40%)、②各回の議論への参加・貢献度(30%)、および③期末レポート(30%)から評価する。

②について、単に出席しているのみでは加点対象としない。質疑応答等への積極的な参加が求められる。
なお、言うまでもないが、間違った発言をすれば直ちに減点というような単純なものではなく、むしろそのような発言も講義への貢献となりうる(たとえば、他の受講生も同じ誤りに陥っている可能性が大いにある)。授業の進行を妨害する意図が明らかであるといったよほどの場合でない限り、発言によって減点されることはない。議論への貢献度や発言の文脈を見て総体的に評価するため、この点の心配は不要である。
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
Y
書誌情報 Bibliographic information
申惠丰『国際人権入門——現場から考える』(岩波書店、2020年)/ISBN: 978-4004318453
MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
授業内で用いる資料等については別途指示する。

授業計画 Class plan
※本学では、対面型講義においては原則として半分以上の受講を必須としています(単位取得の必要条件であり、十分条件ではありません)。ご留意ください。

第1回 オリエンテーション[演習(その他)]
担当教員:中尾 元紀
授業内容:講義形式や配布資料の準備方法の説明を行う。その後、参加者全員で話し合い、報告テーマを決定する。

第2回 報告者の報告を聞き、全体で討論する。[演習(その他)]
担当教員:中尾 元紀
授業内容:報告者の報告を聞き、全体で討論する。

第3回 報告者の報告を聞き、全体で討論する。[演習(その他)]
担当教員:中尾 元紀
授業内容:報告者の報告を聞き、全体で討論する。

第4回 報告者の報告を聞き、全体で討論する。[演習(その他)]
担当教員:中尾 元紀
授業内容:報告者の報告を聞き、全体で討論する。

第5回 報告者の報告を聞き、全体で討論する。[演習(その他)]
担当教員:中尾 元紀
授業内容:報告者の報告を聞き、全体で討論する。

第6回 報告者の報告を聞き、全体で討論する。[演習(その他)]
担当教員:中尾 元紀
授業内容:報告者の報告を聞き、全体で討論する。

第7回 報告者の報告を聞き、全体で討論する。[演習(その他)]
担当教員:中尾 元紀
授業内容:報告者の報告を聞き、全体で討論する。

第8回 報告者の報告を聞き、全体で討論する。[演習(その他)]
担当教員:中尾 元紀
授業内容:報告者の報告を聞き、全体で討論する。

第9回 報告者の報告を聞き、全体で討論する。[演習(その他)]
担当教員:中尾 元紀
授業内容:報告者の報告を聞き、全体で討論する。

第10回 報告者の報告を聞き、全体で討論する。[演習(その他)]
担当教員:中尾 元紀
授業内容:報告者の報告を聞き、全体で討論する。

第11回 報告者の報告を聞き、全体で討論する。[演習(その他)]
担当教員:中尾 元紀
授業内容:報告者の報告を聞き、全体で討論する。

第12回 報告者の報告を聞き、全体で討論する。[演習(その他)]
担当教員:中尾 元紀
授業内容:報告者の報告を聞き、全体で討論する。

第13回 報告者の報告を聞き、全体で討論する。[演習(その他)]
担当教員:中尾 元紀
授業内容:報告者の報告を聞き、全体で討論する。

第14回 報告者の報告を聞き、全体で討論する。[演習(その他)]
担当教員:中尾 元紀
授業内容:報告者の報告を聞き、全体で討論する。

第15回 報告者の報告を聞き、全体で討論する。[演習(その他)]
担当教員:中尾 元紀
授業内容:報告者の報告を聞き、全体で討論する。

担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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