シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
政治学基礎特殊講義
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Basic Topics in Politics
授業コード Class code
9960263
科目番号 Course number
L2IDSEMb23

教員名
横田 匡紀
Instructor
Masatoshi Yokota

開講年度学期
2025年度前期
Year
2025年度
Semester
①First semester
曜日時限
火曜2限
Class hours
Tuesday 2

開講学科・専攻 Department
創域理工学部(一般教養科目)

A course of liberal arts, the Faculty of Science and Technology
単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
⑤ [対面]ブレンド型授業/ [On-site] Blended format (must include 50%-or-more classes held on-site)

概要 Description
政治学の諸問題、特にSDGsなどの現代国際政治の諸問題をゼミ形式で学びます。具体的には課題文献、課題記事の輪読、発表、討論を行う。ゼミ形式で学ぶため、参加する学生には主体性が求められます。

目的 Objectives
政治学では国際政治の基礎を講義形式で学ぶのに対して、政治学基礎特殊講義ではSDGsなどの現代国際政治の具体的な問題について双方向型、参加型学習により理解を深めることを目的としている。
到達目標 Outcomes

到達目標
・現代国際政治やSDGsにはどのような問題があるのか説明できるようになる。
・そのような問題にはどのような論点があるのかを説明できるようになる。
・現代国際政治やSDGsなどの今後の展望について説明できるようになる。

・本講義は、教養教育の編成方針に定める (1)自然・人間・社会を幅広く俯瞰できる能力、(2)論理的・批判的思考力、(4)国際性(異文化・異言語・異民族・国際問題の理解力)、を涵養するための科目です。
・本講義は理工学部ディプロマ・ポリシー「専門とする分野における十分な見識を礎として、社会及び自然環境に対して客観的判断をもとに責任ある態度をとることができる」に該当する科目です。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
*シラバスをよく読み、講義の趣旨、講義計画、成績評価の方針などを確認したうえで第1回の講義に出席してください。

1.履修者の定員を20名前後とします。履修希望者が多い場合には、履修者の選抜を行います。選抜を行う場合には1年次IS、BS以外の学生を優先することもあります(火曜2限は1年IS、BSの一般科目の講義科目が配置されている時間帯のため)。選抜を行う場合、初回の授業でレポートを作成・提出してもらい、そのレポートをもとに履修者を選抜します。選抜に落ちた学生の単位認定はできません。なお、選抜方法の詳細については4月中にCLASSおよび講義棟一階の掲示板にて告知する予定なので、履修希望者は必ず掲示を確認し、必要な手続きを取るようにしてください。

2.履修選抜を行わない場合であっても、初回の授業では講義で扱う研究テーマや授業の進め方について説明するので、履修希望者はできるかぎり初回の授業に出席してください。

3.他の履修抽選科目に落選した上で、本講義の履修を希望する学生は、3回目の授業に必ず出席し、担当の講師に履修可能であるか確認するようにしてください。

4.履修抽選を行った結果、履修登録を認められた学生は、途中で履修登録を取り消すことが認められません。責任をもって履修登録するようにしてください。


5.受講生の関心や講義の進展状況により、授業計画の重点、順序が変わることもあります。


アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/小テストの実施 Quiz type test/ディベート・ディスカッション Debate/Discussion/グループワーク Group work/プレゼンテーション Presentation
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準備学習・復習 Preparation and review
準備学習
事前に指定された課題文献、課題記事を読み、疑問点をまとめる。
復習
各回の講義内容を十分に復習し、諸概念について説明できるようにしておくこと。

準備学習と復習は各回で合計4時間となる。
成績評価方法 Performance grading policy
原則として出席率70%以上を成績評価の対象とする。
レポート類などの提出を前提に、授業態度(10%)と最終試験または最終レポートの結果(90%)で評価する。
相対評価を行うこともある。
授業態度については、最終試験において具体的に記述してもらい、その内容の妥当性で判断する。
最終試験では講義内容の理解度を評価する。

フィードバック
成績の問い合わせは、単位の懇願は認めていないが、成績調査の制度を用いる場合のほかに、LETUSでも問い合わせできるようにする。
問い合わせがあった場合、classの掲示機能を用いて、成績評価基準に基づいた評価の理由を説明する。
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
講義中に指示します。
『世界』岩波書店
中江兆民『三酔人経綸問答』岩波文庫、2007年
E.H.カー『歴史とは何か』岩波新書、1962年
坂本義和『権力政治を超える道』岩波現代文庫、2015年

授業計画 Class plan
この講義は「対面」に分類されるので、半数回以上の授業を対面で参加することが求められます。

コロナ禍や休講補講の実施などにより、授業計画、授業内の到達度評価の日程が変更になる場合もあります。変更についてはLETUSやclass掲示などで速やかに告知します。
授業計画 
第1部:イントロダクション
第1回 オリエンテーション
  講義趣旨の説明、課題文献の決定、履修者の確定
第2回から第15回
 それぞれの回で現代国際政治の様々なトピックに関する課題文献、課題記事の講読、リアクションペーパーの作成、グループディスカッションを行う。プレゼンテーションの機会を多く設けます。
 なお13週から15週の間に授業内で理解度を確認し解説する回を設ける予定である。
以下は今までとりあげたトピックの例である。
受講生の関心や国際情勢の変化、授業の進度などで順番、内容の変更はあるので注意すること。
・ウクライナ情勢
・日米安保
・憲法改正
・パリ協定
・バイデン政権
・人間の安全保障
・Gゼロの世界
・沖縄
・EU
・知識人とは何か
・SDGs
・エネルギーと環境
・北朝鮮情勢
・日韓関係





担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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