シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
政治学 (火4・横田)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Political Science (火4・横田)
授業コード Class code
9960115
科目番号 Course number
L2HSSSCb01

教員名
横田 匡紀
Instructor
Masatoshi Yokota

開講年度学期
2025年度前期
Year
2025年度
Semester
①First semester
曜日時限
火曜4限
Class hours
Wednesday 3

開講学科・専攻 Department
創域理工学部(一般教養科目)

A course of liberal arts, the Faculty of Science and Technology
単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
⑤ [対面]ブレンド型授業/ [On-site] Blended format (must include 50%-or-more classes held on-site)

概要 Description
講義テーマ 対立と共存の政治:国際政治に注目して
概要  
 この科目では、政治学の基本的な考え方を学ぶ一環として、国際社会の政治である国際政治を対象とした国際政治学をとりあげ、基本概念を具体例と関連づけながら理解できるように努める。

目的 Objectives
開講の目的
・本講義は国際政治学を学ぶことで政治学の理解を深めることを目的とします。
・本講義は、教養教育の編成方針に定める (1)自然・人間・社会を幅広く俯瞰できる能力、(2)論理的・批判的思考力、(4)国際性(異文化・異言語・異民族・国際問題の理解力)、を涵養するための科目です。
・本講義は創域理工学部ディプロマ・ポリシー「専門とする分野における十分な見識を礎として、社会及び自然環境に対して客観的判断をもとに責任ある態度をとることができる」に該当する科目です。
到達目標 Outcomes

到達目標
・政治学の一分野である国際政治学の基本概念を具体例と関連づけて理解できる。
・様々な時事的な問題を国際政治学の視点で理解できる。
・グローバル市民社会の一員としての問題意識を刺激できる。
・上記の目標について、講義内容を踏まえて、自分にとって身近な問題として主体的に考えることができる。
・社会における多様な情報を論理的に分析し、問題の発見、さらにはその解決に貢献しうる能力、社会及び自然環境に対して客観的判断をもとに責任ある態度を育成できる。

「※土木工学科が定める学習・教育目標との関連
目標(E)自然・社会と調和する形で土木技術を適用できるように,自然・人文・社会科学などを通じて多面的な素養を身につける。」
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
・受講生の関心や講義の進展状況により、授業計画の重点、順序が変わることもあります。
・講義中の私語は厳禁とします。
・講義内容にかかわる新聞記事や映像資料を随時用い、国際政治への関心を高めることができるよう配慮する。



第一回の講義が終了した時点で、履修希望者が教室の収容人数を超えたと判断した場合には、履修者の抽選を行います。初回講義に登録されている履修者の中から抽選を行いますので、履修を希望する場合は、必ず第一回の講義終了時刻までに履修登録を行って下さい。初回講義での抽選の結果は、第二回講義の前までに、抽選対象となった者にのみ、CLASSを通じて連絡します。なお、抽選を行う場合、他学科履修は認められません。
【第一回の講義後に抽選を行う場合】
●抽選で当選した学生
当選した場合、どのような事情があっても後から履修登録を取り消すことはできません。
熟慮した上で履修登録するように気をつけてください。
●抽選で落選した学生
落選した場合、単位認定はできません。必ず自分自身で、履修登録を削除してください。履修登録を削除した後は、他の講義に履修登録をやり直すことができます。ただし、初回で履修抽選の行われた講義には履修登録ができませんので、2回目の授業に必ず出席し、担当の講師に履修可能であるか確認するようにしてください。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/小テストの実施 Quiz type test/ディベート・ディスカッション Debate/Discussion/グループワーク Group work/プレゼンテーション Presentation
-

準備学習・復習 Preparation and review
(準備学習)講義内容の項目について疑問点をまとめておくこと。
(復習)各回の講義内容を十分に復習し、諸概念について説明できるようにしておくこと。
成績評価方法 Performance grading policy
原則として出席率70%以上を成績評価の対象とする。
レポート類などの提出を前提に、授業態度(10%)と最終試験または最終レポートの結果(90%)で評価する。
レポート類には課題図書の中間レポート、毎回の小課題が含まれます。
授業態度については、最終試験において具体的に記述してもらい、その内容の妥当性で判断する。
最終試験では講義内容の理解度を評価する。
相対評価を行うこともある。

フィードバック
成績の問い合わせは、単位の懇願は認めていないが、成績調査の制度を用いる場合のほかに、LETUSでも問い合わせできるようにする。
問い合わせがあった場合、classの掲示機能を用いて、成績評価基準に基づいた評価の理由を説明する。
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
Y
書誌情報 Bibliographic information
上村剛『アメリカ革命』中公新書、2024年
課題図書レポートの文献
MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
教科書欄記載の図書を課題図書とした中間レポート提出を必須とするので注意してください。

佐渡友哲・信夫隆司・柑本英雄編『国際関係論 第4版』弘文堂、2025年
中西寛・石田淳・田所昌幸『国際政治学』有斐閣、2013年
三船恵美『改訂版 基礎から学ぶ国際関係論』泉文堂、2015年
村田晃嗣ほか『国際政治学をつかむ 3版』有斐閣、2023年
野口和彦、吉川直人編『国際関係理論 新版』勁草書房、2015年
大芝亮『国際政治理論』ミネルヴァ書房、2016年
久米郁男 他『政治学(補訂版)』有斐閣、2011年

授業計画 Class plan
この講義は「対面」に分類されるので、半数回以上の授業に対面で参加することが求められます。

コロナ禍などで授業計画が変更になる場合、休講補講などがある場合、授業内の到達度評価の日程が変更になる場合は詳細をLETUSで告知します。13回〜15回の間に理解度を確認する回を設ける予定です。

講義計画
 以下の講義内容で政治学の一分野である国際政治学の基本概念をとりあげる。各項目の内容について時事的なニュースに基づきながら説明を加える。

政治の舞台と担い手:国際政治を中心に
第1回 イントロダクション
第2回 国内社会と国際社会の違いは何か
第3回 世界の成り立ちを理解する:国際社会の成立と変容
第4回 グローバルな政治の担い手:国際政治のアクター

対立と協力の政治のとらえ方:グローバル・ガバナンスの見方
第5回 リアリズムの基本事項1:均衡の力学
第6回 リアリズムの基本事項2:構造の論理
第7回 リベラリズムの基本事項1:統合のメカニズム
第8回 リベラリズムの基本事項2:ルールに基づく協力
第9回 リベラリズムの基本事項3:デモクラシーと平和

グローバル・ガバナンスの展望
第10回 コンストラクティヴィズム:規範の視点
第11回 グローバル・ガバナンス:多様な主体による協治
第12回 ポスト冷戦の国際政治
第13回  新興国の台頭とパワーバランスの変化
第14回 理解度の確認と解説(到達度評価を含む)
第15回 国際政治の展望



担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
-
教育用ソフトウェア Educational software
-
-

備考 Remarks
課題の締切を間違えないように注意してください。

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
Y
授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
N