鉄骨構造（社）

Steel Structure

994A039

4aSMSTE306

田畑　英樹、松岡　祐一、伊藤　拓海

Takumi Ito, Yuuichi Matsuoka, Hideki Tabata

2025年度後期

2025年度

②Second semester

金曜7限

Friday 7th Period

工学部　建築学科　夜間主社会人コース

Department of Architecture (Extended Learning Course), Faculty of Engineering

2.0単位

講義

Lecture

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① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

鋼構造建物（鉄骨建物）の力学、地震時挙動、耐震性などの基本を理解し、建築構造計画の基本が理解できる。構造解析や構造力学の基礎的な知識をもとに、現行の設計体系を理解しながら、理論がどのように実務に生かされていくのかを主体的に理解できる。また、鉄骨構造の実例を通じて、設計法や構造技術を理解できる。

鋼構造建物（鉄骨建物）の部材、接合部、骨組に関わる力学や耐震性などを理解する。これにより、鋼構造建物の建築構造計画の基本を理解する。現行の設計体系を理解し、理論がどのように実務に生かされていくのかを理解する。また、鉄骨構造の設計法や構造技術を理解する。

鋼構造建物（鉄骨建物）の建築構造計画の基本を理解し、理論と現行の設計体系、実務と関係しているのかを理解する。

リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます（学部対象）。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​

独学は困難なので、講義を通して学習するように努めること。鉄骨構造では、構造力学、とくに応力・変形に関する予備知識が必要である。

課題に対する作文　Essay／小テストの実施　Quiz type test

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各回の講義において強調するキーワードについては、その内容について十分復習し、説明できるようにしておくこと。また、常日ごろから、鉄骨構造の現場あるいは建物を意識的に見るようにすることは、この講義内容を理解する上で役に立つ。研究室のSNSで解説動画を公開しており、学びの補助教材となる。不定期で構造見学会を開催しており、実際の鉄骨建物を見ながら解説を聞いていただくことも効果的です。

小テスト30%、レポート70%

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

Y

電子書籍（無料版）をダウンロードしてご利用ください。
https://www.rs.kagu.tus.ac.jp/tito-lab/TEXT/text.html

教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

・「鉄骨構造 基礎知識」市ヶ谷出版社
・日本鋼構造協会編 、わかりやすい鉄骨の構造設計 第５版
・桑村仁：鋼構造の性能と設計、共立出版
・（社）日本鉄鋼連盟編「鋼構造設計演習」

1 鉄骨構造の特徴と製鋼過程
鉄骨構造の特徴を理解し、説明できるようになる。鋼材の製法を理解し、その工程が理解できる。
2 鉄骨構造の分類と力学挙動
鉄骨構造の種類と分類、挙動を理解できる。鉄骨構造の設計法を理解し、その体系を把握できる。
3 鋼材
鋼材の性能、断面形状、力学的性質を理解できる
4 ブレース材
引張材と圧縮材について理解し、その設計法を理解できる。
5 部材（梁、柱）
梁（曲げ材）と柱（曲げ圧縮材）について理解し、その力学と設計法を理解できる。
6 接合要素
ボルト接合と溶接について理解し、鉄骨構造の接合部の基礎を理解できる
7 接合部
継手（梁・柱）と柱梁接合部について理解し、その設計法を理解できる。
8 柱脚・基礎と板要素
鉄骨構造の柱脚の形式、挙動を理解し、設計法を理解できる、また、板要素の挙動を理解し、幅厚比制限の設計法を理解できる。鉄骨構造の変形性能との関係が理解できる
9　制振鉄骨構造
高層ビルへの適用が多い制振構造の設計法と、そこで用いられる構造技術が、実例に基づいて理解できる。
10　免震鉄骨構造
重要施設や集合住宅への適用が多い免震構造の設計法と、そこで用いられる構造技術が、実例に基づいて理解できる。
11　大スパン鉄骨構造
大規模集客施設やスポーツアリーナに見られる大スパン構造の設計法と、そこで用いられる構造技術が、実例に基づいて理解できる。
12　エネルギー法による鉄骨構造の設計法
近年新しく導入されたエネルギーの釣合に基づく耐震設計法が、実例に基づいて理解できる。
13　鉄骨の製作管理と施工
建築鉄骨の製作手順とその管理手法を理解できる。
建設現場での鉄骨の施工方法を理解できる。
14　鉄骨構造について（調整予備日）
鉄骨構造について、全体を総括して、理解できる。
15 まとめ

構造設計・研究開発の実績があり、その経験を活かし講義する

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