![]() 教員名 : 宮武 正明
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科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
機械工作実習 A組
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Practice of Machining A組
授業コード Class code
994525W
科目番号 Course number
45BAPEM222
教員名
宮武 正明
Instructor
開講年度学期
2025年度後期
Year
2025年度
Semester
②Second semester
曜日時限
火曜3限、火曜4限、火曜5限
Class hours
開講学科・専攻 Department
工学部 機械工学科
Department of Mechanical Engineering, Faculty of Engineering 単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
実習
On-site practical training 外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
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授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class
概要 Description
機械工作実習は体験学習であって、機械技術が工学と製作技術の総合から成り立っており、多くの物心両面の要素からなる組織およびルールがいかに大切であるかを実習を通じて理解し、企業における共同作業的な業務遂行を体得することを目的とする・機械加工作業を体験し、工作機械、工具および測定機器についての知識を得るとともに,課題の工作物が要求された加工精度を有するかどうか、測定・検査を行い,作業過程についての各自の考察により、これをレポートとして提出する。
目的 Objectives
機械加工作業を体験する本授業により、機械設計者に必要とされる各種工作機械の概念と使用法、各種測定器の原理と測定法を体得することを目的とする。
到達目標 Outcomes
授業計画において示される、各種工作機械および加工法、測定方法に関する基本的知識および使用方法を習得すること。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。 You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments). https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/ 履修上の注意 Course notes prerequisites
(1)実習の受講には、第1週に実施する安全ガイダンスへの出席が必須である。機械工作実習では、工作機械を実際に用いて実習を行うが、正しい知識・手順に従わないと怪我や死亡事故に繋がる可能性がある。この安全ガイダンスでは、実習を受けるに際しての心構え、各種注意事項の説明を行う。ガイダンスに欠席し、安全に実習を受けるための知識を有していない場合は、実習授業への参加は出来ない。
(2)実習時間中は指導員の指示に従い、"特に安全作業に"万全を期すること。 (3)必ず作業服を着用すること。作業着は受講生各自で用意のこと。サンダルを履いての実習は安全上の懸念があるため認められない。 アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
実験 Experiments/実習 Practical learning/-
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準備学習・復習 Preparation and review
実習を行うテーマについてテキストを前もって読み、予習しておくこと。実習後はテキストのレポート課題をまとめることにより、実習内容の理解を深めるよう復習を行うこと。(テキストはpdfファイルにて、Letsuで配布いたします)
成績評価方法 Performance grading policy
成績は、実習作業の成果を25%、レポートの完成度を75%として評価する。
実習作業を主としたの授業であり、実習成果に基づきレポートを作成するため、正当な理由無く実習を欠席した場合は、該当実習課題のレポート提出は認められない。レポートの完成度は、テキストに記載の課題、実習課題についての製作結果、測定結果および考察についての完成度が評価される。レポートの完成度が低い場合の再レポートは実施しない。 実習への遅刻は、実習作業の成果点を20%減点とし、授業遅刻レポートについては、レポート点を50%の減点とする。レポートは、提出期限からの経過時間に応じて減点率が高くなり、1週間以上遅れた場合は、100%の減点とする。 学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している ・B:到達目標を達成している ・C:到達目標を最低限達成している ・D:到達目標を達成していない ・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している ・S:Achieved outcomes, excellent result ・A:Achieved outcomes, good result ・B:Achieved outcomes ・C:Minimally achieved outcomes ・D:Did not achieve outcomes ・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation 教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
テキストはpdfファイルにて、Letsuで配布いたします。
MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store). https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ 参考書・その他資料 Reference and other materials
各種加工法および測定法について参考となる書籍は、図書館などで探すこと。
授業計画 Class plan
1 安全ガイダンス;機械工作実習を"安全に"受講するためのガイダンスを受け、工作機械を使用して加工する際の注意事項を理解する。
2 旋盤加工;旋盤により、①丸棒の外径旋削、②リングの内径旋削を行い、旋盤加工法、寸法測定法、表面粗さ測定法を習得するとともに、それらについて理解をする。 3 旋盤加工物の形状測定ノギスと、内側・外側マイクロメータにより、旋盤加工物の寸法測定を行う。各測定器の測定原理、精度、はめあいという概念を理解する。 4 工作物の形状測定;三次元測定器、歯車検査機、真円度測定器を用いて、工作物の形状測定を行う。各種形状測定法を理解するとともに、形状誤差が生じる要因を理解することができる。 5 テーブルの位置決め回路の製作;OPアンプを用いたフィードバック回路の製作を製作することができる。上記回路を1軸の位置決め機構に取り付けて、テーブルの位置決めの概念を理解することができる。 6 フライス盤1;フライス盤によるシャルピ試験片の製作し、フライス盤による加工法を習得する。また切削動力計によりエンドミル加工時の切削力を測定することで、材料や切削条件の違いによる切削力の変化とその要因を理解することができる。 7 ボール盤加工 ;ボール盤により、穴あけ加工を行い、ボール盤による加工法を習得する。 8 ねじの製作と精度測定1;旋盤を用いてねじを製作し、工具顕微鏡により、ねじの各部仕上がり寸法を計測し、製作したねじの精度等級を決定することができる。 9 ねじの製作と精度測定2;ダイスを用いておねじを製作とタップを用いためねじの製作を行う。工具顕微鏡により、ねじの各部仕上がり寸法を計測し、製作したねじの精度等級を決定することができる。 10 手仕上げによる精密組み立て;手仕上げで製作する部品の加工手順を考え、ケガキ線を入れることができる。 11 平面研削盤および放電加工機;平面研削盤を用いた研作加工法を理解することが出来る。加工品の形状測定、粗さ測定を行い、研削加工により、要求された精度で部品を仕上げる技能を習得することができる。次にワイヤ放電加工機を用いた加工を行い、ワイヤ放電加工法について理解する。 12 三次元形状の作成 1;3D-CADの使用法を習得し、3次元立体形状作成とデータ出力法を習得する。 13 三次元形状の作成2;NC加工機により3次元形状の加工を行う。NC加工機の原理や加工法を理解することができる。 担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
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教育用ソフトウェア Educational software
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SOLIDWORKS
備考 Remarks
前期の機械工作実習 B組のレポートと同時にA組のレポートの採点を行います。
レポートに関する剽窃のチェックは全てのレポートに対して実施します。 不正行為が見つかった際は、 A組、B組ともに該当学生は全員厳しく処分されます。 授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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