建築構造デザイン

Building Structural Design

994145H

41SMSTE204

伊藤　拓海

Takumi Ito

2025年度前期

2025年度

①First semester

金曜3限

Friday 5th Period

工学部　建築学科

Department of Architecture, Faculty of Engineering

2.0単位

講義

Lecture

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① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

建築構造は、建築の重要・不可欠な要素であり、建築構造に関する基本的知識・技術は建築専門家にとって必須のこととされている。この教科では、鉄骨構造や鉄筋コンクリート構造などの個々の構造種別の教科の学習に先立って、建築構造の歴史を学び、全体像・イメージを掴み、基礎的理解を得ることができる。
さらに、構造設計の基本について、概括的に学習することで、構造デザインについて理解できる。

本科目は、一級建築士受験資格（卒業後実務経験２年）の指定科目であり、建築士に必要な基礎知識を身につけることでキャリア形成に役立つものである。

鉄骨構造や鉄筋コンクリート構造などの、個々の構造種別の教科の学習に先立ち、建築構造の歴史から、近代の超高層・大空間の構造技術・デザインを学び、全体像・イメージを掴み、基礎を理解する。
さらに、世界の構造家や構造デザインについて習得する。

鉄骨構造や鉄筋コンクリート構造などの、様々な構造種別・形式の歴史から近代の超高層・大空間の構造技術・デザインを理解する。
また、世界の構造家や構造デザインを理解する。

リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます（学部対象）。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​

建築構造序論とも言える教科であるから、習得することが重要である。建築計画を立てる上でも必須な構造設計全般にわたる基礎知識及び実建物の構造計画事例を学ぶ事を主眼とする講義なので、出席して良く聴き、自分の考えを構成することが必要である。なお、研究室のSNSで解説動画を公開しており、学びのための補助教材となる。不定期で構造見学会を開催しており、実際の建築構造物のデザインを見ながら解説を聞いていただくことも効果的です。

小テストの実施　Quiz type test／ディベート・ディスカッション　Debate/Discussion／グループワーク　Group work／プレゼンテーション　Presentation／反転授業　Flipped classroom／フィールドワーク　Practice/Fieldwork

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LETUSより各回の講義内容を確認・予習するとともに、講義後は十分復習し、説明できるようにしておくこと。また、定期的に実施する小テストも復習すること。

発表会40%、小テスト40%、授業での積極的な態度20%の割合で評価を行う

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

Y

オンラインテキスト
https://note.com/tus_ito_labo

教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

斎藤公男「空間構造物語 ストラクチュラル・デザインのゆくえ」彰国社
日本建築学会「構造用教材」
日本建築構造技術者協会「日本の構造技術を変えた建築100選」

１ ガイダンス

２．エンジニアとアーキテクト　　建築構造の役割を理解できる
　　　　　　　　　　　　　　　　建築家と構造家の役割を理解できる

３．古代文明の構造技術　　　　　古代文明における構造技術を理解する
　　　　　　　　　　　　　　　　文明・文化と構造技術の関係を理解できる

４．石と木の構造技術　　　　　　組石造による初原的な構造技術を理解し、アーチやドームの
　　　　　　　　　　　　　　　　誕生に至る構造技術の発展史を理解できる
　　　　　　　　　　　　　　　　日本と世界におけるアーチとドームを把握することができる

５．鉄・鋼の構造技術　　　　　　構造設計を支える学問と科学を学び、その歴史を理解できる
　　　　　　　　　　　　　　　　近代の建築材料である鋼材の歴史と構造技術を理解し、鉄骨
　　　　　　　　　　　　　　　　構造の基礎を習得できる

６．大スパン構造と大空間構造　　大スパン構造と大空間構造の基礎を理解し、設計のための基
　　　　　　　　　　　　　　　　礎知識を習得できる

７．構造エンジニア／構造家（１）日本の構造エンジニア、構造家の作品を通じて、構造デザイ
　　　　　　　　　　　　　　　　ンの基礎知識と考え方を理解できる

８．構造エンジニア／構造家（２）世界の構造エンジニア、構造家の作品を通じて、構造デザイ
　　　　　　　　　　　　　　　　ンの基礎知識と考え方を理解できる

９．感性と構造　　　　　　　　　構造デザインにおけるイメージと科学技術について理解し、
　　　　　　　　　　　　　　　　設計の考え方を習得できる

１０．エンジニアと構造形態　　　構造デザインが主体となった構造物の作品を通じて、構造デ
　　　　　　　　　　　　　　　　ザインの基礎と考え方を習得できる

１１．構造形態　　　　　　　　　さまざまな構造形態の作品を通じて、構造技術と構造デザイ
　　　　　　　　　　　　　　　　ンを考えるための基礎を習得できる

１２．ハイブリッド構造技術　　　ハイブリッド構造による構造物の作品を通じて、ハイブリッ
　　　　　　　　　　　　　　　　ド構造物の設計の基礎を習得できる

１３．いろいろな構造計画　　　　特殊な設計条件による作品を通じて、構造設計の基礎と応用
　　　　　　　　　　　　　　　　を習得できる

１４．構造デザインの様相　　　　構造デザインの考え方について整理し、総合的に理解できる

１５．総括・まとめ

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