薬品物理化学２

Physical Chemistry 2

993P026

3aBPPAC223

横山　英志

Hideshi Yokoyama

2025年度前期

2025年度

①First semester

月曜4限

Monday 4

薬学部　薬学科

Department of Pharmacy, Faculty of Pharmaceutical Sciences

2.0単位

講義

Lecture

-

① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

第1-6回では熱力学を学びます。
第7-10回では化学平衡と相平衡について学びます。
第11-14回では溶液の性質について学びます。
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熱力学の諸法則と熱力学量（エンタルピー、エントロピー、ギブズエネルギー）を説明できる。
ギブズエネルギー、化学ポテンシャル、平衡定数の関係を説明できる。
希薄溶液、電解質溶液の性質を理解するための各種パラメーターを計算できる。
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熱力学量（エンタルピー、エントロピー、ギブズエネルギー）の値から、物理変化、化学変化の過程を推測することができる。
化学平衡、相平衡の考え方を理解し、説明できる。
希薄溶液の束一的性質、電解質溶液の性質について説明できる。

リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます（学部対象）。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​

必要に応じLETUSで予め資料を掲載するので、教科書と資料で予習する。

小テストの実施　Quiz type test

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講義資料や教科書で復習をし、内容を理解する。各講義時に小テストを出すので、それに関し学習する。ただし小テストの結果は成績には含めない。

定期試験の成績で100%評価する。

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

Y

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教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

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スタンダード薬学シリーズⅡ2 物理系薬学Ⅰ物質の物理的性質（日本薬学会 編、東京化学同人）

第1回 エネルギーと仕事 【講義、演習（その他）】
担当教員：横山英志
授業内容：熱力学における系・外界・境界、状態関数と経路関数の違い、エネルギーと仕事の関係について理解する。

第2回 熱力学第一法則 【講義、演習（その他）】
担当教員：横山英志
授業内容：熱力学第一法則、定圧過程・定容過程・等温過程・断熱過程、定容熱容量と定圧熱容量、エンタルピーについて理解する。

第3回 エンタルピー 【講義、演習（その他）】
担当教員：横山英志
授業内容：エンタルピー、化学変化に伴うエンタルピー変化、代表的な物理変化・化学変化に伴う熱力学量について理解する。

第4回 エントロピー、熱力学第二法則 【講義、演習（その他）】
担当教員：横山英志
授業内容：エントロピー、熱力学第二法則、代表的な物理変化・化学変化に伴う熱力学量について理解する。

第5回 熱力学第三法則、ギブズエネルギー 【講義、演習（その他）】
担当教員：横山英志
授業内容：熱力学第三法則、ギブズエネルギー、熱力学関数を使った自発的な変化の方向と程度について理解する。

第6回 エネルギーの量子化とボルツマン分布 【講義、演習（その他）】
担当教員：横山英志
授業内容：エネルギーの量子化とボルツマン分布、平衡定数に及ぼす圧力および温度の影響について理解する。

第7回 相転移と相平衡、相律 【講義、演習（その他）】
担当教員：横山英志
授業内容：相変化に伴う熱の移動、相平衡と相律について理解する。

第8回 相転移と相平衡、状態図 【講義、演習（その他）】
担当教員：横山英志
授業内容：相平衡と相律、状態図について理解する。

第9回 物質の溶解平衡、化学ポテンシャル 【講義、演習（その他）】
担当教員：横山英志
授業内容：ギブズエネルギーと化学ポテンシャルの関係、物質の溶解平衡について理解する。

第10回 化学平衡、平衡定数 【講義、演習（その他）】
担当教員：横山英志
授業内容：ギブズエネルギーと平衡定数の関係、平衡定数に及ぼす圧力および温度の影響について理解する。

第11回 溶液の蒸気圧、浸透圧、沸点上昇と凝固点降下 【講義、演習（その他）】
担当教員：横山英志
授業内容：希薄溶液の束一的性質について理解する。

第12回 物質の溶解平衡、活量係数、ネルンスト式 【講義、演習（その他）】
担当教員：横山英志
授業内容：共役反応の原理、活量と活量係数、起電力とギブズエネルギーの関係、電極電位（酸化還元電位）について理解する。

第13回 電解質溶液、電気伝導率 【講義、演習（その他）】
担当教員：横山英志
授業内容：電解質溶液の電気伝導率およびモル伝導率の濃度による変化、イオンの輸率と移動度について理解する。

第14回 電解質溶液、イオン強度 【講義、演習（その他）】
担当教員：横山英志
授業内容：イオン強度、電解質の活量係数の濃度依存性（Debye-Huckelの式）について理解する。

第15回 まとめと到達度評価【試験、講義】
担当教員：横山英志
授業内容：復習および到達度を評価する（筆記試験を含む）。

第1回
C1-2-2-1 C1-2-2-3 OCx1482P4x

第2回
C1-2-2-2 C1-2-2-4 C1-2-2-5 C1-2-2-6

第3回
C1-2-2-6 C1-2-2-7 OCx2483AC1

第4回
C1-2-3-1 C1-2-3-2 OCx2483AC1

第5回
C1-2-3-3 C1-2-3-4 C1-2-3-5 OCx2483AC1 OCx2484AC1

第6回
C1-2-1-3 C1-2-4-3

第7回
C1-2-5-1 C1-2-5-2

第8回
C1-2-5-2 C1-2-5-3 C1-2-6-1

第9回
C1-2-4-1 C1-2-6-1 OCx2485AC1

第10回
C1-2-4-2 C1-2-4-3 OCx2486AC1

第11回
C1-2-6-1

第12回
C1-2-4-4 C1-2-6-2 C1-2-7-1 C1-2-7-2

第13回
C1-2-6-3 OCx2487AC1

第14回
C1-2-6-4 OCx2488AC1

第15回

C-1-3-1
C-1-3-10
C-1-3-11
C-1-3-12
C-1-3-13
C-1-3-14
C-1-3-15
C-1-3-2
C-1-3-3
C-1-3-5
C-1-3-6
C-1-3-7
C-1-3-8
C-1-3-9

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薬学教育モデル・コアカリキュラム（平成25年度改訂版）に対応する項目（SBOs）及び薬学教育モデル・コア・カリキュラム（令和4年度改訂版）に対応する項目（学修事項）を授業計画欄下部に示す。
なお、各項目に紐づく内容については、以下URL先に示す。
URL：https://tus.box.com/s/ilc2p0ygiyz4ncj23ckp310rmaa0efdk

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