![]() 教員名 : 鹿村 恵明
|
科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
薬学と社会
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Pharmacy and Society
授業コード Class code
993K207
科目番号 Course number
3aMPPRP365
教員名
伊集院 一成、中田 亜希子、鹿村 恵明
Instructor
Yoshiaki Shikamura, Kazushige Ijuin, Akiko Nakada
開講年度学期
2025年度前期
Year
2025年度
Semester
①First semester
曜日時限
火曜5限
Class hours
Tuesday, 5th Period
開講学科・専攻 Department
薬学部
Faculty of Pharmaceutical Sciences 単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
講義
Lecture 外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class
概要 Description
薬学の社会への適合を薬局管理学の分野を中心に講義を行い、基本的知識を習得することで、将来のキャリア選択の手がかりを得ることができる。また、現在の医療関連分野を取り巻く現状と問題点についての知識を習得することで、今後の医療関連分野を取り巻く環境についての展望を把握することができる。
目的 Objectives
本講義は、社会において薬剤師が果たすべき責任、義務等を正しく理解できるようになるために、薬局を取り巻く環境およびコミュニティーファーマシー(地域薬局)としての薬局の役割や業務内容、医薬分業の意義、薬局経営論などに関する基本的知識を習得し、それらを活用するための基本的技能と態度(コミュニケーション能力を含む)を身につけることを目標とする。
到達目標 Outcomes
1. 薬局の果たすべき役割について説明できる。
2. 医薬分業のしくみと意義を説明できる。 3. 社会保障制度、医療保険制度について説明できる。 4. 保険薬剤師療養担当規則および保険医療養担当規則について概説できる。 5. 調剤事故が発生した際の対応について検討することによって、適切な対応法を身につける。 6. 保険調剤業務の流れについて説明できる。 7. 医薬品の流通のしくみを概説できる。 8. 薬剤師の医療の担い手としての倫理的責任を自覚する。 9. 地域薬局の役割を列挙できる。 10. 薬学的管理の方法について説明できる。 11. 介護保険制度のしくみを説明できる。 12. 医薬分業の現状を概説し、将来像を展望する。 13. 最新の薬剤師業務について概説できる。 14. 医療の担い手として、生涯にわたって自ら学習する大切さを認識する。 卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。 You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments). https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/ 履修上の注意 Course notes prerequisites
薬剤師になるための講義なので、医療の担い手としてふさわしい態度で臨むこと。
SGDを取り入れている講義のため、授業開始時刻に遅れないよう注意すること。 アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/ディベート・ディスカッション Debate/Discussion
-
準備学習・復習 Preparation and review
授業計画欄を参照し、学修簿に記載がある学習時間を満たすように、学生各人で各回の授業前に準備学習(予習)並びに授業後に復習を行うこと。
特に準備学習として教科書の該当ページに目を通してから講義に参加すること。また、授業で配布したプリント等を使用し復習をすること。 成績評価方法 Performance grading policy
・試験: 90%, 授業態度: 10%
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している ・B:到達目標を達成している ・C:到達目標を最低限達成している ・D:到達目標を達成していない ・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している ・S:Achieved outcomes, excellent result ・A:Achieved outcomes, good result ・B:Achieved outcomes ・C:Minimally achieved outcomes ・D:Did not achieve outcomes ・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation 教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
Y
書誌情報 Bibliographic information
-
MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store). https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ 参考書・その他資料 Reference and other materials
LETUSにて講義のハンドアウト資料を配布します。
授業計画 Class plan
この授業を履修する者は、全授業回数(15回)のうち半数(8回)以上の回を対面で受講すること。
第1回 薬剤師の役割[演習(SGD)] 薬局の果たすべき役割について説明できる。 医療の担い手として、生涯にわたって自ら学習する大切さを認識する。 担当教員:鹿村 恵明、中田 亜希子 第2回 保険調剤業務の流れ[講義] 保険調剤の流れに沿って、業務内容を理解する。 担当教員:鹿村 恵明 第3回 調剤報酬のしくみ[講義] 調剤報酬のしくみを理解する。 担当教員:伊集院 一成 第4回 在宅医療、介護報酬のしくみ 多職種連携[講義] 在宅医療における薬剤師の役割を理解する。 介護報酬のしくみを理解する。 多職種連携の必要性と方法を理解する。 担当教員:伊集院 一成 第5回 患者情報の収集と活用[講義] 患者情報の収集と活用方法について理解する。 担当教員:鹿村 恵明 第6回 調剤事故発生時の初期対応[演習(その他)、講義] 調剤事故が発生した際の対応について検討することによって、適切な対応法を身につける。 担当教員:鹿村 恵明 第7回 社会保障制度[講義] 日本の社会保障制度の全体像を理解する。 医療保険制度について説明できる。 担当教員:鹿村 恵明 第8回 最新の薬剤師業務[講義] 最新の薬剤師業務を知ることによって、将来像を展望する。 担当教員:鹿村 恵明 第9回 薬歴の書き方[演習(その他)、講義] 収集した情報から薬物療法の評価と服薬指導の計画の立案をすることができる。 担当教員:鹿村 恵明、中田 亜希子 第10回 学校薬剤師活動[講義] 学校薬剤師の役割を理解する。 担当教員:伊集院 一成 第11回 病院薬剤師業務[講義] 病院薬剤師業務を理解する。 担当教員:中田 亜希子 第12回 病院薬剤師業務とチーム医療[講義] 病院薬剤師業務を理解する。 多職種連携の必要性と方法を理解する。 担当教員:中田 亜希子 第13回 配慮を要する患者への対応[講義] 薬物治療の実践に必要な医療知識を身につける。 担当教員:中田 亜希子 第14回 チーム医療に関する事例検討[演習(その他)、講義] 多職種連携の必要性と方法を理解する。 医療の担い手として、生涯にわたって自ら学習する大切さを認識する。 担当教員:中田 亜希子 第15回 到達度評価試験と解説[試験] これまでの理解度を試験により評価する。 担当教員:鹿村 恵明、伊集院 一成、中田 亜希子 SBOsコード(薬学部薬学科のみ 2023年度以前カリキュラム適用者対象)
第1回
B-3-1-1 B-3-1-2 B-3-1-4 F-1-3-5 第2回 B-3-1-6 F-2-1-1 第3回 F-2-4-7 第4回 E3-2-2-1 E3-2-2-2 E3-2-2-3 E3-2-2-4 第5回 F-2-6-3 第6回 B-3-1-3 B-3-1-7 第7回 B-3-1-5 B-4-2-2 F-5-1-1 F-5-1-2 F-5-1-3 第8回 B-4-2-1 B-4-2-4 第9回 B-4-2-3 第10回 B-4-2-5 F-4-2-1 F-4-2-2 第11回 F-1-3-1 F-4-1-1 F-3-1-1 F-3-1-3 第12回 F-1-3-2 F-4-1-2 F-3-1-2 第13回 F-1-3-4 F-4-1-3 E3-2-1-1 第14回 F-1-3-3 E3-2-1-2 第15回 学修事項(薬学部薬学科のみ 2024年度以降カリキュラム適用者対象)
B-3-1-1
B-3-1-11 B-3-1-13 B-3-1-2 B-3-1-4 B-3-1-5 B-3-1-6 B-3-1-7 B-3-1-8 B-3-1-9 B-3-2-1 B-3-2-2 B-3-2-3 B-3-2-4 B-3-2-5 B-3-2-6 B-3-2-7 D-1-3-1 D-1-3-2 D-1-3-3 D-1-3-4 F-4-1-6 F-4-2-3 F-3-3-1 F-3-3-2 F-3-3-3 F-3-3-4 F-3-3-5 F-3-3-6 担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
・現職の薬局薬剤師としての勤務実績を活かし、保険調剤の実践について講義する。(現職の薬剤師: 鹿村恵明、伊集院一成)
・現職の薬局経営としての実績を活かし、社会保障制度や薬局経営の現状について講義する。(薬局経営者: 鹿村恵明、伊集院一成) ・病院薬剤師として勤務した実績を活かし、薬局薬剤師や多職種との連携のあり方について講義する。(病院薬剤師勤務経験者: 鹿村恵明、中田亜希子) ・製薬企業に医薬情報担当者として勤務した実績を活かし、薬価基準制度や医薬品の流通について講義する。(MR勤務経験: 鹿村恵明、中田亜希子) ・弁護士としての実績を活かし、調剤事故等に関する実際の判例を基に講義する。(第6回授業講師) ・学校薬剤師としての実績を活かし、様々な学校薬剤師活動の内容について講義する。(伊集院一成) ・理学療法士としての実績を活かし、配慮を要する患者への対応について講義する。(第13回授業講師) 教育用ソフトウェア Educational software
-
-
備考 Remarks
薬学教育モデル・コアカリキュラム(平成25年度改訂版)に対応する項目(SBOs)及び薬学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版)に対応する項目(学修事項)を授業計画欄下部に示す。
なお、各項目に紐づく内容については、以下URL先に示す。 URL:https://tus.box.com/s/ilc2p0ygiyz4ncj23ckp310rmaa0efdk 授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
N
授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
N
|