卒業研究 （理一ＯＫ塚越）

Research for Thesis （理一ＯＫ塚越）

9916838

16UGRES401

塚越　かおり

Kaori Tsukakoshi

2025年度前期、2025年度後期

2025年度

③First semester, Second semester

集中講義

Intensive Course

理学部第一部　応用化学科

Department of Applied Chemistry, Faculty of Science Division Ⅰ

8.0単位

卒業研究（研究指導）

Graduation research(Research Guidance)

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① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

卒業研究の履修を許可された学生は一部化学科、応用化学科及び二部化学科の各研究室に配属され、その研究室の教員の指導の下で、各研究室固有の研究テーマに ついて１年間研究する。各研究室の研究テーマは、前年度末に行う卒業研究ガイダンスの際配布される「卒業研究のしおり」に記載されている。

本学科のディプロマポリシーに定める「化学を基盤として生命に関する諸現象を解明し、諸問題を解決していく基礎的素養をもつこと」を実現するための科目である。

１． 与えられたテーマの中で自ら目標を設定し、その目標を達成するため知識の習得・技術の向上・論理的思考法の構築などに精力的に取り組むことができるようになる。
２． 設定された目標を達成するための実験技術を習得し、データを取得できるようになる。
３． あらゆる職種に必要な企画力や行動力・熱意や意欲の育成に役立てることができるようになる。
４． 研究室内外の人たちと情報を交換し、協力しあいながら研究を進めていく協調性やコミュニケーション能力を習得することができるようになる。

リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます（学部対象）。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​

安全教育に関する講義に出席し、試験に合格することを前提とする。実験を実施するに当たっては、講義で得た知識をもとに、事故を起こすことの無いよう十分に注意すること。

課題に対する作文　Essay／ディベート・ディスカッション　Debate/Discussion／グループワーク　Group work／プレゼンテーション　Presentation／実験　Experiments

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「生化学１」「生化学２」「生化学３」「分子細胞生物学」の講義内容に該当する生物化学全般、特にタンパク質と核酸についての基礎的事項や実験方法について、あらかじめ復習しておくこと。
与えられた文献以外にも関連する文献等を積極的に読み、知識を深めるよう努力すること。

ゼミへの出席とプレゼンテーション、研究室における教職員あるいは学生への態度、
実験に対する取り組み、安全な研究室運営への貢献、研究成果とを合わせて、総合的に評価する。

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

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教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

必要に応じ、研究室活動の中で指定していく。

当研究室は、アプタマー/タンパク質のエンジニアリングと応用を通して新たな生化学研究を拓くことを目指す。既存の生体分子間に存在する生化学に加え、DNA・RNAからなるリガンドであるアプタマーや、遺伝子工学あるいはタンパク質科学的な手法で開発可能な人工タンパク質などの、新規分子の開発をきっかけとして生じる新しい生化学的な機構を研究することで、目標を達成する。応用分野・実施例として、神経変性疾患に係るタンパク質を取り扱う。in vitro実験だけでなく、細胞・動物・ヒト由来組織などを対象とした研究も実施し、生化学分野だけでなく、医学的に意義のある研究成果の導出も目指す。以下４つの研究項目があり、配属学生は１つ以上のテーマに関連する研究を実施する。

（１）アプタマーの探索とその結合メカニズムの解明
（２）アプタマーによるタンパク質機能の制御とその制御メカニズムの解明
（３）微生物由来有用酵素のバイオセンシングへの応用
（４）アプタマー・酵素・抗体を組み合わせた新規センシングシステムの開発


前期前半：
　生化学系実験の実験トレーニングを実施し、基本的な実験手技を身につける。
　また、各々の研究テーマに関連する分野の文献を複数精読し、研究に対するバックグラウンドを理解する。
　指導教官とのディスカッションを通し、実験・研究計画を立案し、予備実験を行うなどして実験の準備を進める。
　研究報告会では、自身の実験・研究計画と予備実験の成果を発表する。

前期後半：
　立案した実験計画に基づき、実験を行う。この際、指導教官とのディスカッションを通して、より自身の実験・研究の理解を深めていく。
　加えて、研究報告会では、自身の実験・研究計画に沿って実験の結果を発表し、次の実験の計画立案に繋げていく。

後期前半：
　引き続き研究計画に基づき実験を進め、得られたデータを評価し、更に実験データを積み重ねていく。
　研究報告会では、自身の実験・研究計画に沿って実験の結果を発表し、自身の実験の計画立案に繋げていく。
　また、ほかの教職員・学生の研究に対して質問や議論をすることで、研究室全体の研究へ貢献する。

後期後半：
　１年間で得られた研究成果をまとめ、研究発表を行うとともに、卒業論文を書いて提出する。
　成果に応じて、学会発表に応募する。対外的な発表に向けた準備を行い、自身の研究の新規性・Significance を伝える発表を実施する。

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