物理化学４Ａ

Physical Chemistry 4A

9916136

16CHPHC301

古海　誓一、石川　孟、湯浅　順平

Junpei Yuasa; Hajime Ishikawa; Seiichi Furumi

2025年度前期

2025年度

①First semester

月曜2限

Monday  2nd Period

理学部第一部　応用化学科

Department of Applied Chemistry, Faculty of Science Division Ⅰ

2.0単位

講義

Lecture

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② [対面]ハイフレックス型授業/ [On-site] Hybrid-Flexible format (must include 50%-or-more classes held on-site)

反応速度論、統計熱理学、固体物理化学について系統的にを学ぶことにある。反応速度論では、反応物が時間に対してどのような依存性をもって消費されていくかを調べる速度論的解析手法について学ぶ。

反応次数や速度定数は実験によってのみ決定できる。これらはあらゆる化学反応のメカニズムを探求する上で重要な手段となる。反応速度論の本質をよく理解し、得られた物理化学的知識と素養、解析手段を研究活動に使えるようにすることを目標とする。

・固体物理現象について理解できる。
・統計熱理学について理解できる。
・物質の化学反応速度論について理解できる。
・反応の動力学について理解できる。

リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます（学部対象）。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​

物理化学１〜３をよく理解しておくこと。微分、積分の基本的な公式について理解しておくこと。授業中の小課題では関数電卓を使うことがあるので、準備し授業に持参すること。

小テストの実施　Quiz type test

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各回の講義内容を1時間程度復習しておくこと。

テストからの評価（70％程度）；授業中の課題や宿題(30％程度)

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

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教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

アトキンス物理化学（上）（下）（東京化学同人）

※ 対面授業を実施する場合、大学に登校して受講することを求める。

1.速度論(1)
　 固有の平均反応速度、反応の瞬間速度など反応速度の種類とその定義について学ぶ。

2.速度論(2)
　 一次反応の積分形速度式および二次反応の積分形速度式について学ぶ。

3.速度論(3)
　 速度定数の温度依存性、素反応、逐次反応について学ぶ。

4.速度論(4)
　 遷移状態理論について学ぶ。

5.速度論(5)
　 実際の反応機構解明の研究を紹介しながら、授業で学んだ速度論がどのように研究と関係するかを学ぶ。

6.固体表面(1)
　 固体表面での吸着などの現象について学習する。

7.固体表面(2)
　 吸着等温式と吸着･脱着の速度について学習する。

8.固体の構造(1)
　 固体の結晶構造を理解する基礎となる結晶格子、逆格子、X線回折について学ぶ(前半)。

9.固体の構造(2)
　 固体の結晶構造を理解する基礎となる結晶格子、逆格子、X線回折について学ぶ(後半)。

10.統計熱力学の基礎(1)
　 固体の性質を理解するために必要なボルツマン分布、フェルミ分布、ボース分布について学ぶ(前半)。

11.統計熱力学の基礎(2)
　 固体の性質を理解するために必要なボルツマン分布、フェルミ分布、ボース分布について学ぶ(後半)。

12.固体の性質(1)
　 固体の結合、電気的な性質や磁気的性質の基礎を学ぶ(前半)。

13.固体の性質(2)
　 固体の結合、電気的な性質や磁気的性質の基礎を学ぶ(後半)。

14.固体の研究
　 実際の固体化学の研究を紹介しながら、授業で学んだことがどのように研究と関係するかを学ぶ。

15.総括と到達度評価　対面授業
　 本科目の総括を行うとともに内容の到達度（達成度、修得度）を確認する。

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Discovery Studio, Materials Studio／-

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