シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
力学1演習A B組
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Mechanics 1, Problem Solving A
授業コード Class code
9915R1C
科目番号 Course number
15PHMEC103

教員名
小内 貴祥、伊藤 哲明
Instructor
Tetsuaki Itou, Takayoshi Kouchi

開講年度学期
2025年度前期
Year
2025年度
Semester
①First semester
曜日時限
金曜3限
Class hours
Friday 3rd period

開講学科・専攻 Department
理学部第一部 応用物理学科

Department of Applied Physics, Faculty of Science Division Ⅰ
単位数 Course credit
1.0単位
授業の方法 Teaching method
演習

Seminar
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
力学1は様々な運動を力学の3法則から理解するのが目標である。力学1演習Aは「力学1」で学んだ緒概念の理解を深めるために、自ら手を動かし問題を解くことによって理解することを目標にする。
目的 Objectives
力学1は様々な運動を力学の3法則から理解するのが目標である。力学1演習Aは「力学1」で学んだ緒概念の理解を深めるために、自ら手を動かし問題を解くことによって理解することを目標にする。
到達目標 Outcomes
力学の3法則を理解し、運動方程式から得られる物理現象の概念が問題を解くことによって理解することができる
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
演習は自ら問題を解くことが大切である。必ず予習し、授業に出席すること。力学1の講義で学んだ諸概念を充分に理解すること。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
反転授業 Flipped classroom
-

準備学習・復習 Preparation and review
力学1Aの講義を復習した後に、予習として演習問題を解き、演習授業に臨むこと。
力学1演習Aの復習は演習授業での解答・説明とを十分に復習し演習問題の解答をレポートにまとめ提出する。
成績評価方法 Performance grading policy
到達度評価50%、講義への態度(講義時間内の発表、課題提出など)50%の割合で評価を行う。(比率は目安であり、コロナの状況によっては変更する可能性がある。)
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
1)理工系の基礎 物理学I  (小向得優 等著、丸善出版 )
2)力学 (山本貴博 著、裳華房)

授業計画 Class plan
[]内は準備学習、復習に必要な時間の目安
章立ては指定参考書(理工系の基礎 物理学I )の章立てに対応する。


第1回: 1.1ベクトル
 ベクトルの基礎的な性質を学び、力学1で必要なベクトルの概念を演習問題によって深く理解する
(準備学習) 講義を復習した後に、力学1演習の準備学習として演習問題を解く[3時間]
(復習) 力学1で必要なベクトルを使いこなせるようになる。レポートに演習問題の解答をまとめる[1時間]

第2回: 1.3 微分方程式(1)
線形微分方程式を理解し、線形微分方程式の解法を演習問題によって理解する
(準備学習) 講義を復習した後に、力学1演習の準備学習として演習問題を解く[3時間]
(復習) 線形微分方程式の解を求めることができるようになる。 レポートに演習問題の解答をまとめる[1時間]

第3回: 1.3 微分方程式(2)
線形微分方程式、線形微分方程式の解法を演習問題によってより深く理解する
(準備学習) 講義を復習した後に、力学1演習の準備学習として演習問題を解く[3時間]
(復習) 線形微分方程式の解を求めることができるようになる。 レポートに演習問題の解答をまとめる[1時間]

第4回: 1.3 微分方程式(3)
 非同次線形微分方程式を理解し、非同次線形微分方程式の解法を演習問題によって理解する
(準備学習) 講義を復習した後に、力学1演習の準備学習として演習問題を解く[3時間]
(復習) 非同次線形微分方程式の解を求めることができるようになる。レポートに演習問題の解答をまとめる [1時間]

第5回: 1.3 微分方程式(4)
 非同次線形微分方程式、非同次線形微分方程式の解法を演習問題によってより深く理解する
(準備学習) 講義を復習した後に、力学1演習の準備学習として演習問題を解く[3時間]
(復習) 非同次線形微分方程式の解を求めることができるようになる。レポートに演習問題の解答をまとめる [1時間]

第6回 2.1運動の法則(1)
位置ベクトル、変位ベクトル、速度ベクトル、加速度、慣性の法則、運動方程式、作用・反作用、運動量について演習問題によって深く理解する
(準備学習) 講義を復習した後に、力学1演習の準備学習として演習問題を解く[3時間]
(復習) 運動の法則の概念を理解することができるようになる。レポートに演習問題の解答をまとめる [1時間]

第7回: 2.1運動の法則(2)
抵抗が働く場合の落下運動を演習問題によって深く理解する
(準備学習) 講義を復習した後に、力学1演習の準備学習として演習問題を解く[3時間]
(復習) 重力場で抵抗力が働く場合の質点の運動を、運動方程式から理解することができるようになる。レポートに演習問題の解答をまとめる [1時間]

第8回: 2.1運動の法則(3)
単振動、減衰振動を演習問題によって深く理解する
(準備学習) 講義を復習した後に、力学1演習の準備学習として演習問題を解く[3時間]
(復習) 復元力と抵抗力が働く場合の質点の運動を、運動方程式から理解することができるようになる。レポートに演習問題の解答をまとめる [1時間]

第9回: 2.1運動の法則(4)
減衰が無いときの強制振動、速度に比例する抵抗が働く場合の強制振動を演習問題によって深く理解する
(準備学習) 講義を復習した後に、力学1演習の準備学習として演習問題を解く[3時間]
(復習) 復元力、抵抗力が働く振動の運動に強制力を与えた場合の強制振動を、運動方程式から理解することができるようになる。レポートに演習問題の解答をまとめる [1時間]

第10回: 2.2 保存力と力学的エネルギー(1)
力学エネルギー、保存場、等ポテンシャル面を演習問題によって深く理解する
(準備学習) 講義を復習した後に、力学1演習の準備学習として演習問題を解く[3時間]
(復習) 力学エネルギー、保存場の基本概念を理解し、力が保存力のときの運動を理解することができるようになる。レポートに演習問題の解答をまとめる [1時間]

第11回: 2.3 角運動量、中心力
角運動量、面積積分、中心力を演習問題によって深く理解する
(準備学習) 講義を復習した後に、力学1演習の準備学習として演習問題を解く[3時間]
(復習) 角運動量、面積速度、中心力の基本概念を理解できるようになる。レポートに演習問題の解答をまとめる [1時間]

第12回:3.2 角運動量、慣性モーメント、剛体の運動方程式(1)
剛体の角運動量と慣性モーメント、剛体の運動方程式を演習問題によって理解する
(準備学習) 講義を復習した後に、力学1演習の準備学習として演習問題を解く[3時間]
(復習) 質点の角運動量から剛体の角運動量を慣性モーメントで表されることを理解できるようになる。レポートに演習問題の解答をまとめる [1時間]

第13回:3.2 角運動量、慣性モーメント、剛体の運動方程式(2)
剛体の角運動量と慣性モーメント、剛体の運動方程式を演習問題によってより深く理解する
(準備学習) 講義を復習した後に、力学1演習の準備学習として演習問題を解く[3時間]
(復習) 質点の角運動量から剛体の角運動量を慣性モーメントで表されることをより深く理解できるようになる。レポートに演習問題の解答をまとめる [1時間]

第14回: 3.3 剛体の平面運動(1)
慣性モーメントの具体的計算、剛体の回転運動を演習問題によって深く理解する
(準備学習) 講義を復習した後に、力学1演習の準備学習として演習問題を解く[3時間]
(復習) 慣性主軸まわりの慣性モーメントの基礎概念を理解し、剛体の回転運動を理解できるようになる。レポートに演習問題の解答をまとめる [1時間]

第15回: 到達度評価と解説
これまでの理解度を試験にて評価し、その解説を行う。


担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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